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ネットワーク2016年入社
米澤 早紀Yonezawa Saki
当たり前に「つながる」を
保ち続けることへの喜びと誇り
現在の業務
現在はネットワークオペレーションセンターに勤務しています。友人にも「あの山手線から見える品川の特徴的な形のビルね」と言われます。入社して2年目まで埼玉支店のネットワーク部で、実際に現地に赴き、基地局と呼ばれるお客さまの電波をやり取りする装置の保全や故障修理を担当しており、実際に40メートルの鉄塔にのぼることもありました。現在はその基地局に異常が起きていないかを遠隔で監視をする業務を行っています。
ネットワークオペレーションセンターでは、6日に一度、夜勤があるシフト制で24時間365日、東日本管内のドコモのネットワークを監視しています。勤務中は基本的に、モニターを監視し、異常や故障が起きていないことを確認します。もしも、警告が発生したり、故障が発生した場合は、ネットワークオペレーションセンターから遠隔で操作することも可能なので、ある程度の修理や保全に関してはこちらで行ないます。ただ、それでも直らない場合などは、こちらから管轄区内の保守部門に連絡し、現地に赴き修理を行なうように依頼します。
異常が起きた際に、何がどうなっているかを関連部署に周知するのが20分以内と決められていますので、瞬時に故障かどうかを見極めて対応しなければならず、勤務中は常に緊張感を保って業務に臨んでいます。現地修理が必要な故障の場合も、自分で現場に行くことはできませんので、正確に素早く判断し、情報を共有しています。
猛暑に台風…どうにもならない天候に
迅速な処置とコミュニケーションで立ち向かう!
これまでの業務で、情熱を持って取り組んだこと
昨年の4月に現在のネットワークオペレーションセンターに異動となったのですが、ご存知のように昨年の7月から9月にかけての時期は猛暑が続き、「室温異常」という警報があちこちの基地局から上がってくる状態となり、かなり大変でした。この仕事はやはり、天候に左右されることがすごく多いです。昨年は秋も台風が多くて本当に大変な1年でした。
もちろん、天候自体を私たちがどうにかすることはできませんから、対策を立てて警戒をしつつ、起こったことに対処していくしかありません。私たちは直接現地に行って故障を直すことはできず、保守部門に連絡して修理を依頼することしかできません。時に歯がゆさを感じることもありました。だからこそ、ここで私たちにできることを全力でやるしかありません。全ての対応を終えて、サービスが回復した時は喜びと達成感を感じます。
その中で大切だと感じるのは縦と横のコミュニケーションです。縦のコミュニケーションは、実際に現地に赴き修理される方との電話での連絡ですが、こちらが見ている画面と実際の装置は異なりますので、「この部分ですね」などと常に互いに確認を取り合いながら、齟齬が生まれないようにやりとりをしていくことが大切です。
横のコミュニケーションは、同じセンターで働く人たちとのやり取りです。同じ画面をみんなが見ているので、何か起きた時に「私がやります」ときちんと言わなければ、二重になってしまうかもしれないし、誰もやらないかもしれない。いま、誰が何に対処しているのかをきちんと伝え合うように気を付けています。
どこでもつながるネットワーク
「何も起きない」ことが最大の目標
ドコモCSでのあなたの使命、モチベーション
最初の新人研修の中で、ドコモショップでの勤務があったのですが、ドコモショップに来られたある年配のお客さまから「こないだ山に登った時に携帯電話を持って行ったのだけど、そこで使えて感動したのよ!すごいわね!」と言われました。その時に嬉しい気持ちとともに、どこでもつながるようなネットワークを目指すのが私たちの使命なのだと思いました。
いまの時代、もはやつながることは当たり前であり、つながらない状態になると、お客さまを不安にさせてしまいます。私たちの仕事はその「当たり前」を保ち続けることです。
決して、何かを積み上げていく“プラス”の仕事ではなく、“マイナス”にならない状態を維持していくことが何よりも求められます。「何も起こらない」ということが最大の目標です。だから、ささやかですが自分のシフトが時間通りにきちんと終わった時に、ホッとすると共に喜びを感じています。
普段、電車に乗って携帯電話を見ている人を見かけた際、ふとした瞬間に自分たちの仕事がネットワークの一部を支えているのだなと感じることがあります。夜勤の際は5人体制ですが「5人で東日本全体のネットワークを支えている」と考えると、責任の重さと共に誇りも感じます。
技術知識ゼロでも、丁寧に教えてくれる
「先輩の存在」や「充実した研修制度」が
業務遂行を可能にしてくれた。
メッセージ
とにかく「人」の良さを何より感じる会社です。皆さん、本当に面倒見がいいです。それは入社の面接時の待合室に、常に先輩社員の方がいて、話しかけてくださったときから感じていましたが、入社して改めて感じました。技術に関する知識も経験もない状態で入社した私が、現在のような仕事ができるのは嫌な顔をせずに一から丁寧に教えてくださる先輩の存在や研修制度が整っていたおかげだと思っています。