繊維の奥に残った見えない汚れが雑菌の栄養分となり、においの原因になる事が考えられます。
乾燥運転を行うと、温かくなることでにおいを感じやすくなる場合があります。
においが発生しやすい洗濯物の例として以下のものがあげられます。
設定を以下のように変更してください。
上記のような設定に変えることで、洗剤液に触れる時間を増やし繊維の奥まで吸水させ、汚れを溶かし出します。
排水ホースから下水のにおいが逆流している可能性があります。
乾燥運転中や運転終了後は、自動的に排水トラップに水をためて、排水管からのにおいが上がってくることを防ぐようになってます。
2021年8月以前発売の日立のドラム式洗濯機の乾燥方法は、運転時に発生した熱を回収して乾燥時の温風に再利用する、ヒートリサイクル乾燥方式を採用しています。
この方式は乾燥時に発生した湿気を取り除くために、湿気を含んだ温風を排水口に排気します。
そのため、排水トラップ内にたまっていた水が一時的に無くなってしまうことがあります。
乾燥運転中や運転終了後、自動的に排水トラップに補給水を入れ、におい戻りを防ぐようにしていますが、においが気になる場合は以下をお試しください。
ここに記載されている対処方法のすべてをおこなっても改善しない場合は、お買い上げの販売店もしくは修理相談窓口に点検をご相談ください。
ご注意
乾燥運転中は必ず水栓(蛇口)を開けてください。
水栓(蛇口)を閉めていると、排水トラップに水をためることができなくなり、排水口からにおいが上昇する原因になります。
水栓(蛇口)を閉めたまま運転してしまった場合は、排水トラップに水を約1リットル流すか、「洗い」と「脱水」運転をしてください。
排水ホースに排水トラップカバーをしっかり取り付けることで、排水口から上昇してくるにおいを軽減できます。
設置時に排水トラップカバーがしっかり取り付けられているか、施工業者にご相談ください。
排水ホースや、排水トラップカバーを取り付ける方法は、以下のページを参考にしてください。
「排水ホースを排水口に取り付ける方法を教えてください。」
排水トラップカバーをしっかり取り付けても改善されない場合は、「水冷除湿方式」に設定してください。
*2021年8月以降発売の機種は、すべて「水冷除湿方式」になっており、除湿方式の設定は変更できません。
2021年8月までに発売された機種の乾燥運転時の除湿方式は、以下の2通りの方法があります。
ご注意
空冷除湿方式の場合も水を流しながら乾燥させるため、どちらの設定でも水栓(蛇口)を開けた状態で運転してください。
「水冷除湿方式」に設定する方法
この設定は、電源を切っても維持されます。
もう一度1.から3.の操作をおこなうと、水冷除湿方式から空冷除湿方式に戻すことができ、設定完了の音が「ピッ」と出てお知らせします。
洗濯槽ににおいが残っている場合は、洗濯槽洗浄をおこない、においの元を取り除いてください。洗濯槽洗浄の方法は、以下のページをご確認ください。
「洗濯槽のお手入れ方法(槽洗浄コース)について知りたいです。」
ご注意
参考
ヒートリサイクル乾燥方式について、詳しくは以下のページをご覧ください。
「ヒートリサイクル乾燥方式について知りたいです。(ドラム式)」
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