2012・05・31
バスソルトは、脱法ドラッグの一種。
リラックス効果などを得るために入浴時に浴槽に入れる塩、バスソルトという名目で「Ivory wave」「Blue magic」といった商品名で売られていて、近年欧米で問題になっているのだという。
ちなみに、まだ原因物質がバスソルトだとは確定してはいないものの、薬物問題に詳しい法律事務所によると、日本の合法ハーブ店などでも、バスソルトと同じような成分の薬物が「フレグランスパウダー」として流通しているという。
フレグランスパウダー ドラッグと同じ成分?
人間が生きた人間の顔面を食べるという恐ろしい事件がアメリカ、フロリダ州で発生した。
犯人は近年欧米で問題になっている脱法ドラッグ「バスソルト」を服用していた疑いがあるといい、世界中に「マイアミ・ゾンビ」として衝撃を与えている。
これまでの報道をまとめると2012年5月26日14時頃、フロリダ州マイアミの現地警察に、フリーウェイの脇で、「全裸の男が男性の顔を食べている」という通報があった。
警官の銃撃受けても食べ続け、射殺される
駆けつけた現地警察が男性から離れるように命じたが、男は食べるのを止めなかった。
警察に向かってうなり、銃弾が命中しても男性の顔を食べ続けたという。
警察は少なくとも6発の銃弾を撃ち、男を射殺した。
被害者は現場近くで生活していた65歳のホームレスの男性。
現在病院で治療を受けているが危篤状態だという。
顔面の約75%が失われており、公開されている写真では、顔面の口から上の皮が剥がれて真っ赤になっている。
眼球もむき出しになっており、目蓋も食べられてしまったようだ。
射殺された、ルディ・ユージン容疑者(31)は当初、新種のLSDを過剰摂取していたと見られていたが、現在は「バスソルト(Bathsalt)」と呼ばれる合成覚せい剤が原因の疑いが出ている。
バスソルトは、脱法ドラッグの一種。リラックス効果などを得るために入浴時に浴槽に入れる塩、バスソルトという名目で「Ivory wave」「Blue magic」といった商品名で売られていて、近年欧米で問題になっているのだという。
5/16 マッカーサー高校で12人の生徒と2人の教師に発疹が出て危険物取り扱いチームが出動
5/19 ローダーデール国際空港で職員、乗客含む5人が病院に搬送されるも化学物質は同定できず
5/21 ウェストチェスターで男が18歳の女性の頬にかみついた上に右手をねんざさせて逮捕
5/23 ミネオーラで散布された殺虫剤で体調を崩した小学生を洗浄するために危険物取り扱いチームが出動
5/23 スプリングバレーに住む男がいとこと口論の末、相手の鼻の一部を噛みちぎって逮捕される
5/24 ローダーデールレイク中学校で科学の授業中に生徒と教師に発疹。危険物取り扱いチームが出動
5/25 マイアミ行きの飛行機で24歳のカナダ人男性が暴れて逮捕
5/26 裸の男が被害者の顔を食べて警察官に射殺される(この事件)
5/26 飲酒運転で逮捕されたフロリダ在住の医者が血を吐きながら大暴れ
その気になって見てみたら、まるでゾンビ映画みたいな事件が一つの州で一週間に10件も起きているということだ。たまたまこの事件は「裸の男」「昼間の公道」「人食い」というキャッチーなフレーズで注目を集めたけれど、人知れず人は事故に遭ったり暴力を受けたりしている。
5月29日、加害者と被害者の身元が断定され、CNNは加害者が薬物によって錯乱していたと報じた。男が使っていたのは「バスソルト」という新種のLSDで、摂取すると体温が上昇して非常に攻撃的になる。
つまり暑いから服を脱ぎ捨てるようになり、攻撃的になるから他人を傷つける。
加害者はゾンビではなくて、ただの薬物中毒だったのだ。
「バスソルト」は2010年から流行し始めており、2011年2月にNIH(アメリカ国立衛生研究所)が注意喚起をブログに書くほど。
だから今後も同様の事件が起きる可能性がある。大変なのは警察官や救急隊員だ。
大の男や女が本気で噛みついてくる。
本当のゾンビに襲われるよりもたちが悪い。
だって相手は人間だ。頭を破壊して済むものじゃない。
そして、ただの服用者にしては、死ぬ直前の行動が不可解です。
突然午前2時に家を出て、犯行現場まで3マイル歩いた?
よほど急ぎの用事でもない限り、午前2時に家を出たりはしないでしょう。
それに、どこの段階でドラッグを服用したかも不明です。
途中で服を脱ぎ捨てながら、3マイル歩き、マイアミの非常に目立つ場所で
「偶然に」ホームレスと出会い、襲いかかり、顔に噛みついた。
素っ裸で公道を歩いている時は、職質1つされぬままに。
あまりに出来過ぎたシナリオです。
あたかも、この猟奇的な事件を世間に広めようとしているかのようです。
なぜ警察はすぐに発砲し、犯人を射殺してしまったのか?口封じか?
「銃弾が命中しても、なお顔を食べ続けた」のか、あるいは
「銃弾が命中せず、顔を食べ続けた」のかも曖昧です。
警官が威嚇射撃したのでないならば、銃弾が命中してもなお食い続けたということで
薬物の力により「ゾンビのように」痛みを感じなくなっていた可能性があります。
被害者と加害者、どちらもホームレスであったことも怪しい。
身元が不安定な人間を、人体実験に使っているのではないだろうか?
「ゾンビよりも恐ろしい」「ゾンビはいない」などという論調が見られますが、
「並はずれた力を持つ」「痛みを感じない」「肉をほおばったままうなる」
これらはいわゆるゾンビの特徴として認識されています。
ゾンビの有無は大した問題ではありません。
「ゾンビ並みの恐ろしい生命体が存在し得る」ことが問題です。
そして、ゾンビ兵のリソースとも言える脱法BSドラッグ開発拠点の爆発事件。
これもまた「バイオハザード」のような展開を彷彿とさせます。
バスソルト、米国のコンビニで2000~3000円
口や鼻から摂取し、コカインや覚せい剤を服用したときのような強い興奮や多幸感を味わうことができる。副作用としては血圧と心拍数の上昇、幻覚などがあり、心臓発作で死に至ることもあるという。
http://ameblo.jp/27543150/themeentrylist-10072492757.html
ゾンビネタ一覧
米国ではコンビニエンスストアやガソリンスタンド、インターネットなどで2000~3000円で売られている。州によっては禁止されているが、法の目をかいくぐって入手する麻薬中毒者が絶えないのだという。
マイアミの地元警察は、今回の事件について、自分の服を脱ぎだして凶暴化するという点が、過去のバスソルト関連の事件、事故と似ていると指摘している。
薬で凶暴化した人間が人間の顔面を食べるという、恐ろしい事件は全米を震撼させた。
米メディアは「マイアミ・ゾンビ(Miami zombie)」「ゾンビの黙示録(Zombie apocalypse)」というショッキングな見出しで相次いで報じ、ネットユーザーからは「なんでこんな薬が合法でコンビニなんかで売っているんだ?」といった声が出た。
バスソルトが中国で製造されているという報道もあり、「中国との貿易を停止するべき」というものもある。
日本のネットでも「マイアミ・ゾンビ怖過ぎるわ。バスソルト、ダメ、絶対」といった声がツイッターに出始めている。
ちなみに、まだ原因物質がバスソルトだとは確定してはいないものの、薬物問題に詳しい法律事務所によると、日本の合法ハーブ店などでも、バスソルトと同じような成分の薬物が「フレグランスパウダー」として流通しているという。