私は見てない 派!
アメリカでは2012・06、バスソルトの事件が多数報告された。
マイアミの事件に似た、他人の頬の肉を食べる。というものも起きている。
新たなゾンビ的事件は、2012・06初め、ルイジアナ州ラファエットで起こった。
42歳のカールという男が、バスソルトを使ったあとに隣人を襲い、頬の肉を噛みちぎったのだ。
攻撃された男性は、スズメバチ用のスプレーで応戦し、命は助かった。
マイアミではホームレスの男が、レストランで警察官を食べると脅し、暴れた。
12日には、ニューヨークMunnsvilleでパメラ・マッカーシーという35歳の女性が、バスソルトの影響で3歳の息子を殴った。
そして、裸で通りを走り、近所の人を襲いまくるというゾンビ的行動に。
暴れ回ったあげくに、彼女は飼い犬を絞め殺した…。
その後警察が到着し、スタンガンを打たれ静まったが、後に心臓発作で死亡したという
事件は今のところアメリカ国内で頻発しているが、イギリスにはネットでバスソルト系を簡単に購入できるサイトがあり、アメリカ人もそこから購入している可能性があることがわかった。両国ともにバスソルト系成分の禁止をしているが、国によって内容に微妙な差があるという。
イギリスの人々もそのサイトから購入できるため、イギリスではゾンビ事件の「来襲」を懸念している。
バスソルトとは?
極めて幻覚作用が強く、死をもたらす可能性もある薬物が「バスソルトbath salts(入浴剤)」として米国の多くの州で合法的に販売されており、警察当局や薬物専門家らは強い懸念を表明している。
米ルイジアナ州毒物センターのMark Ryan氏によれば、2011年1月までに、すでに25州から248件以上のバスソルト関連の相談があったという(2010年は年間を通して234件)。
このような製品は、街角の店、トラック・ストップ(※フリーウェイの休憩所)およびインターネットなどで、20ドル(約1,640円)程度で入手することができ、興奮・刺激薬(stimulant)であるメフェドロンmephedroneなど、強い作用をもつさまざまな化学物質を含有しているにもかかわらず、規制対象となっていない。
この「ソルト」は“アイボリーウェーブIvory Wave”や“バニラスカイVanilla Sky”といった優しい響きの名前で販売されており、一般に鼻吸引、煙吸引、静脈注射のほか、水に混ぜて飲料として使用される。
その作用は、LSD、エクスタシー、PCP、コカインおよびメタンフェタミン(meth)などの他の薬物の作用をすべて合わせたような凄まじいものであるとRyan氏はいう。
「混乱した使用者が救急治療室に搬送されると、通常の鎮痛薬を高用量で使用してもコントロールできなく、このような作用が永続的なものである可能性があることも大きな懸念である」と同氏は述べている。
また、使用者自身が極めて不快だと認めるほどの幻覚体験をするにもかかわらず、強い渇望(craving)がみられ、再使用に至ることも多い。
ルイジアナ州ではすでこの製品を禁止する法令を制定し、ヘロインと同じ「スケジュール1」薬物に分類しているが、連邦政府による規制までにはさらに時間を要する可能性がある。
米国麻薬取締局(DEA)のRusty Payne氏は、同製品を取り締まるため12カ月の緊急事態規則(12-month emergency rule)の発令も検討していると述べている。
AP通信によると、ミシシッピー州やケンタッキー州では同製品を禁止する法案の可決が近いというが、「一部では規制をすり抜けて製品を入手する者もみられる」とRyan氏は指摘している。(HealthDay News2012・ 2月4日)
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