社債販売名目で3千万円詐取の疑い 埼玉、男を逮捕
埼玉県警岩槻署は14日までに、架空の社債販売を持ち掛け約3千万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、自称東京都大田区西六郷4、会社員、山本涼容疑者(21)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年4月7日、何者かと共謀し、埼玉県内の80代の無職の男性に「メガソーラーを開発した。近く株式が上場される」などと複数回電話し、転換社債の販売名目で現金約3千万円をだまし取った疑い。
岩槻署によると、「身に覚えがない」と容疑を否認している。山本容疑者と連絡が取れなくなったのを不審に思った男性が同5月、同署に被害届を出した。〔共同〕