現在ウクライナ情勢が正に緊迫しております。
ソ連の崩壊から30余年ですがクリミアの併合が2014年であったことから、少なくとも
このあたり(ソ連崩壊から25年程度)にはロシアは対外戦争への自信を持っていたものと思われます。
(それ以前のチェチェン紛争やグルジアの結果は言わずもがなです。)
少し歴史を遡れば第一次大戦(1914~18年)で敗北したドイツがヒトラー政権の下で再軍備を
行いポーランドに侵攻したのが1939年のことであり、こちらも前体制の崩壊から概ね20年での出来事
となります。
我が国においては式年遷宮のスパンが正にこの20年であります。
個人が赤子から幼年期、思春期そして大人へと成長するこの20年という時間はどうやら文化や体制
国家を計る一つの物差しになるようです。
この要因が何なのかを頭が足らないなりに考えてみると正に「個人の成長」が国家体制を左右していることが
わかります。
例えば前述のロシアですがソ連崩壊直後は乱れた軍紀や旧式化した兵器でどうにもならない状態でした。
軍は横領やいじめが横行し、戦いどころではありません。
もちろん一概には言えない様々な要因がありますがプーチン政権の下、モスクワに溢れたストリートチルドレン
を回収、各地に創設した軍の幼年学校で教育を行い、エリート集団を形成。
それが現在の新生ロシア軍の素地となったことが大きな要因の一つであることは疑いようがありません。
恐らくナチスドイツも似たようなものだったのでしょう。
中国軍なども手法は異なるものの90年代後半から高学歴化を進めています。
何らかの自信を喪失した世代とある意味ではその自信を取り戻す(悪く言えば自信喪失の経緯を知らない世代との入れ替え)には20年という時間が目安となるということです。
反対の見方をすればどのように丹念にこしらえたように見える栄華もこの期間に滅びえます。
我が国においてもバブル崩壊、その後の各種競争分野での国際的敗北、現在蔓延する「もう何をやってもダメだ」というような敗北主義的、えん戦気分とでも言っていい空気は概ね2010年代に出来上がったように思います。
※私個人としては敗戦以来日本はどの分野でも勝利などしていないし繁栄もしてこなかったと考えています。
(「国家」そのものが敗戦論理を前提として存在するのだから当たり前です。)
「やり方」は様々ありますが「私の次の20年」は真の勝利と繁栄に向けたものでありたいですね。
20年という時間
2022年2月13日