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高市経済安保相が謎のドタキャン 引き継ぎ式中止、内閣府あいさつ式も欠席

[ 2022年8月13日 05:30 ]

臨時閣議に臨む(左から)林外相、岸田首相、高市経済安保相
Photo By 共同

 第2次岸田改造内閣が12日、本格始動する中、自民党政調会長から再入閣を果たした高市早苗経済安全保障担当相が、前大臣からの引き継ぎ式を中止し、内閣府職員へのあいさつ式も欠席した。詳細な理由は不明。

 内閣府特命担当相として、知的財産戦略も担う高市氏。引き継ぎ式は、同戦略を担当していた若宮健嗣前万博担当相からは午後2時5分、小林鷹之前経済安全保障担当相からは同40分にそれぞれ予定されていた。内閣府職員へのあいさつ式は同5時からだった。

 内閣府によると、この日午前、高市氏サイドから「大臣の都合で取りやめます」と連絡が入った。後日改めて行うかどうかは未定。高市氏は午後1時過ぎに6分間開催された臨時閣議には出席した。

 中止などの詳細な理由は不明。自民党関係者は「辞めた人(前大臣)を再び役所に来させたり、職員を立たせて待たせるのは嫌だったのだろう。相手にも悪い」と話した。しかし、前日までに連絡を入れておけばよい話で、永田町や霞が関では「体調が悪化したのではないか」などと勘繰る声が飛び交った。

 内閣改造は当初、9月前半に行われるとみられていた。内閣府関係者は「それだけに、お盆の時期に夏休みを入れた霞が関官僚は多いだろう」と指摘。「大臣へのレクチャーや引き継ぎ式の準備、あいさつ式出席などの業務が発生し、夏休みを飛ばした人がどれだけいることか」と話し、岸田文雄首相の前倒し判断への恨み節とともに、ドタキャンに対する明確な説明がない高市氏サイドに対する不信感をにじませた。

 萩生田光一前経済産業相の政調会長起用案が早々と報じられ、処遇が注目された高市氏の再入閣。党内保守派への首相の配慮とともに、参院選で比例議席を減らした一因とされる保守層の自民離れを危惧した人事などと指摘されている。

 高市氏の閣僚応接室での席次はNo・2とされる首相の左隣。改造前には同じく総裁選を戦った野田聖子前女性活躍担当相が座っていたが、これも保守層へのアピールとの見方がされている。首相不在時の臨時代理は松野博一官房長官に次ぐ第2位に指定されている。

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