コードギアスR2 after story   作:アンサラ

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第40話

少し時間が経った後、黒の騎士団が到着したので、その場を星刻に任せ、神根島に機体を着陸させてルルーシュとC.C.は、フレイヤに飲み込まれた後に何があったのかを、話していた。

 

「ユフィ達が…」

「3人のおかげで、俺とC.C.、そしてC.C.のお腹の中にいる子供が助かったんだ」

「今は、Cの世界から私達を見守ってくれているよ」

 

ルルーシュとC.C.の話を聞いたスザクは、ありがとう、ユフィ…。それに、シャーリー、ロロも…。と心の中で感謝した。

 

「それで、ルルーシュ達はこれからどうするの?」

「俺は斑鳩に乗れないからな。オレンジ農園に帰るさ」

「今はあそこが、私とルルーシュの帰る場所だからな」

 

カレンの質問に、ルルーシュとC.C.はそう答えた。

 

「そういえば、神楽耶から連絡があったよ。「''ゼロ''から連絡があれば、オレンジ農園に向かう機体は見逃します。…本当に、申し訳ございません。日本があなた方2人に、とんでもない迷惑をかけてしまって…」だって。神楽耶は気づいてたみたいだね」

「そうか…。スザク、神楽耶にお礼を言っておいてくれ」

「わかったよ。カレン、君はルルーシュ達と一緒に、オレンジ農園へついて行ってくれ」

「それはいいけど、私もここに残って、後処理をしなくていいの?」

「いいんだ。それよりもお願いがあるからね」

「お願い?」

 

スザクのお願いがあるという言葉に、カレンは首を傾げる。

 

「君には、ルルーシュとC.C.の騎士になってほしい」

「……え?」

 

その言葉に、カレン、ルルーシュ、C.C.が驚く。

 

「…なんで?ルルーシュの騎士は、貴方じゃないの?あと私は、黒の騎士団に所属してるのよ?」

「黒の騎士団に関しては任せるよ。辞めるのもよし、そのまま所属するのもよし、君次第だ。それに僕は''ブリタニア帝国第99代皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア''の騎士であって、''ルルーシュ''の騎士じゃないし、そもそも、C.C.の騎士じゃないからね。それと僕は今、ゼロで、''枢木スザク''はもうこの世にいない。だから君に頼みたいんだ」

「ジェレミアさんとアーニャがいるじゃない」

「彼らもルルーシュとC.C.の騎士だけど、この先、何があるかわからないからね」

「……私には無理よ。私は、ルルーシュとC.C.を2回も裏切ってしまってるんだから。もう裏切る気はないし、2人の為に何でもしていくつもりだけど、前科があるから…」

「俺は別に大丈夫だが、C.C.はどうだ?」

「私も問題ないぞ?」

 

そう言ってカレンは断ろうとするが、ルルーシュとC.C.が了承した。

 

「2人とも…」

「前にも言ったが、俺は何とも思ってないし、カレンは俺たちの為に頑張っているじゃないか」

「そうだな。…お腹の子が大きくなったら、また旅に出る事になるが、それまではよろしく頼むよ。私達を…''友達''を助けると思って、な?」

「!!」

 

苦笑いを浮かべながら言うルルーシュとC.C.を、カレンは驚いた表情で見て、次第に涙を流していく。

 

「ありがとうっ…!!如何なる時も、あなた達を守り抜くと誓いますっ!我が主、そして、私の大切な友達、ルルーシュ、C.C.っ…!!」

 

 

カレンは泣きながら跪き、そう宣言した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからルルーシュ達はオレンジ農園へ、スザクは黒の騎士団に合流する為に移動しようとしていた。

 

「僕はこれから黒の騎士団に合流して、後処理をする。その後、神楽耶と会談をして、ブリタニアに戻るよ」

「そうか。…世話になったな」

「…ルルーシュ、C.C.、この先、何があっても、無茶はしないでよ?君たちは、すぐ無茶をするから」

「安心しろ。俺はもう無茶をするつもりはない。当分の間は、オレンジ農園で、皆とのんびり過ごしてるさ」

「私も無茶をする気はない。幸せに過ごせれば、それでいいからな」

「そっか。…それじゃ、またね」

「あぁ。元気でな、スザク」

 

そうして、スザクは黒の騎士団と合流する為、ルルーシュ達はオレンジ農園へと帰る為に機体に乗り、それぞれの目的地へと向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレンジ農園へと帰ってる途中、ルルーシュはC.C.に話しかけた。

 

「C.C.」

「なんだ?」

「ギアスを巡る争いが、これが最後だといいな」

「…あぁ。人は、ギアスに頼らなくても、全員がそうとは言わないが、努力すれば自身の願いを叶える事が出来るし、使い方次第では人を助ける事も出来る。…散々人を不幸にしてきた私や、ギアスを使って、世界を手に入れたお前が言えた事では無いがな」

 

そう言ってルルーシュとC.C.は、苦笑いを浮かべた。

 

「私はもう、誰かと契約する気はないし、お前も、誰かと契約する気はなく、私達はコードを押し付けるつもりもない。…これから先、私達以外にコード保有者がいなければ、新たな契約者が生まれる事はないはずだ。…これでいいのかもな」

「ギアスという力の存在を否定する気はないが、人には不要な力であることには変わりない。新たに契約者が現れない限り、ギアスはこのまま時代に残され、そして消えていく。これでいいんだ」

「ルルーシュ。まだ先の話になるが、世界をもう一度旅をした後、人目のつかない所で、しばらくの間、2人でひっそりと暮らそう。ギアスが、皆の記憶から消えるまで…」

「…そうだな。まぁ、当分の間は、皆とオレンジ農園で、賑やかに過ごそうか」

 

 

 

 

そうして、ルルーシュ達はオレンジ農園へと帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 


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