海に遺骨を撒いた93才で亡くなった私のおじいさんの話。
おじいさんから聞いた
伝説の話があります。
昔、映画館に行ったときに
歩いていたら目の前から
『さすがのワシも勝てない』と思うほどの
イケメンが目の前から自分のほうに向かって歩いてきたのだそう
『…負けた』
と思いよーーく見たら
目の前には鏡があり
そのイケメンの正体は
鏡に反射して写っていた
自分だったのだそう。
その話をするおじいさんの目、
本気の目をしていました。
お盆のとき、その話で持ちきりでした。
亡くなっても尚、伝説の話として受け継がれております