電動井戸ポンプの仕組みを専門業者が徹底解説|深井戸ポンプ(ジェット)編

井戸ポンプの仕組みを専門業者が徹底解説|深井戸ポンプ(ジェット)編
  • これから井戸ポンプを自宅に設置したいと思っている。
  • 自宅の井戸ポンプが古くなってきたから、新しくしたいけど使っている井戸の種類がよくわからない。
  • 井戸ポンプについて、簡単に知りたい

などなど。。。

『そんなアナタに向けて、この記事では深井戸ポンプの仕組みについてご紹介していきます。』

(投稿:2019/09/05)

(追記:2021/09/03)

井戸ポンプの種類

ご家庭に設置する、電動井戸ポンプには下記の3種類があります。

・浅井戸ポンプ

・ジェット式深井戸ポンプ

・深井戸水中ポンプ

浅井戸ポンプ

浅井戸ポンプとは、管内を真空にして吸い上げるポンプの事を言います。

真空にして吸い上げる仕組みのため、対応できる範囲も限界があるんですね。

そのため、浅井戸ポンプで対応できる深さは7~8m程度になります。

ジェット式深井戸ポンプ

ポンプの種類では、浅井戸ポンプでは汲み上げることのできない深さに対応しているポンプを深井戸ポンプと呼びます。

ジェット式深井戸ポンプでは、井戸の深さが8m~20m位までが対応範囲なんですね。

その範囲内であれば、水を汲み上げる事が可能になります。

深井戸水中ポンプ

ジェット式の深井戸ポンプより、さらに深い深度にも対応しているのが深井戸水中ポンプ。

ジェット式は井戸水を吸い上げる仕組みですが、水中ポンプは水を押し上げて吐水される仕組みになっています。

深度300mほどでも、しっかりとした水量を押し上げてくれます。

『今回はこの3種類の中から、ジェット式の深井戸ポンプについて詳しく解説していきます。』

ジェット式深井戸ポンプの特徴

現在のジェット式深井戸ポンプの機種は”インバータポンプ”というものがあり、従来のポンプより約2分の1ほど動作音が静かになっています。

さらに、ポンプ本体が小型化されており節電効果も◎

深井戸ポンプ

また、ジェット式深井戸ポンプは、井戸部分に圧送管と吸込管2本挿管されているのが特徴です。

ポイント

浅井戸と深井戸水中ポンプは、井戸内に入っているパイプが1本になります。

『ジェット式深井戸ポンプは、井戸の横に据え付ける事が一般的です。』

深井戸ポンプの仕組み

ポンプから吸うだけ(管内を真空にする)では、井戸水を約10mよりも高い位置まで汲み上げる事はできません。

水面がその吸上可能高さよりも深くある場合、吸上可能な高さまでなんらかの補助が必要になるんですね。

その補助をするのが、”ジェット”という部品になります。

新しいジェット

ジェット

深井戸ポンプには、水を送る側と吸い込む側二つの配管が繋がっていて、吸込管の先端にジェットが取り付けられています。

ジェットが吸込管を使って、ポンプへと井戸水を送ります。

そして、ポンプに送り込まれた水が今度は圧送管に送られジェットへと押し戻されて、またポンプに送られ…というように循環させています。

ジェット

吸込管

ポンプ

圧送管

ジェット(以下繰り返し)

という流れになります。

圧送しながら同時に吸い込み、水を二つの管の中で循環させながら少しずつ水を吸い上げていきます。

配管内に常に水が満たされている事で、揚水作用が働き水が吸い上げられる仕組みです。

吸い上げた水が配管から流れ出ないようジェットには逆止弁が付いていて、配管から水が漏れ出るのを防ぐ役割をしています。

ジェットに逆止弁があるおかげで、配管内部に水が満たされた状態をキープ。

逆止弁が壊れてしまうと、パイプの中を循環している井戸水が漏れ出てパイプ内の水がなくなってしまいます。

すると、水を循環しながら吸い上げる事が出来なくなり、ポンプが空回りしポンプまで壊れてしまうんですね。

『”ジェットが壊れた”ということを、一般的には逆止弁が壊れた事をさします。』

深井戸ポンプ本体とジェットは同時に交換

さて、深井戸ポンプの仕組みはわかりましたか?

仕組みが分かった方は、深井戸ポンプが故障してしまった場合《井戸ポンプ本体だけ交換すれば大丈夫!》というわけではないことが、理解できたのではないでしょうか?

井戸ポンプを交換する際、深井戸の場合はジェットも同時に交換しておかないと、井戸ポンプで不具合が発生したとしても保証が適用されません。

『水が出なくなった!』

『井戸ポンプが壊れたんだ!』

と思って井戸ポンプ本体だけを交換しても、水を汲み上げられなくなった原因がジェットにある場合、井戸ポンプだけが新しくなっても水を汲み上げる事はできません。

また、深井戸ポンプを交換する場合、メーカーや機種に適合したジェットを取り付けないと、トラブルが発生する恐れがあるため要注意⚠

『耐用年数などを考慮した上でも、本体とジェットを同時に交換する事が基本となります。』

参考までに交換の施工事例も上げておきますので、こちらもよろしければ見ていただければと思います。

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