吉村知事もろくなもんじゃ…国会議員批判よりやるべきこと
さらに昨年10月には、府内の新型コロナの新規感染者が増加傾向に転じ始めたにもかかわらず、日本維新の会代表である大阪市の松井市長(57)と一緒に旗振り役を務めた「大阪市廃止」の賛否を巡る住民投票を強行し、一部の府民から反発の声が上がった。
他にも失言や暴言などを挙げればキリがない。国会議員と同じ政治家としてみた場合、吉村知事も決して胸を張れるほど仕事はしていないだろう。
しかも、吉村知事や松井市長が関わる「維新」絡みの政治家は醜聞ばかりだ。
市役所に家庭用サウナなど私物を大量に持ち込んだり、タクシーチケットを私用で使ったりして、市議会の百条委員会で証人喚問された大阪・池田市の冨田裕樹市長(44)は元大阪維新の会顧問。愛知県の大村秀章知事(61)のリコール運動を巡る偽造署名問題で、リコールの会の事務局長を務めた田中孝博事務局長(58)は維新の愛知県第5選挙区支部長だった(2月末に支部長を辞任)。
日刊ゲンダイ本紙で「大阪都構想のまやかし」を連載した在阪ジャーナリストの吉富有治氏がこう言う。