SUMMARY OF PRELIMINARY FINDINGS Working Group for COVID Vaccine Analysis
多数の異物が接種者「全員」の血液サンプルから見出される
最近、ドイツの「コロナワクチン分析ワーキング・グループ」という団体が、ワクチンそのものの内容と、ワクチン接種者の「血液サンプル」を詳細に分析し、未接種者の血液と比較した資料が発表されていました。
資料自体は以下にあります。70ページある PDF 書類です。
予備調査結果の概要、 Covid ワクチン分析ワーキング グループ
SUMMARY OF PRELIMINARY FINDINGS Working Group for COVID Vaccine Analysis
この資料によると、この調査結果を、ドイツのすべての連邦議会議員、そして、ドイツの各当局者と各メディア担当者たち総計 4000人に送付したと書かれています。
コロナワクチン分析ワーキング・グループというのは、資料によると、以下のようなグループです。
「予備調査結果の概要」より
私たちは国際的にネットワーク化されたワーキング・グループであり、60人を超える医師、医学者、薬剤師、科学者、数学者、代替医療従事者、弁護士、そしてジャーナリストからなるコアチームを擁している。
私たちが持つスキルと技術的専門知識をプールして、これまで人類に対して行われた最大の実験であると確信しているものに光を当てる試みをおこなった。
地球の科学と医学の歴史の中で、これほど人類全体の、ほぼすべての人種に対しておこなわれた医学実験は存在しない。
国会議員などにこれを送った意味としては、「調査の結果から、ただちにワクチン接種を停止しなければならない」という結論に達したためと書かれてあります。
この書類を少しご紹介したいと思います。
あくまで予備的な調査としていますが、以下の結論が見出されています。
分析ワーキング・グループの予備調査の結論
1. コロナワクチンのすべてのサンプルで例外なく有毒物質が検出された。
2. ワクチン接種を受けたすべての人の血液サンプルは、顕著な変化を示していた。
3. 脂質ナノ粒子のエンベロープの安定性が高いほど、ワクチンの副作用がより頻繁に発生する。
この「3」の「脂質ナノ粒子のエンベロープの安定性が高いほど」という意味は、mRNA をくるんで送達するもの(ファイザーならポリエチレングリコール)に、
・安定性の高いもの
と
・安定性の低いもの
が見出されたということで、「安定性の高い」ものほどスパイクタンパク質をより正確に作り出すということであり、「安定性の低いもの」では、あまりスパイクタンパク質は作られないと。
つまり、
「製品によってバラツキがある」
ことが、今回の分析によっても示されたことになります。
このこと、つまり、ファイザー社のコロナワクチンが、ロットごとに「正常な mRNA の含有量が異なる (結果としてスパイクタンパク質の生成量が異なる)」ということは、かなり以前からわかっていました。
以下のおおむね 1年前の記事に、医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル (BMJ)で問題が指摘された部分を記事としたものを取りあげています。
[記事] 不完全なmRNAから成る水ワクチンの探究でロシアンルーレットに勝つ消極的な方法
In Deep 2021年8月7日
そして、この今回のドイツの調査で興味深かったのは、接種者の血液サンプルから「非常に多くの金属元素が検出された」ことでした。
検出されたのは、セシウム(Cs)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、バリウム(Ba)、コバルト(Co)、鉄(Fe)、クロム(Cr)、チタン(Ti)、セリウム(Ce)、ガドリニウム(Gd)、アルミニウム (Al)、シリコン(Si)、硫黄(S) などです。
そのドイツの予備調査の結果の要点をご紹介させていただこうと思いますが、ただ、この調査資料には「大きな問題がある」ことは読んですぐに思いました。
この調査では、
「接種者と未接種者の血液サンプルの暗視野検鏡での分析の比較」
を行っており、未接種者の血液サンプルについては、2001年以来 12年間おこなわれてきた約 1万人の血液サンプルの結果が使われていて、未接種者の血液サンプルのほうは数も種類も完全なものです。
そして、ワクチン接種者のほうの血液サンプルは 48人分と書かれています。
それはいいのですが、
・その 48人が異なる国や地域の人なのかどうかがわからない
・何より「接種時期」に言及されていない
のです。
たとえば、ワクチン接種から数ヶ月などの長い時間が経っていた後に、先ほどのような金属元素などの異物が血中から見つかったのか、それとも、「接種直後なのか」では、まあ、どちらも良くないこととはいえ、多少意味が異なる気がします。
その接種者 48人の接種時期は書いてほしかったと思います。70ページある長い資料ですので、見落としているのかもしれないですが、昨日から 2回読んだ限りでは見当たりませんでした。
それでも、参考にはなる書類です。
何より「接種者と未接種者の血液の組成が異なっていた」ことは事実ですので、興味深いです。
組成というか、写真を見る限り、不純物が多すぎる感じです。
この血液の比較は、訓練された人工知能 (AI)によっておこなわれており、研究者グループによれば、信頼度は、98%から 100%の間としています。
なお、ここで撮影に使われていた「暗視野検鏡」というのは、Wikipedia によれば、
> 顕微鏡を用いた観察において、観察試料による散乱光を観察することにより、高コントラスト・超微細構造の観察を行う技術のこと。
とのことだそうです。
まずは、血液サンプルの比較をここからご紹介します。
なお、この記事に限らず、In Deep のすべての記事や、そこにある翻訳した資料やデータは、すべてが転載 OK で、また、ブログ記事の出典の記載もリンクもしなくて大丈夫です。
こんな、たまに「悪魔」とかいう単語も出てくる怪しいブログが出典だとすると、むしろ信用しない方々も多いと思いますので(実際は、悪魔が本題ですが)、このブログの存在そのものは無視してくださって結構です。松葉茶とかも出てきますし(松葉は別に怪しくないだろ)。
記事や文章も同様です。出典元のこのブログ名の明記もリンクも必要ありません(リンク先の論文などの公的資料等はリンクされたほうがいいと思います)。あるいは、翻訳記事なども「ご自身で書いた記事」として In Deep の記事をそのまま載せて構いません。「真似したのは In Deep のほうだ」と書いて下さってもいいです(笑)。
今は戦時であり非常時ですので、誰が書いたとか、そんなことはどうでもいいのです。
子どもに危機が拡大する前に多くの方が存じたほうがいいようなことは広まったほうがいいのです。
あまりにも多くの異物
私たち一般人が血液サンプル画像を見ても、違いはわかりにくいのですが、まずは以下は通常(未接種)の血液サンプルの例です。
ワクチン接種を受けていない被験者の血液
比較的均一な形状の赤血球 (a /全体にあるもの)と、 2つの好中球(b)、白血球(c) 。
簡単にいえば、通常の血液には、上のような赤血球とか白血球以外の「異物は基本的には見られない」ということになりそうです。
それで、ワクチンを接種した人たちの血液サンプルには、以下のような「異物としての結晶」が「すべてのサンプル」で見つかったとあります。
この資料には、これらの結晶が、
「赤血球の細胞膜に変形を起こしている」
「微細な血管 (40マイクロメートル以下)で血栓を起こす様子が見られる」
「赤血球の崩壊過程が見られる」
等と書かれてあります。
1マイクロメートル (μm)は、1ミリの 1000分の 1ですから、ここに出てくる血管とは、非常に微細な血管のことです。
以下も、同様にワクチン接種者の血液サンプルです。
こちらは形状が怪しい雰囲気になっていますが、血液成分とは関係ないであろうことは何となくわかります。
写真は他にも多数あり、すべて載せるのは難しいですが、それらの異物が「メーカーによって見つかる異物のタイプが異なる」ことが記載されています。
しかし、これらが「本当にワクチン由来かどうかわからない」部分はあります。まあ、現代の社会というのは、通常のさまざまなワクチン接種での送達剤とか、MRI などの造影剤とか、いろいろなものが血中に入りますので、わりと不純物が血液に入りこみやすい時代ではあります。
そこで、ワクチンそのものを分析した画像から得られた異物と、接種者の血液サンプルに見出されたものが一致するかどうかを調べました。
少なくとも、ファイザー社については、一部の異物が一致したようです。
ファイザー社ワクチン接種者の血液とワクチン自体に見出された異物の比較
不思議な形状をしたものです。
さらに、「血液中から検出された金属元素の一覧」が載せられています。
接種者の血液サンプルから検出された金属元素
• アルカリ金属: セシウム(Cs)、カリウム(K)
• アルカリ土類金属: カルシウム(Ca)、バリウム(Ba)
• 遷移金属: コバルト(Co)、鉄(Fe)、クロム(Cr)、チタン(Ti)
• 希土類金属: セリウム(Ce)、ガドリニウム(Gd)
• 鉱業グループ/金属: アルミニウム (Al)
• 炭素グループ: シリコン(Si)
• 酸素グループ: 硫黄(S)
金属はともかくとして、もともと、日本で展開されたすべてのコロナワクチンに「不純物」が検出されていることは、厚生労働省の特例承認書にも書かれています。
ファイザー社の特例承認種は、以下の記事で、比較的詳しく取りあげています。
[記事] 厚生労働省の医薬品部局による「コロナワクチン特例承認」書類で知る「闇」(というか本当に黒い部分が多いので)…
In Deep 2021年6月22日
ちなみに、これらの記事でリンクしていた「厚生労働省の特例承認書そのもの」は、今は該当ページにはありません。
「お探しのページまたはファイルが見つかりません」 (pmda.go.jp)
となっており消えていました。
今どこにあるのかもわからないですので、以下にアップしておきます。
コミナティ筋注 審議結果報告書 (2021年2月12日)
この厚生労働省の特例承認書 5ページに以下のようにあります。
コミナティ筋注 特例承認書より
2.1.5.3 製造工程由来不純物
製造工程由来不純物は、鋳型 DNA、 工程由来不純物A 、工程由来不純物B、ATP、CTP、GTP、m1ΨTP、 、工程由来不純物D 、工程由来不純物E 、酢酸マグネシウム、塩化カルシウム、硫酸アンモニウム、Triton X-100、トリス塩酸緩衝液、グリセロール、塩化ナトリウム、塩化カリウム、工程由来不純物F、 及び工程由来不純物Hとされた。
残存鋳型 DNA は、原薬の規格及び試験方法により適切に管理されている。 工程由来不純物A及び工程由来不純物Bは、製造工程において十分に除去されることが確認されている。
また、ATP、CTP、工程由来不純物C、GTP、m1ΨTP、(解読不能)、工程由来不純物D 、工程由来不純物E 、酢酸マグネシウム、塩化カルシウム、硫酸アンモニウム、Triton X-100、トリス塩酸緩衝液、グリセロール、塩化ナトリウム、塩化カリウム、 工程由来不純物F、工程由来不純物G、及び 工程由来不純物Hは、精製工程で不純物を除去できないと仮定しても、本剤の接種量に対して安全性に問題がない量であることが確認されている。
鋳型 DNAが不純物として検出されるとか、結構いろいろなものが不純物として確認されていたわけですが、これだけさまざまな不純物が確認された上で、厚生労働省の担当部局は、
「不純物を除去できないと仮定しても、安全性に問題がない量」
と、承認を出しています。
不純物に関しては、モデルナもアストラゼネカもおおむね同じようなものです。
モデルナ社の特例承認書を取りあげた記事はこちらで、アストラゼネカ社はこちらにあります。
話を先ほどのドイツの資料に戻しますが、ちなみに、ドイツの分析グループは、検出された金属元素のすべてが健康に問題がある可能性があるとしています。
次に、ワクチン mRNA の安定性についてですが、これはちょっとわからない部分もありますので、ページをそのまま翻訳します。
mRNAワクチンにおけるPEG - 脂質鎖の長さおよびワクチン損傷頻度のスペクトルにおける均一性および不均一性
mRNA が細胞に入るには保護エンベロープが必要だ。この保護エンベロープはナノ脂質で構成されている。ナノ脂質は、ポリエチレングリコール (PEG) の層によって安定化されている。 PEG は、異なる長さの鎖から形成される。 mRNAを保護するナノ脂質粒子の構造を図 1 (下)に模式的に示す。
正常なナノ粒子 (PEG)の構造
図 1: 内側に mRNA を持つ典型的なナノ脂質粒子の概略構造。
このシェルは、体自身の防御メカニズムを通じて mRNAを腐敗や劣化から保護し、mRNAが体細胞に導入されて細胞機能を再プログラムし、スパイクタンパク質を生成できるようにするが、PEG は、アレルギーを引き起こす可能性がある。PEGは、広く使用されているにもかかわらず、疑わしいカチオン性リポソームナノ粒子の毒性研究はこれまで実施されていない。外側の波状のカールは鎖を示している。
飛行時間型質量分析 (TOF-MS) を使用して PEG を検出すると、その鎖長を測定することができる。
この目的のために、サンプルの断片はレーザービームによって分離され、イオン化され、電子ミラーで偏向される(略)……これらのスペクトルは、異なるロットについて記録された。 ここで PEG 質量の異なる分布パターンが見つかった。これは、ロットによる品質の違いを示していると解釈することもできる。
観察に基づいて、PEGの品質がワクチンの機能に長期的な影響を与えると推測できる。したがって、質量スペクトルが非常に広く鎖が長いバッチでは、mRNA の保護効果が低くなる。その場合、ナノ脂質はより不安定であり、細胞に浸透する前に早期に崩壊する可能性があるため、mRNA が細胞外に放出される。
その後、自己加水分解と酵素プロセスによって mRNA が破壊され、最終的にその遺伝子機能が中和される。
ファイザー社ワクチンの 1,000倍の倍率での脂質結晶粒子。
いくつかの結晶は、赤血球のサイズ範囲 (Ø 7-8 μm)よりも大きいものもある。
欠陥のあるナノ粒子の構造
内部に mRNAを有する欠陥ナノ脂質粒子の模式的構造。 このシェルは、mRNA を腐敗から安全に保護することはできない。
mRNAは逃げることができ、スパイクタンパク質の産生を誘導する前に、その不安定性のために急速に破壊される。
ここまでです。
このポリエチレングリコールの「安定性」にバラつきがあり、そのため、副作用の多いロット、副作用の少ないロットが見られるのかもしれません。接種初期の日本でのワクチンロットによる副作用の差異は、大ざっぱな集計ですが、こちらの過去記事でおこなったことがあります。
この他、このドイツの資料は、AI を用いた比較の方法などを記していますが、ともあれ、この調査では、
「接種者の血液は全員で変化していた」
ということが示されたわけです。
しかし、最初に書きましたように「接種時期」が明記されていないですので、このような異物が長期間にわたって体内に残るものかどうかはわかりません。
普通に考えれば、異物の排出機能のある臓器や器官では、時間と共に排出されるとは思うのですが、脳や各部の微細な血管など、排出機能のなさそうな部位では残る可能性はあるのかもしれません。
また、ポリエチレングリコールは、血液脳関門を突破して脳に入りますが、同じように血液脳関門を突破するような金属元素(先ほどだと、MRI で造影剤として使われるカドリニウムなど)は、同じように脳に入り残留するかもしれません。日本語の論文「 MRI 造影剤の脳内残留」などにあります。
また、ポリエチレングリコールなどの脂質ナノ粒子がどのように各部位に影響を与えるかは、アストラゼネカ社のコロナワクチンで使われている「ポリソルベート80」という物質(子宮頸がんワクチンにも使われています)について以下の記事で書いたことがあります。
[記事] 「脳と生殖機能を破壊せよ」 : 青空の実験室と課した地球の中でポリソルベート80を調べる
In Deep 2021年3月7日
そんなわけで、ドイツでの調査をご紹介させていただきました。
ただ、この分析では、金属元素などの検出についてが多く書かれていますが、この研究者たちも書いているように、やはり、「ワクチンの性質の本幕はスパイクタンパク質」です。無機物ではなく、スパイクタンパク質という「生きている人工物質」のほうがややこわいです。
基本的にスパイクタンパク質に影響の大半があるとは思います。
また、「逆転写によるヒト DNA への組み込み」も懸念されていますが、それは先ほどの説明にある通り、「完全な状態の脂質ナノ粒子」である場合にだけ起き得ますので(不完全なナノ粒子だと、mRNAはすぐに崩壊するため)そのようなロットの正確な率がわかるといいのですが。
研究者たちは、今後、規模と人数を拡大して調査する必要があると述べています。
そうなりますと、60人くらいのグループだけでおこなうのは資金面を含めて難しいと思われますので、他国などの協力者が出てくるといいですね。今なら、このような研究に参加したいと思う科学者の方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
この資料が送られたドイツの国会議員などの 4000人の人たちの中に何らかの対応をする人たちが出てくるかどうかはわからないですが、少しでも何か動きがあるといいですね。
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