7日午後9時55分ごろ、堺市中区深井畑山町の阪和自動車道上り線で、乗用車が料金所近くの縁石に接触して横転した。助手席に座っていた大阪府門真市の目加田千春さん(32)と後部座席の長男慎平ちゃん(6)が全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。

 府警高速隊によると、外出先から家族5人で帰宅途中だったとみられ、慎平ちゃんは車外に投げ出された。後部座席の長女(4)と次男(3)は全身打撲のけがをしたが、命に別条はない。運転していた目加田さんの夫(33)は骨盤骨折の重傷。

 乗用車は料金所の各レーンを区切る縁石に衝突し、横転した様子が付近のカメラに写っていた。