阿部寛ものまねで注目 都留拓也さんが国立大を出て芸人になったわけ
俳優・阿部寛さんのものまねでブレークしたお笑いコンビ「ラパルフェ」の都留(つる)拓也さん(27)。中学1年の頃から芸人を目指しながら、受験勉強をして国立大学に進みました。いま、「大学に行って良かった」と振り返ります。その理由とは。10代を振り返り、進路選択について語ってもらいました。
東京都内の公立中高一貫校から千葉大学へ。卒業後の2019年ごろから俳優の阿部寛さんのものまねで注目してもらえるようになりました。去年ようやく実家を出まして、これからもっと頑張っていきたいと思っています。
父は会社員、母は保育士のごく普通の家庭で育ちました。小学校の頃から目立ちたがりで、学校で先生のものまねなんかをやって笑いをとっていました。笑いが起こると、本当に気持ちがよくて、もう一回、もう一回と続けていました。いま思うと、これが原点なのかもしれません。
言われたことはやるタイプで、小学校で塾に通って、母に勧められるまま千代田区立九段中等教育学校に進みました。芸人を目指し始めたのは中1の頃にM―1グランプリでサンドウィッチマンさんの漫才を見て憧れたのがきっかけです。生意気なんですけど、今から準備すればいいところまでいけるんじゃないか、と思ったんです。
高校で決めた道 それでも大学を目指した
それから学年集会のスピーチで笑いをとるなど、少しずつ経験を積みました。中3の頃に今の相方の尾身智志を含めた同級生10人以上を集めて、くじ引きで決めた相手と組んでネタをして、高校では漫才コンテストにも出ました。尾身から「俺とお笑いをやろう」と誘われ、本格的に決意を固めました。
大学進学前から芸人になることを決めていた都留拓也さん。その後も、大学に進学したい思いは消えなかったといいます。記事の後半では、受験勉強への取り組み方や、大学に進む意味について語ってもらっています。
それでも、大学には行きたい…
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