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返信先: さん
②若い世代の記者はそうした上層部がつくる「社風」を日ごろ先読みする習慣がついていて、そもそも議論するの起きない、無難な記事しか書こうとしない。すると問題発見能力が育たないので、現実から問題を見つけ、発問する思考ができない記者が大量に出来上がる。
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③現役社員によると、朝日新聞社の編集幹部、経営者たちは、ネットでの炎上や抗議を本気で怖がっているのだそうだ。体面が悪いとかそう言う心理的な理由ではなく、あたかも業務上の失敗であるかのように怖いのだと言う。
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④私は朝日新聞の社員だった頃から、賛否両方どちらも起きる記事、議論が起きることで読者に思考を促すような記事こそが本望だと考えていた。しかし今の朝日新聞の編集幹部(社長の中村史郎君が私と同期なので、幹部はみんな私より若い)はネットの炎上や批判、異論が耐えられないらしい。
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⑤実は、新聞記者をずっとやっていた編集幹部たちは、読者の反応などキャリアの中でほとんど触れたことがない。取材先の官僚や政治家、会社内の同僚や上司の反応がその受け取る「読者の反応」の大半である。 私は週刊誌に10年いて、売上部数、メールやファクスで普通の読者の反応が毎日名指しで来た。
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⑥読者は意外に思うかもしれないが、朝日新聞の新聞部門育ちの記者というのは「読者の反応」とはほぼ無縁のまま記者生活を送っていた。例外は取材先だけ。つまり読者そのものと無縁、その存在を意識しないで記事を書いているのが通常運転だった。
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⑦そこにネット、特にTwitterはじめSNSは読者のリアルな反応を、読者とは無縁の生活を送っていた新聞記者たちにダイレクトに流し始めた。これはぬるま湯育ちの彼らには劇薬だった。あたかもエアコン付きの部屋でずっとぬくぬくと過ごしていたおぼっちゃまをいきなりシベリアにぶち込むようなもの。
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⑧SNSはじめ、ネットの声が書いた人の真性の内面の発露であるとは限らない。擬悪や露悪趣味もあるし、人を不愉快にして楽しむ心を病んだ人もいる。SNS世論対策屋すらいる。しかしネットに疎い新聞社幹部たちはそうした思考ができないらしい。
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⑨私の朝日新聞社内外で気づいたのは、そうした記者上がりの編集幹部たちのメンタルが弱いこと。東大京大早稲田慶応と言った偏差値上位校から来たガリ勉上がりばかりなので、褒められてばかりの人生である。自分を褒めてくれない、それどころか罵倒する他者の群れをどうして良いのかわからない。
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⑩こうしたガリ勉上がり、受験勉強勝者の心理的な特徴は、自己愛(コフート以降の精神分析学の言葉)が肥大していることである。「自己愛の傷つき」にものすごく弱い。「自己愛憤怒」(同)を起こして他者に苛烈な言動や行動を起こす。
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11)自己愛憤怒を起こさなくても、理性的な思考が停止する。ただただ狼狽する、どうして良いのかわからずフリーズする。パニックの心理である。
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12)こうした無批判・褒め言葉ばかり聞いていたガリ勉上がりたちは、非暴力紛争を解決(conflict resolution)する能力に乏しい。そうした対立的局面の経験が乏しい。俗な言葉で言えばケンカ慣れしていない。だからネットに流れる異論、抗議、炎上、罵声に対応できない。言論コンフリクトだからだ。
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13)昨今の朝日新聞社のネットの批判や炎上への社内の反応を聞いていると「お客さまクレーム対応」の出来の悪いバージョンと言う印象を受ける。
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14)またこうしたガリ勉上がりの編集幹部たちのネット対応の誤りは「相手をしなくても良いネットの声」にまで過剰に反応して逆にクライシスレベルを上げてしまうこと。なんでもマジメに仕事しなくちゃと言う優等生マインドが働いてしまう。「朝日川柳事件」など典型だろう。
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15)川柳はユーモア詩なのだから、安倍晋三氏国葬肯定論者が何を言おうと(それに便乗したマスコミも含む)「あれはユーモアですから」とほっておけば良いのだ。しかし優等生・ガリ勉上がりには「何もせず、ほっとくのが最良の戦略」と言う思考ができない。神経症的に何かせずにいられないのだ。
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16)この朝日川柳事件は「何もせずにほっとくのが最良の選択」と言う思考ができず、パニックして軽率な行動をしたためにかえってクライシスレベルが上がった。クライシスマネージメント、リスク管理としては最低の展開である。
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17)週刊誌を含め、ネットも「川柳はユーモア詩であることを忘れて、突かれて過敏にキャーキャーパニックする朝日新聞社」を見て楽しみ、溜飲を下げ、さらに揶揄しているのだ。それに気づかず、わざわざ相手が喜ぶ通りの行動をする朝日新聞社の幹部たちは愚鈍の極みである。
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20)話を戻すと、朝日新聞社の幹部たちは受験勉強勝者上がり揃いなので、自己愛に背く読者の声に耐えられない。対応もわからない。しかしそれは甘っちょろけた話だ。かつてネット前時代は自分が見て見ぬ振りをしていた現実がSNSなどでイヤでも目に飛び込んで来るようになったに過ぎない。
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21)ネット前時代、新聞記者たちの考える「読者の反応」とは、取材先の官僚、政治家、記者クラブ他社、企業、PR会社、たまにスポンサーなどとほぼイコールだった。「声なき多数」など意識に上らなかった。信じられないかもしれないが本当だ。私の実感も2003年の拙著「朝日ともあろうものが」に書いた。
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22) そのネット前時代の「声なき多数」がネットとSNSで声を持ってみたら、新聞記者たちが生きていたエアコンの効いた快適な環境があっという間にシベリアの政治犯収容所みたいになった。
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23)ソ連やナチスドイツの収容所のような生死をかけた過酷な環境で起きることは「自分が生き延びるためには仲間でも裏切る、殺す、食べ物や毛布を奪う」である。現在の朝日新聞社内の様子を聞いていると、悪寒がするほど似ている。
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24)ネット前時代とネット後時代を比べて、よく朝日新聞社の社員が言うのは「まさか新聞がこうなるとは思わなかった」である。これなどは彼らの現実感覚の欠如を雄弁に語る言葉だ。そんな事態は1990年代から始まっていた。彼らがひたすら「都合の悪い現実」を見て見ぬ振りをしたというだけの話である。
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25)ビッグピクチャーで言えば、日本の新聞は記者クラブ制度で ・ニュースという商品の原料供給の優先または独占 ・競争への新規参入の妨害 =自由競争の妨害=本来なら独占禁止法違反のカルテル さらにテレビは ・電波法免許 と言う政府の保護下で延命している「保護産業」に過ぎない。
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26)追加。新聞は「再版制度」と言う制度によって小売店の価格決定権すら奪っている。これも自由競争妨害のお目こぼしの上に立脚している。
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27)こうした政府の保護産業は、自由競争の下では生き残れないのに政府保護で延命し、消費者に質は悪くて価格の高い商品を送り続ける。サッチャー政権以前のイギリスの石炭・鉄鋼と似ている。
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28)今となっては信じられないが、1990年代まで化粧品は再販制度の保護産業で、小売店は値下げできなかった。それが撤廃されたからマツキヨやドラッグパパスが展開し、消費者にとっては価格が下がり、利便性が上がったのである。
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29)新聞の書いた記事が、出版後に読者に検証され、捏造や誤謬を証明された事件の最初が、1989年の沖縄サンゴ事件だった。そのころはまだネットは黎明期。しかし遅くともWindows95が出た1995年にはネットが新聞を検証する時代が来たことは自明だった。25年以上、新聞社は何もせず時計が止まっている。
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31)早い話、朝日新聞の新聞記者たちはネット前時代は「読者は自分達や新聞をどう思っているのか」と言う現実を知らず、知ってみたらあまりに侮蔑と憎悪に満ちていて、衝撃のあまり自我が崩壊したのが現況である。
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32)何かに似ているなと思ったら、夫婦仲が冷えながら惰性で結婚だけは続けた中年夫が、初老になってから妻に離婚届を突きつけられて茫然自失、と言う情景にそっくりだ。妻は(=読者)夫(=新聞社)などとっくに見捨てていたのだ。
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返信先: さん
①補足2 こうした社内検閲が苛烈になったのは、2014年「吉田調書」(福島第1原発事故での職員が所長命令に違反して撤退した報道関連)と「吉田証言」(慰安婦狩り虚偽証言)と「池上彰コラム掲載妨害」という三つの事件が立て続けに起きたことがきっかけとの由。
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