入社してから今までに携わった書籍は100冊以上。
ゼロから最後まで、情熱をもって取り組める仕事。
編集局の先輩社員へ、業務内容や仕事の面白さ などについてお聞きしました。
【 先輩社員DATA 】
編集局 編集部門 編集第5グループ
三井さん
入社13年目
─ 入社のきっかけや、休日の過ごし方について
大学で建築を専攻していたのですが、求人票を見て、出版の分野で「建築」が目に留まり、建築の本を作るのが面白そうだと思い応募しました。現在は編集第5グループに所属し、電気、情報、化学、医療を除いた理工系全般の書籍と、雑誌「設備と管理」に携わっています。
入社してから今までに、100冊以上の書籍に関わりました。上司と一緒に作ったものや、会社の意向で作ったものもありますが、自ら企画してゼロから作ったものも40冊近くあります。
休日の楽しみは、一年ほど前から始めたテニスです。朝7時頃からコートで汗を流しています。仕事に偏らずにオフも楽しんでいますので、ワークライフバランスは取れていると思います。
─ 仕事の面白さを感じるのは、どのようなところですか?
出版の仕事の面白さは、ゼロから最後まで、目の届く範囲で生み出せるところだと思います。日本のものづくりを見ても、海外で製品を作っていたり、全てに携わることのできる仕事はあまり残っていないだけに、貴重な業種といえます。
本を作る時に、社内の枠を超えてチームで取り組めるところにも面白さを感じます。ページの作成は組版会社、表紙のデザインはデザイナー、印刷は印刷会社、それぞれの役割の人たちとチームになることで色々なことがわかってきます。失敗しそうになってもリカバリーできますし、信頼関係を築くことで困ったことがあったら相談することもできます。それも仕事のやり方のひとつだと思います。
編集の仕事は地味な作業も多く、雑用の連続のようなところもあります。それでも続けられるのは、気持ちの強さ、情熱があるからです。20代の人たちは、編集の経験が全くなくてもトライできる仕事だと思います。
─ これから一緒に働く仲間へのメッセージ
オーム社では理工系全般を扱っているだけに専門知識が必要ではと思うかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ、勉強があまり得意ではない人のほうがこの仕事に向いていると思います。なぜならば、本を購入する人は皆、勉強が得意というよりは不得意であり、その気持ちがわからないと本は作れないからです。
やる気があれば、何でもできると思います。次に入社する方は、会社の中心的な役割を担うかもしれませんので、その意気込みを持って飛び込んできてください。