立憲民主党泉健太代表は2日、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)から運動員の派遣、選挙活動への支援、政治献金を受けり、献金をした党所属の国会議員はいなかった、と発表した。


 一方、西村智奈美幹事長は同日の記者会見で、旧統一教会関連団体の催しにメッセージを送ったケースや会合に代理を出席させた議員が新たに3人いたと明らかにした。議員は笠浩文衆院議員、森田俊和衆院議員、原口一博衆院議員。いずれの議員も単発のかかわりで、継続したものでないとした。


 西村氏は笠氏の説明として「時期は不明確だが2005年か6年ころ、依頼を受けて、平和連合神奈川大会に祝電を打った記憶があるというもの」。また森田氏からは「2018年6月10日に地元で開かれた世界平和フォーラムに祝電を打った」としている。原口氏からは「7~8年前、日韓トンネルの総会に代理が出席した」と説明した。


 西村氏は「3氏には、今後は旧統一教会との関わりについて、厳重に注意していただくよう要請した」と語った。そのうえで、調査は自主申告なので、申告漏れがないかどうか、重ねて呼びかけをしていく考えだとした。(編集担当:森高龍二)