国土交通政務官に任命された自民党の衆院議員古川康氏(比例九州・唐津市)は12日、佐賀新聞の取材に、2015~19年にかけ日韓トンネル推進佐賀県会議などに出席したり、祝電を送ったりしたことがあると明らかにした。

 当時の状況について「佐賀県知事時代に日韓知事会議で韓国の知事から『このプロジェクトをぜひやりましょう』と言われたことがある。旧統一教会以外の団体も声を上げていたというのもあり、プロジェクトが旧統一教会とイコールとは思っていなかった。認識が甘かったと言われたらその通りだ」と説明した。「今後は関わる団体の社会性を慎重に調べたい」と語った。(山口貴由)