暦の上では春ですが
まだまだ寒い今週も仕事です。
冬のタコ釣りの楽しみ方
それは、仕掛け作り
冬の寒い時期
タコ釣りに行かない方
春の大物タコを釣るのを夢みて

タコエギやテンヤ、タコルアーなどの
仕掛けを作って下さい。
自分で作った仕掛けで
タコが釣れた時の感動
たまりませんね!

また、
タコ釣りにハマってしまいますよ!
さて、今日はメルカリでお問い合わせの多い
第三のタコルアー•
タコスラの作り方
「タコスラ?」
「それなんじゃ
」て言う方が
ほとんどだと思います!
それは3年前から試作と試験釣行を
重ね考えて使っている
フロートタイプのタコルアー
「デビルパラシュートのパクリやん?」
と思われる方もいるかも!
でも違います。
太い針が出ておりデビパラの様に
ルアーが水中で立っていません!
どちらかと言うとデビルエイトの様な
ワームが斜めの姿勢です!
水中ではユラユラ浮いていて
タコへのアピール性が高く
アームが無いので根掛かりが少ない
海底での姿勢が斜めや水平、
また直立と姿勢をオモリで調整して使えます。
安い鶏皮や手羽先の先っぽを付けて
使っても良く釣れます。
これが完成品
さてタコスラ作り方
まずは材料は
ステンレス1.6mm(本体)21cm
針はステン1.6mmで長さ17.5cmで
作ります。
針の作り方はコチラ、メルカリでも販売
他の材料は
圧縮チューブ径6mm•タコベイト
オモリは100均ジク、
ステンレスワイヤー0.3mm
硬質発泡フロート8号•(7号でも)、
道具
ぺンチ、ラジペン、ハンダとフレックス
グラインダー又は、ステン用ヤスリ
フックサルカン•塩ビパイプ35mmまで
タコルアーを作るのに欠かせない
ハンダコテ、
片手で使えカッコいい
便利なハンダコテを発見
先ずは、本体の大針を作ります。
普段使っている針を作る道具です、
経35mm塩ビパイプ長さは15cm位に
2mmの穴を貫通させます。
大針用長さ21cmのステンの先を
グラインダーで尖らせ下の左写真の様に
ステンを38〜40mm差し込み
パイプから少し針先を出し
パイプに沿わせで曲げます。
これが本体の大針
長さは後で調整します。
この一番上まで上げます。
そして2本針をワイヤーで2カ所仮止めしハンダで点付けし
ワイヤーを巻きハンダ付けします。
ハンダ付けが終わったら針の角度やバランスを調整
ハンダ付け初めての方に
フレックスを塗り加熱しハンダ付け
ハンダ付けの仕方
8号フロートがこの位置だと
水中でルアーが立ちます。
フロートが7号の場合のフロート位置
フレックスを塗りハンダでしっかり固定します。
ここで注意するのは
左写真の様に
針を揃えず段違いにする事
揃えるとバレ易く段違いにする事
一本でもタコに掛かっていると3kgクラスのタコでも抜き上げられます。
手順
- ハンダ付けが終わり板シズ2〜25cm圧縮チューブ約2.5cmを用意
- ハンダ部分に板シズを巻き圧縮チューブを通す(まだ加熱さない)
- タコベイトを差し込む
- 水中バランスを取るまで圧縮チューブはまだ加熱しません!
つぎにワーム取り付け部分を作ります。
取り付け部は2種あります。
自分の好きな方をどちらでもかまいません!
コチラだとバス釣りワームや
手羽先の先っぽを刺す事ができます。
ワーム取り付け部分はステン1.2mm端を
1cm折り曲げ 
上のパーツを下の部分にワイヤーで
巻きハンダで固定します。
フックサルカンを先に入れます。
(輪を作らなくても端から15mmを折り曲げるだげでもOK)
ステンを輪や折り曲げるのが硬くて加工しにくい時は、
ステンを赤くなるまでコンロで焼きます。
すると柔らかくなるので、冷めてから加工してください。
ワーム取り付け部を重ねてワイヤーで
巻きハンダ付けをしたら
ステンを上に曲げワーム取り付け部分
ワーム取り付け部分ができたら
水槽などに沈めて姿勢を調整します。
立っている状態なら板シズを
圧縮チューブ内に入れます。
沈み過ぎている時は
先に巻いた板シズを少し取ります。
調整が完成したら
圧縮チューブをライターなどで
炙り密着させれば完成です。
ご自分で使うのですから
作りやすい様に作ってください。
「こうしなければダメ」とか
「これを使わないとダメ」と言う事は
ありません!
完成品の水中姿勢だけは
調整して下さい。
針が3本なので真っ直ぐ立たさない様に
調整してください。
(悪い例)
3本針のデビルパラシュートは
こんな姿勢で「根掛かりしません」と
説明文を書かれていますが
これではタコも掛かりません!
ルアーを立たせると
デビパラの様に360度針がないので
タコが後ろから抱きつくとバレます。
タコスラは
姿勢は斜めにするか
掛かりが悪く、良くバラす時は
板シズを増やし、海底と平行位にする事でタコが上から覆い被さり
しっかりハッキングさせる!
季節や狙うタコの大きさで
ルアーの姿勢を工夫して釣るのも
楽しさの一つです。
角度により釣果が変わる時があるので
後はご自由に
真水と海水では、比重が違うにで
頭に入れて浮力調整をしてください。
タコベイトや圧縮チューブなどは
無くてもかまいません!
使う時は
デビルワームやバス釣りワーム
手羽先の先っぽや鶏皮などを
付けて使ってください。
タコがルアーに乗っても
直ぐ上げず追い抱きさせて
しっかり合わせてから上げてください。
しっかり掛かると
慌て無くてもバレません!
動画の始めは立ちすぎなので
板シズを付けました。
メルカリで販売した
「タコスラ」
作るのに時間が掛かります。
自分で使うタコスラはもっと簡単に作っていますがメルカリ販売用はお金を頂くので時間も気を使い作っています。
普段1キロまでのタコしか釣らない方は
ステン1.4mmで作るとワーム取り付け部分を本体と一体型で簡単に作れます。
少し弱いですが根掛かりしても
針が少し伸び回収率が上がります。
伸びた針は
ベンチや手で曲げるとそのまま使えます。
自分は1.6mmを使っています。
ラインはPEは5号を使っています。
オモリはダイソージグをフックで止めないで1号位の細いPEで結んでいます。
フロートタイプのルアーはオモリが、
根掛かりするのでジグだけ切れ
ルアーは戻ってきます。
実際に釣った時の映像
タコスラで大物
2790g
手羽先と鶏皮バージョン
水中ではこんな感じです。
これで何杯釣ったか!
最後に
タコスラを使ったからと言って
「タコが良く釣れる」と
言う事はありません!
タコ釣りは「運」
でも、タコをルアーに乗せ
しっかり合わせると大物でも
楽々取り込めます!
早合せや乗りがあまいとバレます。
単なる仕掛けの一つ
「自分がコレ」と思う仕掛けで
自信を持って釣って下さい。
自分で作った仕掛けでタコが釣れると、
より一層タコ釣りが楽しくなりますよ!
タコ釣り
楽しみましょう!
それだけ!
ご自分で作ってみて分からない事や
質問などありましたらコメントしてください。この記事に追加でアップします。
前回メルカリ出品分すべて
完売!
ありがとうございました。
「タコスラ」
ご注文を沢山頂きますが
時間が掛かるので殆どお断りしています。
だから今回「タコスラの作り方マニアル」のブログをアップしました。
簡単に作れます。
次回メルカリ出品は
3月に予定していますが
手作りなので出来る数がしれています。
今日はこのタコエギを仕上げます。
針の付け根を紐でグルグル巻き
エポキシ樹脂で硬めて
その上をタコベイトでデコります。
釣具さんとダイソーを3軒回って
やっとこれだけ確保できました。
タコシーズンになると
ダイソーから3.5号エギが無くなります。
だからこの時期にタコエギを作り貯め
して下さい。
メルカリ販売
製作より材料探しに意外と時間が掛かります。テンヤの竹も山に取りに行き
乾燥させるのに数週間!
ステンレス材料は
ネットで大量に買わないと採算が
とれない!
販売単価が2000円位なので
意外と高いメルカリの手数料と発送代(梱包資材)500円位付きます。
手元には利益は殆ど残りません!
辛い

でも、「タコが釣れました。」と
言う声が聞けるのが嬉しい!