国内最大の同人誌即売会「コミックマーケット100」が13日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。

1975年から始まり、日本の漫画文化、創作活動を支えてきたサブカルチャーの祭典。2020年の新型コロナウイルス禍による開催中止などを乗り越え、100回目を迎えた。

夏の開催は3年ぶりで、会期は14日までの2日間。21年末に開かれた99回目は、新型コロナ感染予防のためにチケットを事前販売する方法で来場者を2日間で計11万人に絞った。今回も同様のチケット制で計17万~18万人程度に制限している。

13日の会場ではマスク姿の参加者がお目当ての同人誌を購入したり、コスプレの衣装を着たりして思い思いに楽しんだ。

コミックマーケットは75年に参加者約700人の小規模な即売会からスタート。全ての表現者を受け入れ、表現の可能性を広げるための「場」であることを理念として、主に毎年夏と冬に開催。19年には夏冬ともに4日間で延べ70万人超もの参加者を記録した。

コミックマーケット準備会の筆谷芳行共同代表は「一回一回の積み重ねで、ここまで来られた。100回という数字は通過点に過ぎず、参加する自由と安全を両立させ、従来の『来た者全てを受け入れる場』に戻れるよう努めたい」とコメントしている。(共同)