テッパチ! #06【感動の第一部最終回!最後で最大の難関を突破せよ!】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
テッパチ! #06【感動の第一部最終回!最後で最大の難関を突破せよ!】[字][解][デ]
ついに卒業に向けての最後の総合訓練が始まる…!そんな中、宙の母親が危篤に…迫られる決断の時。仲間とともに、最後まで乗り越えることができるのか…!
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番組内容
国生宙(町田啓太)ら陸上自衛隊の自衛官候補生の教育終了まで、残すところあとわずかとなっていた。自候生たちから提出された希望職種を見ている教官の八女純一(北村一輝)と桜間冬美(白石麻衣)。そこにはそれぞれの希望職種と合わせて理由が書かれていた。馬場良成(佐野勇斗)は、憧れている音楽科が狭き門ということから、陸上自衛隊の根幹である普通科を第一志望、荒井竜次(佐藤寛太)は高射特科、丸山栄一(時任勇気)は
番組内容2
機甲科、武藤一哉(一ノ瀬颯)は衛生科、渡辺淳史(坂口涼太郎)は需品科、小倉靖男(池田永吉)は会計科、西健太(藤岡真威人)は野戦特科をそれぞれ第一志望にしていた。そして宙は、第一志望から第五志望まですべて普通科と書いて提出する。「肉体的精神的に強くなりたい!!」と書いており……。
そんな折、実際の戦場を想定した戦闘訓練と徒歩行進訓練を柱にした2日間の総合訓練が行われる。教官の八女は
番組内容3
「この3カ月間に鍛え上げてきたものをすべて出し切れ!」と宙たちに発破をかける。果たして、彼らは無事に最終訓練を乗り越え、卒業することができるのか…!?
出演者
町田啓太、佐野勇斗、白石麻衣 / 北村一輝
佐藤寛太、時任勇気、一ノ瀬颯、坂口涼太郎、池田永吉、藤岡真威人 他
スタッフ
【脚本】
本田隆朗
【企画】
渡辺恒也、江花松樹
【企画・プロデュース】
栗原美和子(共同テレビ)
【プロデューサー】
山崎淳子(共同テレビ)
【演出】
石川淳一(共同テレビ)
【制作協力】
共同テレビ
【制作著作】
フジテレビジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
テキストマイニング結果
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キーワード出現数ベスト20
- 八女
- 渡辺
- お前
- 国生
- 荒井
- 小倉
- 馬場
- 丸山
- 冬美
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- 吉田
- 武藤
- チュウ君
- 健太
- 駐屯地
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- チュウ
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- 病院
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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あ~。
何が「羽目外すんじゃねえぞ」だ。
バカ野郎!
そうだ!
修了式終わったら
八女 ボコボコにしようぜ。
(渡辺)いけいけ
しょせん50のおっさんや 楽勝やろ。
(西)無理っす 無理っす!
中隊長 元空挺レンジャーなんすから。
空挺レンジャー?
(西)てか! みんな飲み過ぎっすよ。
どうだ 武藤!
初めてのおちゃけは!?
最高だー!
そうか!
ちょっと馬場さんからも
何か言ってくださいよ。
健太 お前は
空挺レンジャーには
とうてい なれんじゃー。
アハハハ…!
って 馬場さんまで…。
俺は 音楽科を目指している!
出たな 真面目!
進路の話なんかすんなよ。
でも! 普通科に進むのである。
えっ?
誰かが抜けて
枠が空かねえと
募集がねえんだよ。
自衛隊ん中でも
いっちゃん狭き門ってわけ。
そのとおり! だから俺は
普通科で自衛隊の基礎を
磨き上げるのでありますてい!
(冬美)
みんな 真剣に考えたようですね。
(八女)
小倉の第1希望は会計科だそうだ。
(冬美)小倉らしいですね。
(西)馬場さんは笑い上戸なんすね。
(渡辺)笑うな笑うな そんなんで!
(丸山)どうした 武藤!
こんなすてきな仲間に囲まれる…。
俺は幸せだ!
ムトさんは泣き上戸か!
(冬美)
私は これに胸を打たれました。
(八女)今度は
救う方になりたいか…。
(荒井)おいっ
八女 ぶっ飛ばす方法 考えようぜ。
(渡辺)そうや それそれ。
それそれ。
あいつ 1回痛い目遭わせねえと
気が済まなくね?
やめとけ お前
どうせ またペナルティー受けるだけだ。
(渡辺)それは嫌。
「お前らぁ!」ってな。
似てない 似てない 全然似てない。
クフフ…。
笑うな笑うな お前も また。
はい!
じゃあ 俺 大隊長やります!
(馬場たち)お~!
「そ~この者! 帰れっ!」
(馬場たち)ハハハ…。
(冬美)
国生は どこを希望したんですか?
(八女)普通科一本だ。
なるほど。
全員 無事に乗り越えられると
いいんですけどね。
最後で 最大の難関だからな。
はいはい はいはい
冬美教官いきま~す。
(渡辺)よっ! 待ってました!
冬美ちゃん!
「男ども ひれ伏しなさい」
≪言われてえ! 言われてえ!
殺す!
(渡辺)何でチュウさんがキレんねん!?
おい やめろ やめろ…。
チュウ君!
桜間教官のこと 好きだろ?
えっ?
俺も好きっす!
俺も好き!
(荒井)俺も好き。
みんな好きやろ。
いや 違う!
チュウ君と桜間教官は
何か怪しいんだよな~。
何かあったんじゃないかな~?
≪(シャッター音の物まね)
何もねえよ。
何やねん!
チュウ君!
ちょ トイレ。
おい。 おい?
んっ?
もしかして…。
チューしちゃったのかな?
はあ?
チュウ君 駐屯地で夢中でチュー。
何つって。
中隊長には 注意しろ!
(馬場たち)ハハハ…。
うるせえな そういうお前は
王子様じゃねえかよ。
(武藤)王子様?
こいつ 高校の吹奏楽部んとき
女の子に囲まれて
ハーレム状態だったんだよな。
そうなんか!?
(丸山)裏切り者!
それもつらいんだぞ?
ホワイトデーのとき 大量に
お返ししないといけないし
力仕事は当然 俺だし。
何だ お前 自慢かよ。
(荒井)当たり前だろ。
(渡辺)ぜいたくやな!
おい 聞いてるか!?
聞いてる 聞いてる。
うわ
何か面倒くさい感じになってきた。
だいたい お前ら ずりいよな。
(荒井)あっ?
分かりやすい問題児っつうのは
先生とかに
気に掛けてもらえんだろ。
でも俺みたいな優等生は
全然 気に掛けてもらえない。
優等生にも悩みはあるっつうの!
お前 そんなこと思ってたのか。
(丸山)いいぞ 馬場!
全部吐き出しちまえ~!
八女~!
少しは俺のことも心配しろ~!
(荒井)よーし! じゃあ一緒に
八女をボコボコにしに行こうぜ!
おう!
(西)ちょっと ちょっと!
(武藤)ホント
みんなに出会えてよかった~!
もう何が何だか…。
(丸山)八女~!
また戦車に乗へろ~!
八女~! またWAC連れてこーい!
八女~!
食堂のメニュー増やせー!
八女~!
私服のセンス ダセえんだよ!
(宙たちの笑い声)
≪(八女)悪かったな。
(西)中隊長…。
お前らぁ!
調子乗ってんじゃねえぞ!
す… すいませんでした。
(椅子を蹴る音)
(小倉のいびき)
えー 明日から いよいよ
2日間の総合訓練に入る。
1日目は実際の戦場を想定した
戦闘訓練だ。
2日目は戦闘訓練の後
徒歩行進訓練がある。
演習場から この駐屯地まで
約25kmの道のりを
歩いて戻ってくる訓練だ。
いいか
これが前期教育の総仕上げだ!
この3カ月間
鍛え上げてきたものを
全て出しきれ! 分かったか!
(自候生たち)はい!
♬~
♬~
重っ!
こんなの背負って25kmも歩くんか。
しかも戦闘訓練で
ぼろぼろになった後にだぞ。
乗り越えられるかな?
やってやる!
気合入ってんな 健太。
あんなこと言われたからっすよ。
えっ?
「空挺レンジャーには
とうてい なれんじゃー!」
「アハハハ…!」
(渡辺)ハハハ…!
誰だ そいつ。
人の夢を笑いものにして。
ひでえな。
馬場さんなんすけど…。
(渡辺)たち悪い系~
おもんなかったの覚えてない系~。
≪よしっ!
(アナウンス)
保存されたメッセージが1件です。
(公平のメッセージ)
もしもし 三輪です。
たった今 早苗が…。
君のお母さんが
事故に遭いました。
スギナミ総合病院に搬送されて
かなり危険な状態です。
これを聞いたら
すぐに折り返してください。
昨日 寝れなかった。
(自候生)マジ? 俺も。
頑張ろうぜ。
(自候生)おう。
乗り越えんぞ。
≪(八女)国生。
おい 国生。
どうした?
何でもないっす。 うっす。
♬~
♬~
お~ また戦車や。
(荒井)おお。
いつ見てもあがるな。
≪うん。
(八女)また合同訓練に
立ち会えるとはラッキーだな。
今のうちに存分に堪能しとけ。
(自候生たち)はい!
絶対 機甲科に入ってやる。
(西)待ってろよ 野戦特科!
やる気出てくるな チュウ君。
んっ?
おう!
(吉田)第1ほふく 前へ!
(冬美)しっかり目標を確認しろ!
(松本)隊形の維持!
(西)う… くっ…。
大丈夫か!?
大丈夫っす。
あぁ…。
痛むか?
健太
あした一応 病院に行った方が…。
リタイアはしないっす。
親父や兄貴たちみたいに
なりたいんすよ!
みんな
めっちゃカッコイイんです。
レンジャー資格も一発で取って
俺の憧れなんすよ。
だから 俺も あんなふうに
強い男になりたいんです。
分かった。
でも きついときは
正直に きついって言えよ。
サポートするから。
馬場さん…。
一緒にゴールしよう。
はい!
≪(八女)
ジムでのスマホ使用は禁止だ。
あっ… すんません。
娯楽室 結構 人がいたんで。
人に聞かれちゃいけない電話か?
いや…。
特別な事情がないなら
規則で没収だ。
母親が…。
母親の再婚相手から
連絡があって
母親が事故に遭って重傷だって。
ハァー…。
取りあえず小康状態だけど
いつ容体が急変するか
分からないって あの…。
さっき留守電 入ってたんで。
すいません。
馬場には状況を伝えろ。
バディの義務だ。
っす。
よし 緊急の事態だ。
抜けても構わん。
おい お前 まさか
訓練 続けるつもりか?
続けます。
おい 国生。 国生!
行く必要はねえ。
ハァー…。
お母さんが?
ああ。
病院 行かなくていいのか?
小康状態っつうんだから
俺が行っても意味ねえんだよ。
もしかして
ずっと会ってなかったのか?
(早苗)《どうして ここに?》
俺のことが邪魔なんだろ。
別に俺も必要としてねえし。
チュウ君…。
ケガでラグビーできなくなって
もう どうしようも
なくなったとき
あいつ 俺の心配なんかより
自分の幸せ 選んだんだ。
お互いに不要なんだよ。
でも…。
また駄目になりたくねえ。
《うっ! あっ…》
一つぐれえ…
ちゃんとやり遂げてえんだよ。
一人前の自衛官になんだろ?
俺も。 お前も。
あいつらも。
おう。
絶対に みんなでクリアしよう。
(吉田)第一班 撃て 前へ!
(宙たち)撃て! 撃て!
6ばーん!
(丸山)8ばーん!
2ばーん!
4ばーん!
(ホイッスル)
(吉田)偶数組は射撃準備!
奇数組は前進準備!
撃て 前へ!
(宙たち)撃て!
3ばーん!
5ばーん!
1ばーん!
(渡辺)7ばーん!
(冬美)そんなことで
大切な人たちを守れるのか!?
(銃声)
(吉田)奇数組は射撃準備!
偶数組は前進準備!
(宙たちの返事する声)
(ホイッスル)
(銃声)
(銃声)
≪5番 到着!
4番 到着!
爾後の前進は ほふく前進!
前へ!
(宙たち)前へ!
(吉田)第5ほふく!
(宙たち)第5ほふく!
(冬美)
目標を しっかり確認しなさい!
(宙たち)はい!
うっ…。
(雷鳴)
続けなさい!
ううっ…!
≪うう…。
あっ…。
(吉田)何やってんだ 西!
そんなんじゃ卒業できねえぞ!
頑張れ 健太…。
はい!
うっ… ぐっ!
うう…。
小倉! 踏ん張りなさい!
(小倉)うっ うっ…。
♬~
国生! 国生!
病院から連絡が入った。
国生! おふくろさんが危篤だ。
すぐ病院に行け。
ううっ…。
チュウ君…。
(荒井)おい チュウ!
何やってんだよ チュウ!
早く病院に行った方が!
(八女)国生!
うぅ…。
(八女)国生!
(八女)ほら 国生!
俺は!
俺は こいつらと…。
こいつらと最後まで…。
やり遂げるって決めたんだよ!
最後まで!
んん… ううっ…。
《また駄目になりたくねえ》
《一つぐれえ…
ちゃんとやり遂げてえんだよ》
うっ…。
(渡辺)おい 馬場!
バディのお前が止めんで
どうすんねん!
ううっ!
《サポートするから》
《一緒にゴールしよう》
うああ~っ!
うう…。
(荒井)しゃーっ!
ううっ…。
(武藤)うぅ… うああっ!
(小倉)くっ…。
うああ…。
ううっ!
(八女)気を付け!
これより行進訓練を開始する。
俺は駐屯地で
お前らの帰りを待ってる。
全員 無事に戻ってこい。
信じてるぞ。
(自候生たち)はい!
≪小倉 間隔を詰めろ!
(小倉)はい!
≪後に続け!
≪はい!
あっ!
(渡辺)はっ!
(丸山)あっ… あっ!
(小倉)まるさん!
まる! おい まる!
まる!
ああっ! うっ うっ…。
(渡辺)大丈夫か!? まる!
(小倉)まるさん 大丈夫?
動くか? 脱臼してるな。
うっ…。
(吉田)そして足もか。
(吉田)無理せず 救護車に乗れ。
(丸山)えっ?
健太 お前もだろ。
≪あっ?
足 もう歩ける状態じゃない。
(吉田)どうする? 丸山。 西。
無理したらあかん
駐屯地まで まだだいぶあるって。
大丈夫だ。
(渡辺)まる!
≪まる やめとけって。
(渡辺)まる!
(丸山)チクショー!
最後までナベと…
みんなと歩きたい!
俺も… 俺も…。
みんなと…。
帰りたい…。
(西・丸山の泣き声)
(渡辺)チュウ…。
ナベ まるを頼む。
まる つかまれ。
ごめん。
何で謝んねん。 バディやろ!
健太!
武藤。
(荒井)貸せ。
うぁ…。
悪い。
(荒井)重っ!
健太のバディは 僕だから。
(西)オグさん…。
みんな…。
ありがとう。
言ったろ サポートするって。
8人揃って 俺たち全員で…。
俺たちの駐屯地に帰るぞ!
(一同)おー!
(吉田)よし! 隊列を組み直せ!
(一同)よし!
♬~
(五十嵐)《ってかさ 正直
もう チュウって いらなくね?》
(後藤)《あいつがいると
和が乱れんだよ》
《いなくなってくれた方が
清々するわ》
《こういう人と一緒に
頑張りたいと思った》
《俺は辞めねえぞ~!》
《絶対 一人前の自衛官に
なってやる!》
《でも あのときに見た音楽隊に
魅了されたんです》
《自衛隊にかけてみたいんです
僕は!》
《俺たち全員で…》
《俺たちの駐屯地に帰るぞ!》
(一同)《おー!》
(智恵子)
《いいかげん出てったら?》
《誰も あなたのこと
家族なんて思ってないし》
(荒井)《ここで頑張るしかねえ》
《他にいる場所ねえしな》
《上等だよ!》
《勝負してやるよ》
(上司)《もういらないわ お前》
《お前の代わりなんて
いくらでもいるんだよ》
(銃声)
(小倉)《まるさん ど真ん中だ!》
《ここに人生を懸けてみる》
(武藤の父)《あ~!》
《邪魔なんだよ!
お前みたいなクズ どっか行け!》
《うう…》
(宙たち)
《♬「ハッピーバースデー ディア 武藤」》
(池谷)《悪いけど
俺 お前で笑ったこと
一度もない》
(八女)
《凡人でもいいんじゃねえか?》
《誇りさえ持って
生きていければ》
《また落ちた…》
《未来のお母ちゃーん!
頑張れ!》
(西)《俺は ここに
強い男になるために
来たんだぁ~!》
《1ばーん!》
(八女)
《お互いをつぶし合うなよ》
(八女)《支え合ってくれ》
♬~
♬~
(自候生)おい!
♬~
(自候生たち)
おい! おい! 来たぞ!
来た! おい! 頑張れ!
あと少しだ! いけいけ…。
ラストだ ラスト! 頑張れ!
あとちょっと 行こう!
≪うい。
(宙たちの歓声)
(八女)よし 最後の点呼だ!
(宙たちの返事する声)
番号 始め!
(宙たち)1! 2! 3! 4!
5! 6! 7!
列外1 第一班 異常なし!
状況 終わり!
終わった…。
≪しゃーっ!
(渡辺)ありがとう…。
チュウ君! 病院に。
(荒井)そうだよ チュウ!
(渡辺)はよ行け!
チュウ君。
(渡辺)何してんねん はよ行け!
国生!
♬~
≪(足音)
ハァ ハァ ハァ…。
宙君。
ハァ ハァ ハァ…。
(公平)峠は越えたって。
ハァ ハァ ハァ…。
よかった…。
よかった…。
よかった…。
ハァ ハァ ハァ…。
♬~
あっ ありがとう。
国生から連絡ありませんか?
(公平)早苗。
(茜)ママ。 ママ…。
心配掛けて ごめんね。
宙君。 先生 呼んでくるから。
えっ?
(公平)行こう 茜。
(茜)うん。
(ドアの開く音)
(早苗)宙…。
(ドアの閉まる音)
その格好は?
今 自衛官になるための
訓練を受けてる。
知らなかった。
また 前みたいに
辞めるかもしれなかったし。
でも まだ続けてるんでしょ?
うん。
♬~
前に進んでるんだね。
ああ 進んでる。
よかった…。
うっ…。
ごめんね。
ひとりにして…。
♬~
ひとりじゃねえよ。
仲間がいる。
♬~
うっ… んっ…。
んっ…。
何? 用って。
えっと…。
えっ?
(せきばらい)
もう 会えなくなるかも
しれないじゃないっすか。
だから?
だから その…。
用がないなら帰ります。
あります!
連絡先 教えてくんねえかなって。
ジムでは
スマートフォンの使用は禁止よ。
えっ? ちょちょちょ
ちょっと待てって…。
後で取りに来なさい。
連絡先の件は そのときに。
えっ?
この先 業務で困ったら
いつでも相談しなさい。
俺…。
(八女)おう 国生
おふくろさん 無事でよかったな。
おっす…。
どうした?
(冬美)何でもありません。
失礼します。
っす。
桜間!
いっ! いって!
いってえよ 何だよ。
フゥ! ハハハ…。
何言ってんだ おっさん。
そっか そっか~。
はあ?
そっか!
いや だから…。
そうじゃねえって。 おい!
♬~
(神宮寺)修了証書
自衛官候補生 馬場 良成。
右の者は北東京教育大隊において
令和四年度 前期
自衛官候補生課程を
修了したことを証する。
おめでとう!
ありがとうございます!
ありがとうございます!!
ありがとうございます!
ありがとうございます!
ありがとうございます!
ありがとうございます!
ありがとうございます!
ありがとうございます!
(冬美)休め!
西 健太。
(西)はい!
お前なら きっと
親に負けないくらいの
いいレンジャーになれる。
いいか
自分の道は自分で切り開け。
お前の人生だ。
(西)ありがとうございます!
(八女)小倉 靖男。
(小倉)はい!
しゃべり方が
見違えるように変わったな。
今のお前は
じゅうぶんカッコイイ。
その姿 早く親に見せてやれ。
(小倉)ありがとうございます!
(八女)渡辺 淳史。
(渡辺)はい!
その明るさ
いつまでも忘れないように。
人に言えないつらいことも
いっぱいあったろ。
心配するな。
人生は まだまだだ。
胸張って生きていけよ。
(渡辺)ありがとうございます!
(八女)武藤 一哉。
(武藤)はい!
過去の出来事から
よく一歩 踏みだした。
よく頑張ったな。
忘れるな お前には家族がいる。
最高の家族がな。 頑張れよ。
ありがとうございます!
(八女)丸山 栄一。
(丸山)はい!
お前は頑張って
自分に勝つことができた。
次は その自分自身を
思いっ切り褒めてやれ。
お前という人間は
お前が思ってる何倍も強いぞ。
お前なら もう大丈夫だ。
(丸山)ありがとうございます!
(八女)荒井 竜次。
(荒井)はい!
お前は 昔の俺にそっくりだ。
一言多いとこも似てる。
次は 負ける強さを覚えてみろ。
人として
一回りも二回りも大きくなる。
期待してんぞ。
(荒井)ありがとうございます!
(八女)馬場 良成。
はい!
お前のことは これからも
ずっと心配してるだろう。
えっ?
(八女)だから一日も早く
音楽隊に入ってくれ。
お前の優しさ そして思いやり
これは お前の武器になる。
しかし時として
あだとなることを忘れるな。
今は自分を優先しろ。 いいな?
ありがとうございます!
国生 宙!
はい!
(八女)どうだ? やっぱり自衛隊は
お前に ぴったりな仕事だったろ。
みんな いい顔してる。
お前のおかげだ。
(八女)お前は
どこに出しても恥ずかしくない。
俺の自慢の教え子だ。
(八女)これからも お前らしく
突っ走っていけよ。
八女中隊長!
ありがとうございました!
気を付け!
八女中隊長に 敬礼!
♬~
♬~
[こうして前期教育が終わり
全員 晴れて自衛官となった]
[そして後期教育が始まり
あっという間に その3カ月も過ぎ
いよいよ部隊へ配属となる]
[本当の試練は これからだ]
本日付で配属になった
馬場 良成です。
国生 宙です。
よし。
力の限り 頑張れよ。
はい。
ういっす。
「ういっす」だと?
あっ ういっす。
同じ駐屯地に配属されて
よかったな。
別に。
何だよ。 素直じゃねえな!
うぜえな。
ハハハ…。
痛っ! ゴリラかよ。
(車のドアの開く音)
あっ?
桜間教官!
おはよう。
おはようございます。
っす。
星が3つ…
昇任なさったんですか?
ええ 1尉になったわ。
さすが幹部は昇任が早いですね。
おめでとうございます。
(冬美)ありがとう。
(冬美)何?
あ… どうして ここに?
私も この駐屯地に異動になったの
普通科隊員としてね。
普通科隊員?
だから もう教官じゃない。
今日からは あなたたちの上司よ。
上司?
(冬美)訓練生に対しては
少々甘い態度を
取ったこともあったけど
部下に対しては
そうはいかないから。
覚悟しておきなさい。