六本木クラス #6[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

六本木クラス #6[字]

宮部新(竹内涼真)は、長屋ホールディングスの株を買い“ある計画“を画策!?しかし、ビルのオーナーがやって来て「二代目みやべ」を窮地に追い込む出来事が発覚する-!

◇番組内容
宮部新(竹内涼真)が長屋ホールディングスの株を買い、何やら計画をしていることを知った葵(平手友梨奈)だが、新が何も話してくれないことに苛立つ。そんな中、新は計画を実行するために出かけるが、そこへ葵が強引についてくる。その道中、新は自分の過去に何があったのか全てを葵に話すことに。そんな2人が向かった先は…!翌日、新の元にビルのオーナーがやって来て「二代目みやべ」を窮地に追い込む出来事が発覚する-!
◇出演者
竹内涼真、新木優子、平手友梨奈、早乙女太一、中尾明慶、鈴鹿央士、さとうほなみ・矢本悠馬・緒形直人、稲森いずみ、香川照之 ほか
◇原作
チョ・グァンジン『六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~』(ウェブ漫画/電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」掲載中)
チョ・グァンジン/キム・ソンユン『梨泰院クラス』(テレビシリーズ/JTBC)
◇脚本
徳尾浩司
◇演出
樹下直美
◇音楽
髙見優
【主題歌】
Alexandros『Baby’s Alright』(ユニバーサルJ/RX-RECORDS)
【挿入歌】
THE BEAT GARDEN『Start Over』(ユニバーサル シグマ)
松室政哉『ゆけ。』(AUGUSTA RECORDS/UNIVERSAL MUSIC LLC)
三浦透子『点灯』(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)
秦基博『残影』(AUGUSTA RECORDS/UNIVERSAL MUSIC LLC)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英(テレビ朝日)
【プロデューサー】大江達樹(テレビ朝日)、西山隆一(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/roppongi_class/
☆Twitter
 https://twitter.com/roppongi_class
☆Instagram
 https://www.instagram.com/roppongi_class/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. 長屋
  2. 龍二
  3. 社長
  4. ビル
  5. 会長
  6. 松下
  7. ドア
  8. 未玖
  9. 亮太
  10. お前
  11. 家族
  12. 関係
  13. 本当
  14. 優香
  15. 自由
  16. 人間
  17. 息子
  18. 二代目
  19. 父親
  20. 理由

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(宮部 新)
こいつが父さんを殺した!

〈父を殺され
全てを失った宮部新は…〉

俺の計画は
20年がかりなんだよ。

〈長屋会長と その息子 龍河への
復讐を誓い

二代目みやべを立ち上げた〉

(麻宮 葵)夢は
私がかなえてあげます。

〈マネージャー 麻宮葵の
的確なアドバイスで

二代目みやべは
順調に売り上げを伸ばす〉

〈宿敵 長屋で働く
新の初恋の人 楠木優香〉

俺と長屋の間で
苦しんでたんだよな?

〈優香の本当の気持ちを知った
新は…〉

あの会社から
絶対 自由にしてやる!

〈長屋の株を買い 奇襲をかけた〉

先制パンチを食らわせてやる。

〈新は 相川専務と裏で手を組み

打倒 長屋親子への
大きな一歩を踏み出す〉

(長屋 茂)君の父親と
一軒の定食屋から始めて

これまで
一心不乱に走り続けてきたが

最近は体も思うように動かない。

そろそろ限界かもしれないな。

(相川京子)
何をおっしゃるんですか。

会長には まだまだ
長屋を引っ張って頂かないと。

(長屋)龍河の事は
どう思ってる?

後継者としての資質があるかと
言われたら 難しいですね。

同族経営にこだわらなければ

社内にも
優れた人材はいると思いますが。

じゃあ 君が
後継者にふさわしいという事か。

このあと 食事でもどうだ?

すみません。

予定がありますので
またの機会に。

相川専務。

はい。

私は 君を
家族のように思っている。

君が長屋の事を思ってくれる
気持ちは

会長としても ありがたい。

君だけが頼りだ。

これからも よろしく頼む。

はい。

私は 会長に
ずっと ついていきます。

♬~

(ドアの閉まる音)

(ノック)

(ドアの開閉音)

(桜木幸雄)会長 これを。

♬~

頻繁に会っているようです。

どうしたものか…。

《長屋との関係》

《株? 先制パンチ?》

《私の知らない社長の闘い》

はあ… もやもやする。

(松下博嗣)こんにちは。
(内山亮太)ああ! どうも。

(亮太)こちら 卸業者の松下さん。

時々 季節の野菜
配達してもらってる。

(松下)どうも。
(長屋龍二)はじめまして。

(亮太)社長とは
古くからの付き合いなんだ。

ですよね?
(松下)ああ… そうです。

(亮太)これで全部ですか?

ええ。
(亮太)ありがとうございます。

(松下)それじゃ 失礼します。
お疲れさまです。

♬~

(ドアの閉まる音)

ちょっと出かけてくるな。
(亮太)はい。

どこに?
ちょっと用事あって…。

一緒に行ってもいいですか?

龍二 葵と準備頼むな。
(龍二)はい。

(ドアの閉まる音)

(桐野雄大)こっちが
俺たちを含めた相川専務派。

12パーセント足りない。

(桐野)やはり
仕掛けるのが早すぎたかもな。

そうか…。

(桐野)俺たちに
もう 資金はないし

会長の支持派は結束が固い。

じゃあ その固い結束を
崩していくしかないな。

どうやって?

切り札がある。

♬~

この企画 対戦相手は
二代目みやべじゃなかったのか?

(長屋龍河)ああ…。

俺から プロデューサーに
圧力かけたんだよ。

あんな店 出すなって。
なんで そんな事をやった?

だって うちが
万が一 負けたらまずい…。

(机をたたく音)
バカ野郎!

だから お前は
経営者の資質が疑われるんだ。

えっ?

ここは
我々の圧倒的な力を見せつけて

二代目みやべの無様な姿を
全国にさらすチャンスだろ!

…すいません。

下がれ!

話になんねえな…。

老害が!

おい…! 何しに来た?

お父さんに呼ばれた。

♬~

用件 なんだ?

不安なの?
ああ?

なんだ お前!
(殴る音)

久しぶりですね
兄さんに殴られるの。

誰が兄さんだ?

そっか…。

子供の頃は気づかなかったけど

殴ったのは 不安だったからか。

お前… いい加減にしろよ。

怖がらなくていいよ。
僕は会社に興味ないから。

♬~

(龍河の声)龍二!

(殴る音)

痛っ…!

お前… 目障りなんだよ。

(龍二)〈学校で
誰かに殴られた兄〉

〈その腹いせに殴られた僕〉

(龍二)〈僕は愛人の子だ〉

(長屋)その顔 どうした?

(桜木)上の坊ちゃんと
喧嘩したようです。

(龍二)〈過ちで生まれた存在〉

〈僕は 誰からも愛されなかった〉

(龍二)〈そして 高校に入る頃…〉

この家を出たい?

お前みたいな取りえのない人間が

大きなものに寄生しないで
生きていけると思うのか?

♬~

好きにしろ。

今まで ありがとうございました。

(龍二)〈とにかく この家を出れば
自由が待っている〉

ここで働かせてください。

(龍二)〈こうして
一人でなんとかやってきた〉

〈誰の助けも借りずに…〉

(ノック)

失礼します。

その顔は どうした?
(龍二)いつもの事です。

(長屋)そこに お前の母親もいる。
留学したらどうだ?

新さんとは
どんな関係なんですか?

何?

今日は それを聞きに来ました。

わざわざ 私に聞くな。
あいつに聞けばいいだろう。

それは… 怖いから。

怖い?

悪いのは うちの家族だろうし。
私たちは何も悪くない。

正義と悪…。

その基準は どう決まると思う?

勝ったほうが正義だ。

そして 私は いつも勝ってきた。

小さな水槽で育った鯉は
大きくなっても手のひらほどだが

池で育った鯉は
1メートル近くにもなる。

僕は…。
偉そうに家を出て

やりたかったのは

あんな小さな店の
バイトだったのか?

お前は このまま
ずっと雑魚でいいのか!?

帰ります。

あいつの店は辞めろ!

僕は…!

そんな生き方はしたくない。

それと… 二代目みやべは
本当に小さな水槽ですか?

新さんは お父さんが思ってるより
ずっと強い人です!

(ドアの開く音)

(新の声)優香が何したって
俺は揺るがないから!

長屋は 俺がぶっ潰す!

俺が あの会社から
絶対 自由にしてやる!

(携帯電話の振動音)

もしもし。
(楠木優香)「新? こっち」

♬~

あんな大金 どうやって集めたの?

秘密。

それは 私が長屋の人間だから?

というより 俺と会長の争いに
巻き込みたくない。

もう とっくに
巻き込んでるくせに。

たまに混乱する。

あの会社から自由にしてやる
って言葉

すごく嬉しかったけど

復讐なんか もうやめてくれって
思ったりもするし。

でも 気づいたら
また応援してて。

私は 新と長屋の
どっちの味方なんだろうって。

俺が優香を好きな理由って
言った事あったっけ?

大学入試の時
遅れそうになってて

でも 俺の助けはいらないって
意地になって何キロも走って

それで間に合ったよね。

(新の声)あの時の背中が

自分の身は自分で守れるって
語ってるみたいで

かっこよくて 好きになった。

優香は
自分の味方をすればいいと思う。

うん。

(龍二)社長の事が好きなの?

好きだとしたら…?

関係ないよね?

あんた 私の事 好きなんでしょ?

私は あんたが金持ちの息子だから
近づいたんだよ。

一緒にいたら得するかも
って思ったから。

でも あんたは

私にも 後継者のポストにも
手を出そうとしない

欲のない ただのバカだった。

勝手に言ってろ。

社長の事 好きかって?

好きだよ。

でも 人の気持ちなんて
すぐ変わるでしょ?

まだ あんたにも
チャンスはあるよ。

もしもだけど

もし どうしようもなく

私の事が
好きでたまらなくなったら…。

長屋の後を継いでよ。

フッ… ハハハッ!

冗談だよ。 行こう!

(綾瀬りく)ごめん 遅くなって。

(亮太)おっ…!

(りく)変?

ううん。 素敵です。
すごい似合ってるよ。

やっぱり りくは黒髪がかわいい。
(りく)ありがとう。

なんだよ。 この辺が
ざわざわするじゃねえかよ。

(りく)何 言ってんだ! バカ!

痛え! そう! それでいい。

じゃあ 俺 そろそろ行ってくる。
どこに行くんですか?

んっ? ちょっと用事あって。

(ドアの開閉音)

社長! 社長!

用事って なんですか?
うちの店と関係あるんですよね?

個人的な用だから。

いつも そうやって はぐらかす。

株の事も 長屋との関係も
私は全然知らない。

私は 本当に
この店のマネージャーですか?

まあ 間接的には店の事だな。

ちょっと遠いけど 一緒に行く?
もちろん!

♬~

話せば長いし 退屈だと思うよ。

大丈夫です。 全部教えてください。

俺が小さい時に
母さんが病気で亡くなって

それから ずっと
父さんと2人で暮らしてた。

〈走るバスの中で
社長は話し続けた〉

〈社長にとって お父さんは
どんな存在だったのか〉

〈長屋龍河〉

〈会長との因縁の始まり〉

土下座をして 謝りなさい。

彼に対して謝る事はできません。

〈そして お父さんの死
隠された真実〉

〈そのあとの地獄
復讐のための計画〉

〈社長は淡々と話し

私は ただ じっと聞いていた〉

あの… どなたか
知り合いがいるんですか?

うん。 ちょっとね。

(松下)大丈夫か?
(松下未玖)うん。

こんにちは。
(松下)はーい。

あっ! うちに食材を卸してる…。
そう。 松下さん。

(未玖)あっ! 新お兄ちゃん!

おお~ 未玖ちゃん。 元気?
(未玖)うん。

なんか すごい大きくなったな。
(未玖)フフッ。

(未玖)あれ? パパ?

(未玖)喧嘩してるの?

ううん。 味方になってほしくて。

やっぱり 松下さんのところは
鮮度がいいですね。

ああ…。

お店のほうは どうなんだ?

おかげさまで
最近は繁盛してます。

じゃあ 新お兄ちゃんの夢
かなったんだね。

まだまだだけどね。
未玖ちゃんは夢とかないの?

私はね 警察官!

かっこいいね。

俺も 昔 警察官になりたかった。

(未玖)へえ~!
なんで ならなかったの?

ちょっといいか?
はい。

未玖ちゃんは 本当にたくましくて
いい子に育ちましたね。

刑事さんとは違って。

俺は もう 刑事じゃない。
そんなふうに呼ばないでくれ。

あの事件は まだ終わってません。

(松下の声)出頭してきた
庭師の男はアリバイがありまして。

運転席に
はっきりと長屋龍河の姿が…。

(大垣貴史)
もういいと言ってるだろ!

(大垣)君も警察組織の一員だろ。

♬~

本当にすまない。

だが…

どうか ここには
もう来ないでくれないか?

頼む!

顔を上げてください。

金だったら いくらでも払う。

何千万でも何億でも

何年かかってでも…。

だから…!

松下さん。

今 あなたにできる事は

偽証した事を認めて
真実を明らかにする事です。

少なくとも
娘さんの夢を応援できる

堂々とした父親になるべきでは
ありませんか?

でも 父親の俺がいなくなったら
あの子は…。

俺は商売人なので
代償はきちっと払ってもらいます。

父親がいなくなったら…?

僕の前で よく言えますね。

申し訳ない…。

申し訳ない…。

申し訳ない…!

♬~

あの人が
正しい証言をしてくれたら…。

えっ?

長屋龍河を刑務所に入れて

会長派の株主たちを
味方につけられる。

そういう事でしょ?

でも
もう少し時間がかかるかもな。

おい…。 なんだよ?

ちょっとだけ…。

(ため息)

全然 バス来ないな…。

この傷は なんですか?

昔 マグロ漁船で働いてた時に
怪我した。

これは?

それは工場で働いてた時の。

一人で… つらかったでしょ?

まあ ちょっとは…。

♬~

どうした?

〈社長の過去に胸が痛んだ時…〉

急に どうしたんだよ?

〈好きだという この気持ちが

愛だと気がついた〉

〈もう 二度と
一人で苦しませたくない〉

〈この人に手を出した奴らは

みんな潰してやると誓った〉

〈愛してる… 心から〉

♬~

♬~

ランチも繁盛してるでしょ?

週末だったら これくらい
当然じゃないですか?

そうね。

仕事行く途中?
ええ。

製氷機が壊れちゃって

ちょうど みやべに
氷借りに行こうと思ってたんだ。

一緒に行こう。

ずうずうしい。 コンビニで
買えばいいじゃないですか。

たくさん必要だから…。

社長に全部聞きましたよ。

長屋と社長との関係。

自分の事
あんまり話さない人なのに…。

随分 信頼されてるんだね。

もしかして…

今回 株を買ったのも
あなたのアドバイス?

さあ…。

ねえ 私の事 そんなに嫌い?

何を今さら…。

私は あなたの事
全然 嫌いじゃないんだけど。

ありがとうございました。

(ドアの開閉音)

社長。
おう。

えっ? 2人一緒なんて 珍しいな。

ちょっと 氷が欲しくて。

おう。

奥に龍二いるから 聞いてみて。
ありがとう。

さっきの 誰ですか?

ここのビルのオーナーさん。

(亮太)立ち退き!?
なんですか それは!

オーナーが代わったんだけど

老朽化でビルを取り壊したいから
出ていけって。

はあ!?
マジかよ!

ここの契約は いつまで?

あと半年。

確か法律では オーナー側に
正当な事由がない限り

契約は続けられるはずだけど。
さっき 無理言って

新しいオーナーの電話番号
聞いたから

とにかく説得してみるよ。

(呼び出し音)

「はい」

あっ もしもし? こんにちは。

六本木で 二代目みやべという
居酒屋を経営している

宮部新と申します。

あの… ここのビルを
ご購入されたと聞きましたので

一度 ご挨拶をと思いまして…。

それは偶然だな。

はい?

「私だ」

長屋茂だ。

<この男は 身の丈に合うことを信条として
生きている ごく普通の人間である>

<そんな彼の心の中に
新しい「家」の姿が生まれた>

(松坂)<その「家」は完璧でなくてもいい>
<…と思っている>

<自分と同じように>
<家族と一緒に作る 伸び代のある…>

<そんな「家」がいい>

<家は 生きる場所へ>

「私だ」

長屋茂だ。

話を聞いてやる。

明日 長屋に来い。

♬~

どうしたんですか?

♬~

長屋だ。
えっ…?

なんで 長屋が
わざわざ ここを買うんですか!?

いや…
マジで長屋には うんざり…。

気に入らない人間を
排除するために ビルを買うとか

器が小さすぎるでしょ。
葵。

私は この人が

ずうずうしく氷を借りに来る
神経も理解できないし

こいつ!
なんで 長屋の息子の龍二が

ここで のうのうと働いてるのかも
わかんない!

葵!

それ以上言ったら 本気で怒るぞ。

♬~

(龍二)葵…! 葵! 待ってよ!

当分 長屋の人間とは
話したくない。 話しかけないで。

教えてくれ!

うちの家族は
社長に何をしたんだよ?

なんも知らないから
そんな気楽でいられるんだね。

じゃあ 教えてあげるよ。

あんたの家族が
今まで何をしてきたか。

おい 優香。
買い物なんか バイトに行かせろ。

返して!

気にすんな。
会社の外では気楽に話そう。

なあ 今週末 暇?

ミュージカルのさ
VIP席 取れたんだ。

どう? 2人で見に行こうよ。

ねえ… 私の事 好き?

えっ…!?

あ… ああ。

私は あんたの事が大っ嫌い!

なんで…?

理由は なんだよ?

おじさん。
おじさん?

あんたが車でひき殺した
おじさん。

新のお父さん。

私にとっても…

父親みたいな人だった。

だから もう つきまとわないで。

♬~

(長屋)
最近 よく会うな。 座れ。

なんだ? 私に言いたい事が
あるんだろう?

僕がビルの契約更新を希望したら
どうするおつもりですか?

残念だなあ…。

あのビルは 老朽化によって
倒壊の危険性があるというのが

専門家の判断だ。

文句があるなら
裁判でもなんでも やったらいい。

だが 君に勝ち目はない。

そんな事より…

龍二を君の店に引き入れた理由は
なんだ?

人手不足だからです。
今すぐクビにしろ。

それは 龍二が決める事です。

私の息子を服従させて
優越感に浸りたいのか。

あなたは 部下を

優越感に浸る道具に
使っているんですか?

龍二は 君の事を
強い人間だと言った。

今回は ちょうどいいチャンスだ。

本当の強さを息子に教えてやる。

そのために
ビルを買ったんですか。

君は意地っ張りだ。

今のビルから追い出しても
別のビルで店を開くだろう。

そうなったら そのビルも買う。

君が入居するビルは
片っ端から買ってやる。

それが 会長の考える
「強さ」なんですね。

どれだけ 誰かが苦労をして
築いたものでも

一瞬で壊す事ができる。

それこそが強さだ。

あなたの望みは なんですか?

♬~

最初のボタンから
きちんと かけ直そう。

♬~

今 ここで 土下座して謝れ。

土下座をすれば
店を続けられますか?

ああ。

もう 君からは何も奪わない。

そうドライに考えられるほど
この縁は浅くないです。

俺は あなたの敵ですから。

敵?

土下座をできず
退学になったのに

父は 誇らしい息子だと
言ってくれました。

たかが退学 たかが退去。

結局 あなたは
僕から 何一つ奪えてない。

僕の考える「強さ」は
人が作るものです。

みんなの信頼が僕を強くする。

龍二が
強いと言ってくれたそうですね。

嬉しいです。

僕は もっと強くなります。

商売ができなければ
人もいなくなるんじゃないか?

人がいるから
商売ができるんです。

なるほど。

じゃあ 勝負するか。
受けて立ちます。

今のが最後のチャンスだった!
君は必ず後悔する!

この悪縁を絶ち切るには
一つだけ 方法がありますよ。

なんだ?

あなたが罪を償い

土下座する事です。

♬~

(ドアの閉まる音)

新。

おう。

ああ そっか。
昼間は こっちか。

なんの用事?

会長に会ってきた。

俺たちは
近々 ビルを追い出される。

暗い顔するな。

大丈夫なの?

♬~

ごめん。

優香を長屋から自由にするには
もう少しかかる。

じゃあ… また 六本木で。

うん…。

♬~

失礼します…。

♬~

みやべが入っているビルを
購入されたそうですね。

それが どうした?

理由を伺ってもいいですか?

知ってて来たんだろう?

今は機嫌が悪い。
言葉を選んでくれ。

会長らしくないですね。

らしくない?

私は 会長を
10年以上 見てきました。

過去には 社会的な観点から見て
間違った選択もなさいました。

あいつを追い出す事が
間違っていると咎めに来たのか?

たとえ間違っていたとしても

今までの選択は 常に
長屋に利益をもたらしてきました。

でも 今回のビルの購入は
感情的なもので…。

やめろ! そこまでだ! 下がれ!

♬~

(息を吐く音)

(新の声)この縁は浅くないです。

俺は あなたの敵ですから。

私の敵が あの若造だと…?

ハッハッ… ハッハッハッハッ…。

(龍二)葵に聞きました。

僕の家族が 社長に何をしたか。

どうして 今まで
言ってくれなかったんですか?

会長と龍河と俺の問題だから。

そう言うと思いました。

うちで働きたいって言ったのは
どうして?

小遣い稼ぎですよ。

あの時 思った…。

龍二は
誰かに頼りたいんだなって。

思い上がりかもしれないけど
みやべは

お前の頼れる存在に
なれるかもしれないって思った。

ありがたいですが
僕に そんな同情は…。

同情じゃない。

お前の中に 俺を見てた。

お前とは
勝手に仲良くなれると思って

俺と長屋の関係を知ったら
どう思うかまでは

考えてなかった。

本当にごめんな。

♬~

ごめんなんて
言わないでください。

僕の家族が今までしてきた事

心から謝ります。

♬~

(ドアの開く音)

(龍二)葵。

葵 少し話せる?

何?

僕… 店を辞めようかと思って。

話って それ?

お父さんには

これ以上 社長を邪魔しないなら
僕は長屋に戻るって

言おうと思って。

それが一番いいんだよな?

そうしてくれる?

もし そうしてくれたら
すごくありがたい。

葵って… ひどい奴だな。

♬~

(葵の声)龍二 来て。

この子が
気に入った女の子だとする。

リズムにのる時
ちょっと体が触れる。

絶対 露骨にやらないこと。

♬~

(京子)
会長がビルを買った話は聞いた。

なので 長屋に投資した金を
回収しようと思って。

(ため息)

じゃあ 1パーセントは
もう無理ね。

てっきり 私の支援に回るかと
思ったんだけど…。

すいません。

引っ越して
店を続けようと思います。

大して価値のある店じゃ
ないでしょ。

損してまで続ける理由が
わからないんだけど。

大事な店なんです。

でも 結局
会長に奪われたじゃない。

奪われてはないです。

店っていうのは 人ですから。

♬~

こないだ借りてたビール
助かった。 ありがとう。

(亮太)
困った時は お互いさまですから。

氷がないとか ビールがないとか
絶対 嘘でしょ。

ここに来るための口実ですよね?

新は?

おう 優香。 来てたの?

来ちゃ駄目だった?

社長。 龍二が話したいって。

(龍二)あの…。

この店を辞めようと思いまして…。

(亮太)はあ!?
お前 なんだよ こんな時に!

理由は?

そのほうが みやべにとって
いいと思ったからです。

もし お前が 父親や兄貴のせいで
辞めるんだとしたら

俺は全力で引き留めたい。

ここを辞めるのを条件に
お父さんと取引するみたいですよ。

(りく)会長と? 取引って何?

店を続けられるように
頼むんだって。

龍二が辞めれば 全て解決する。

葵は? どう思ってるんだ?

それは もちろん賛成ですよ。

まあ 龍二だって
今まで気まずかっただろうし

社長だって 今まで
気まずかったんじゃないですか?

♬~

何をするんですか…。

お前は マネージャー失格だ。

♬~

俺たちは今から 株式会社RC
六本木クラスの創立メンバーだ。

(長屋)ビルから追い出すだけでは
甘かったか…。

(田辺弘子)
1年以内に ここは潰れるよ。

僕が欲しいのは 自由です。

長屋に来てもらえませんか?
ここを辞めます。

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