<木曜劇場>純愛ディソナンス #05【結婚記念日、試される妻への愛】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<木曜劇場>純愛ディソナンス #05【結婚記念日、試される妻への愛】[字][解][デ]

正樹(中島裕翔)と路加(佐藤隆太)がプロジェクトを立ち上げる。仕事先で二人きりになる正樹と冴(吉川愛)。一晩を共にする二人は果たして結ばれるのか!?

番組内容
正樹(中島裕翔)がケガをして入院していることを知った冴(吉川愛)は、居ても立ってもいられなくなり病院へと駆けつける。病院の屋上にいた正樹を見つけ、ようやく落ち着きを取り戻した冴は、帰ろうとした。そんな冴を、何も言わずに抱きしめる正樹。我に返り、冴から体を離した正樹は「ごめん」とだけ言い残して去っていく。
『コアスパーク』社長の路加(佐藤隆太)は、SNSで正樹に関する情報をチェックしていた。
番組内容2
そこで路加は、5年前正樹が教師を辞めたのは冴との写真が出回ったせいだと知る。
別の日、路加はコラボ小説の打ち合わせで愛菜美(比嘉愛未)と会う。愛菜美は、主人公が結婚生活を守るためにセカンドパートナーを決めるという路加のアイデアを基に、次回までに草案を出すと約束する。その際、次回の打ち合わせ日として路加が提案したのは、正樹と愛菜美の結婚記念日だった。路加は、結婚記念日は予定を空けているという愛菜美に
番組内容3
「記念日なんかにこだわっているカップルは大抵浮気する」と言い出し、同席した冴から非難される。
そんな折、冴は愛菜美から食事に誘われる。自分が紹介した編集者が冴の書いた小説を「退屈だ」と酷評したことを知った愛菜美は、まだチャンスがあるのだから諦めないよう助言。一方、正樹は、路加からあるビジネスの計画を持ち掛けられる。自分たちは過去に傷を持つ者同士だから必ずいいパートナーになれる、と路加は言うが…。
出演者
中島裕翔 
吉川愛 
比嘉愛未 
髙橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 
筧美和子 
和田正人 
畑芽育 
藤原大祐 
神保悟志 
手塚とおる
 ・ 
眞島秀和 
富田靖子
 ・ 
光石研 
佐藤隆太 

スタッフ
【脚本】
玉田真也(『JOKER FACE』『アノニマス~警視庁指殺人対策室』) 
大林利江子(『ギルティ~この恋は罪ですか?~』『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』) 
倉光泰子(『アライブ がん専門医のカルテ』『うきわ』) 
武井彩(『捜査会議はリビングで!』『星になりたかった君と』) 

【音楽】
横山克
スタッフ2
【主題歌】
Hey! Say! JUMP『Fate or Destiny』 

【編成企画】
髙野舞 

【プロデュース】
森安彩(共同テレビ) 
関本純一(共同テレビ) 

【演出】
木村真人(共同テレビ) 
土方政人(共同テレビ) 
菊川誠(共同テレビ) 

【制作】
フジテレビ 

【制作・著作】
共同テレビ
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/lovedisso_fuji/ 
【公式Twitter】
https://twitter.com/lovedisso_fuji 
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/lovedisso_fuji/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 路加
  2. 愛菜美
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  4. 慎太郎
  5. 先生
  6. 和泉
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  8. フフ
  9. お前
  10. 莉子
  11. 大丈夫
  12. ホント
  13. 結婚
  14. 結婚記念日
  15. 仕事
  16. 今日
  17. 絶対
  18. ハハ
  19. 一緒
  20. 碓井先生

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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あのとき 先生に
すごく 迷惑 掛けちゃって

申し訳なかったと思ってます。

もう 昔のことだよ。
昔のことじゃない。

私の中では 今でも続いてます。

(慎太郎)一緒にいたい。 好きだ。

(路加)昨日 誰かに襲われて
ひどいケガらしい。

大丈夫だよ。
大丈夫じゃない。

あなたには 私がいなくちゃ。

心配で どうにか
なりそうだったんだから!

先生が大変なことになってるって
聞いて

頭 真っ白になって

気付いたら
先生のことばっかり 考えてて…。

♬~

ごめん…。

どういう意味ですか?

《世の中には

好きになったらいけない
男がいる》

♬~

《ひきょう者》

(賢治)退院 おめでとう。

ありがとうございます。

じゅうぶん 頂いてますので。
(賢治)ハハ…。

《カッコ付け》

お前が
休んでる期間に 失った金だよ。

さっさと働いて 取り返せ。

(北都)ハハハ…。
《小心者》

父さん こいつ 入院…。

お前も さっさと働け!

笑ってる場合か?

はい。

《そして 妻帯者》

♬~

ただいま。
(愛菜美)おかえりなさい。

おかえり~。

フフフ。
(愛菜美)ごめん。 兄さん いたら

職場みたいだよね。

でもね これ 持ってきてくれたの。

(北都)おめでと~。
(愛菜美)快気祝いだって。

ホント 予定より早く退院できて
よかった。

どうも。

浮気したら困るって
愛菜美が 早く退院させたんだぞ。

だって 看護師さんたち
絶対 正樹のこと狙ってたもん。

絶対 看病させたくない。

昔っから 執着心が すげえから。

ハハハハ…。

ハハ…。 怖いな。

怖いよ。

《それにもかかわらず
引かれてしまう女が 一定数いる》

ねえ
7月11日って 何て書いてある?

(莉子)冴の誕生日?

どうした? 珍しい。

いいから 教えてよ。

んっ。
んっ。

相性占いも あるよ。

えっ?
フフ。

ほら 相手の生年月日 書いて。

はい。

慎太郎じゃないんだ…。
えっ?

いや 最近 2人
何か いい感じだったから。

結構 大人の男ですね。

(晴翔)何 何 何? 秘密の話?

恋ばな。
ガールズトークってやつです。

男の意見は なくていいの?

恋愛経験あんの?
(晴翔)ないと思う?

ねえ 男の人が
女の人を抱き締めるときって

どんなとき?
えっ?

そりゃ… 好意があるときでしょ。

抱き締めるって 相当だよ?

大人の男に 抱き締められた?

色々あってね。

えっ?
いいじゃん。 脈ありじゃん。

あっ… その人 結婚してる。

はっ? それ ないから。

既婚者と不倫するってことは
二股 公認するってことだよ?

自分の価値 下げてるのと
一緒だから。

《周りから
やめた方がいいと言われても

その言葉に耳を貸さず…》

(晴翔)でも 恋愛って 結婚とか
そういう問題じゃないよね?

晴翔は子供だな~。

結婚は 重みが違うんだよ 重みが。

(晴翔)でも
ホントに好きになった気持ちは

理性じゃ どうにもならないし。

《かすかな希望に思いをはせる》

♬~

♬~

(路加)結婚は契約。 契約は絶対。
破ることは できない。

でも もし 自分が

満たされていないと
気付いてしまったら?

いずれ 壊れちゃうでしょうね
結婚は。

(路加)そう。 だから 主人公は

結婚生活を守るためにも
セカンドパートナーを

見つけることにしたって流れで
お願いできますか?

承知しました。

次回の打ち合わせまでに
草案を提出します。

(路加)う~んと
11日の木曜 いかがです?

あ~
その日は 先生の結婚記念日です。

(愛菜美)ごめんなさい。 いつも
記念日は空けることにしていて。

旦那さんと
本当に仲がいいんですね。

ハハ。 うらやましいな。

賭けてもいい。
記念日なんかに こだわってる

カップルは たいてい 浮気する。

社長 そんなわけないでしょ。
何 言ってんですか。

ありがとう 和泉さん。
正義感が強いのね。

いえ。
(愛菜美)でも

もっと柔軟に
物事は考えていいんだよ。

人には 様々な考え方がある。

重婚を良しとする国だって
あるわけだから。

和泉さん ちゃんと 恋してる?

まっ まさか。

知ってる? 小説家にはね
恋と食事が 何よりも大切なの。

はい?

新田さん お客さんが。

えっ? 予定 入ってたっけ?

いえ。
どうしても お会いしたいそうで。

♬~

(晴翔)で 告白の返事は?

何だよ。 気付いてたのかよ。

(晴翔)いや
明らかに 空気 変だったでしょ。

返事は まだ。

そっか。

やっぱ 大人の男がいいって
なっちゃうのかなあ。

えっ?
(晴翔)んっ?

いい匂い。

おい 人数分 なくなるだろ。
(莉子)ううん…。

大丈夫だよ
冴 今夜 ご飯 行ったから。

フレンチだって。
(慎太郎)誰と?

先生と。

えっ?

♬(ピアノの演奏)

(愛菜美)
おいしい物を食べて 恋をして

感情を動かすことが 重要なの。

本能を刺激するっていうのかな。

(愛菜美)ホントかどうか
分からないけど

有名な作家たちに会うと みんな
口を揃えて おんなじこと言うの。

退屈な人間は 駄目だって。

ヤバい。

この前 紹介していただいた
編集者さんに

退屈だって言われました。
えっ? そんなこと言われたの?

美南先生に言われなきゃ
読まなかったし 気持ち悪いって。

うわ~。

失礼な編集者で ごめんね。
あっ いえ。 一理あるので。

和泉さん 今 22歳よね?
はい。

私ね 28で やっと

小説家になる きっかけを
つかめたの。

正樹と出会って
いろんな刺激をもらって…。

だから 諦めないで。

まだまだ チャンスはあるし…
あっ おいしい物だったら

こうやって たくさん
食べさせてあげられるし。

あっ
今度 別の編集者 紹介するから。

ありがとうございます。
(愛菜美)うん。

私も正樹も 教師だったでしょ?

だから
生徒が成長していく姿を見るの

ホントに楽しみなの。

御社が所有するリゾート物件と

弊社の
セカプリ プレミアム会員を

つなぐと 考えていただければ…。

どうして 私に この話を?

昔 嫌な経験をしたことがあって。

必死に働いて

やっと 大きな仕事をつかんだと
思ったら

突然 契約を切られて
ごみのように扱われ…

さすがに 心 折れましたよ。

大変でしたね。
いや

あなたも
苦労されたみたいじゃないですか。

5年前。

同じような経験をした人じゃないと
信用ができなくて。

分かりますよね?

私たちは
きっと いいパートナーになれる。

御社のリゾート物件の稼働率を
調べさせてもらいました。

オフシーズンは
どう見ても 赤字だ。

私の提案は

たとえ うまくいかなくても
お互いに 大きな損失はない。

だが うまくいけば
簡単に利益を生める。

あなたにとっても
決して 悪い話じゃない。

一度 上に相談してみます。

なる早で 実際の物件を見たいので
近々に案内してもらえますか?

11日の木曜… がいいな。

♬~

あ~。
碓井先生?

あのころさ
地味 つまんないって

み~んなで
私のことバカにしてたよね?

えっ?
知ってんだから。

でも そのとおりなのよ。

違うじゃないですか。

こんなに成功して
すてきな旦那さんもいて。

まだ 正樹のこと
すてきだって思ってるんだ。

あっ そういう意味じゃ…。
ハハ。 分かってる。

からかっただけ。

フフ。

こっ こんばんは。

こんばんは。 ごめんね。

おい 飲み過ぎだろ。
(愛菜美)ん~… 遅いよ。

あっ…
これ 私の すてきな旦那さん。

フフ…。

ほら 愛菜美 しっかりしろ。

行くよ ほら。 ほら。

あっ ねえ
和泉さんも送ってってあげて。

夜道は危ないんだから。 ねえ。
分かったから。

ちゃんと歩いて。 ほら。

ねっ。
えっ…。

ありがとうございました。

あと ごちそうさまでした。

気を付けて。

もう 着いたの?
うん。

慎太郎。

あっ 朝比君。

冴 お前 何してんだよ。

先生たちが送ってくれた。

(慎太郎)ご無沙汰してます。

ほら 帰るぞ。

もしかして 一緒に住んでるの?

はい。

(愛菜美)
フフ…。 まだ 仲いいんだ。

いいね。
フッ。 そうだな。

じゃ 失礼します。

じゃあね。 またね。

(慎太郎)
《おい! どういうつもりだよ》

帰ろ。
うん。

(慎太郎)
あいつらと何してたんだよ。

碓井先生 奇麗になったよね。

(慎太郎)いや 意味 分かんねえ。
愛の力だね。

だから 全然 意味 分かんねえよ。

何で
あの2人と お前が いるんだよ。

何でって
碓井先生と仕事してるからでしょ。

じゃあ 新田は?

たぶん 奥さんのことが大切だから
迎えに来たんだね。

あんな金あんなら
旦那じゃなくて タクシー呼ぶだろ。

知らないよ。

やっぱ おかしいって。
だって お前と新田は…。

碓井先生は気にしてないよ。
だって 5年も前のことだよ?

お前に見せつけるために

新田
呼んだかもしれねえじゃねえか。

わざわざ 何のために?

私の小説のことも
協力してくれてるの。

出版社だって紹介してくれた。

マジで そう思ってんのか?

えっ 何が言いたいの?

心配なだけだって。

何が?

お前は すぐ 周りが
見えなくなるじゃねえかよ!

私の何を知ってんの?

ほっといてよ!

ハァ…。

着いたよ。
(愛菜美)うん。

よいしょ。 ほら 靴 脱いで。

(愛菜美)んっ? あっ… あっ。

あ~…。

もしかして
後ろめたいことでも ある?

えっ?

いつもより優しいもん。

絶対 何かある。

あっ 図星だ。

ごめん。

実は 俺…

結婚記念日 仕事が入った。

そっか。

泊まりなんだ。

誰と行くの?
路加さんだよ。

あ~ あの うさんくさい人。
フフフ…。

今 彼と 事業
始めようとしてるところなんだ。

俺も 会社に貢献しないと
いけないだろ?

じゃ… 今 お祝いしよ?

ほら ちゃんと休んで。

ねっ。

ハァ…。

(北都)《あんなやつと別れろ》

《また その話?》

《正樹は お前を裏切ってる》

《病院の屋上で

若い女を抱き締めてるところを
見た》

お待たせしました…。

って…。
何で?

先生こそ 何で?

(路加)すいません 遅くなって。

いえ。
(路加)あっ 今日は 和泉も

アシスタントで
同行させてください。

どうも よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

えっ 知り合いですよね?

新田さん 和泉と親しいって
奥さんから伺ってますよ。

元生徒です。

こうやって会うと
気まずいものでして。

♬~

ハァ…。

(戸の開く音)

(静)あ~! あっ… あ痛っ…。

(晴翔)えっ?

大丈夫ですか?

うわ~。

弊社で管理してるヴィラです。

内装は 御社のアプリの
メインターゲット層に合わせて

改装することも可能です。
(路加)うん。 悪くないね。

どう? 和泉は。

うちよりは広いんで
じゅうぶん 満足っていうか。

ここにいたら
既婚者相手でも 恋したくなる?

では 次の物件…。
新田さんは どうです?

恋したくなります?

ええ。 恋したくなりますよ。

誰にも邪魔されない空間で
美しい景色を眺めながら

2人で
ゆっくりとした時間を過ごす。

いいじゃないですか。

いいんですか?
奥さんがいるのに そんなこと…。

ハハハ…。 妻には内緒で。

フフ。 分かりました。 内緒で。

(愛菜美)《ねえ 何で わざわざ
結婚記念日に仕事を入れたの?》

《やめてくれる?》
《邪魔をしたくてかな》

《どうして
そんなに邪魔をしたいの?》

《君に近づきたいから》

次 行きましょうか。

はい。

(晴翔)ここ 座ってください。

(静)あっ… 痛たた…。
いっ いった~。

あっ。
(晴翔)すいません。

今 冷やすの持ってきますね。
(静)あっ 大丈夫だから。

行く所もあるし。
(晴翔)いえ。 今 持ってきます。

(物音)

≪(ドアの閉まる音)

(晴翔)あれ? 帰っちゃった。

(路加)今日は お疲れさまでした。

ちょっと
遅くなっちゃいましたけど

しっかり おもてなし しますんで。

恐縮です。

《君が
2人を引き裂いたんだろ?》

《こんなことで
引き裂かれるようなら

2人は運命じゃない
ってことじゃない?》

《運命じゃないなら

結婚記念日に ご主人と和泉を
2人きりにしても

何も起きないかな?》

《何が言いたいの?》

《賭けてみない?
どっちになるか》

《賭け? 面白そう》

《いいの?
自分が傷つくことになっても》

《退屈より ましでしょ?》

《どっちに賭ける?》

(路加)
あっ そういえば すいません。

今日 結婚記念日でしたよね?

奥さんから伺いました。 なっ?
あっ はい。

いえ。 事情を話して
理解してもらってますので。

よかった。
ちなみに何年目ですか?

4年目です。

なれ初めは?
ハハハ。

彼女の父親の仕事を通して。

新田さんの方から
言い寄ったんですか?

どうだったかな?
ハハ。 忘れました。

(路加)でも あれですよね?
教師時代から

知り合いだったんですもんね?
そのころから いい感じで?

いえ。 そのころは同僚だったので。

(路加)ホントかな。
絶対 噂とかあったろ?

社長
もう いいんじゃないですか?

和泉は してる?
ドキドキするような恋。

フフ…。 今の時代 それも
セクハラになりかねませんよ。

ハハハ。 ですね。 あっぶね。

(バイブレーターの音)

(路加)
すまん。 ちょっと いいですか?

はい。
(バイブレーターの音)

(路加)もしもし。

ちょっと トラブルがあって。

あしたの内見
キャンセルできますか?

こちらは構いませんが…。
すいません。 ちょっと 出ます。

あと 頼んだ。
えっ? ちょっ…。

(ドアの開閉音)

じゃあ これで。

そうですね。

お待たせいたしました。

(路加)今から東京に戻るけど。

(愛菜美)気を付けて。

本当に 俺が勝ったら

君と
一晩 過ごさせてくれるんだよね?

ええ。 その代わり

私が勝ったら 何でも
言うこと聞いてくれるんでしょ?

(路加)でも
この賭け たぶん 俺が勝つよ。

あの2人は きっと この後…。

うん。

<この男は 身の丈に合うことを信条として
生きている ごく普通の人間である>

<そんな彼の心の中に
新しい「家」の姿が生まれた>

(松坂)<その「家」は完璧でなくてもいい>
<…と思っている>

<自分と同じように>
<家族と一緒に作る 伸び代のある…>

<そんな「家」がいい>

<家は 生きる場所へ>

♬~ (羽生) 《雪肌精に

男性用はありません》

《性別や年齢を問わず使える》

《自然の恵で作られているから》

<それは 地球生まれの透明感>

<「雪肌精」 Gift from the Earth>

(男性)もう 何もない。 うん。

(店員)
お誕生日 おめでとうございます。

ありがとうございます。
(女性)ありがとうございます。

え~? ありがとう。
(店員)おめでとうございます。

(女性)
すごっ。 えっ 消していい?

(男性)いいよ。 消して…。

《おめでとう》

ちょっと疲れちゃったので
もう 部屋に。

えっ! どういうことですか?

路加で
予約してるはずなんですけど。

ご予約いただいておりました
路加さまと和泉さまの お部屋は

キャンセルのご連絡がありまして。
えっ?

(従業員)近くの系列のホテルにも
確認しましたが

今は 夏休みで
家族連れの方も多く

どこも満室でして…。

そうですか…。
(従業員)申し訳ございません。

あっ いえいえ。

どうした?

別に 何でもないです。

どこ行くんだよ。

電車で帰ります。

もう 電車ないぞ。
タクシーだって。

じゃ 野宿します。
どこで?

ここで。
どうやって?

どうやってって…。

もう 歩いて帰ります。

無理だって。

そうやって
優しくしないでください。

勘違いしますよ。

それでも いいんですか?

ここは 毒蛇が出るんだ。

はっ?
毒蛇。

嘘だ。
嘘じゃない。

去年一年で 13人が亡くなった。

えっ?

ホテルに戻ろう。 ここは危ない。

≪(物音)

あっ! うわ!

ほら。
≪(物音)

ホントに出るの?

行こう。 音 立てるなよ。

おっ おっ うわ…。

あっ。

あっ。

下手な嘘 つかないで。

放っといてよ。

放っておけるかよ。

放っておけるわけないだろ。

(路加)何してる?
(愛菜美)何って 別に。

(路加)今から出てこれる?

あ~ 無理ね。 これから
大切な人が会いに来てくれるの。

≪(チャイム)

じゃ。

いらっしゃい。

どうぞ。

あっ お酒の方が よかった?

フフ…。
今日は 来てくれて ありがとう。

やっぱり うれしいものね
昔の生徒からの連絡は。

あっ 今 仕事 何やってるの?

どうやって
新田と結婚したんですか?

失礼ね。

私じゃ 結婚できるわけないって
言いたいの?

自分が新田を手に入れるために
冴のこと つぶしたんですよね?

(愛菜美)心外だなあ。

私 今 和泉さんが
小説家になれるように

一生懸命 手助けしてるのに。

冴を手なずけるためだろ?

人って 何をしても

裏切るときは裏切るって
知らない?

いくら尽くしても 報われない。

誰かの特別になれない存在なら
よ~く分かるでしょ?

フッ フフフ…。 あっ 知ってた?

今ね 和泉さん 私の夫と
ホテルで泊まってるんだよ。

しつこい男って
嫌われると思うけど。

♬~

鍵 ここに置いとくから
好きに使って。

先生 ちゃんと教えてください。

どういうつもりなのか。

もう 遅いから。

また そうやって逃げるんですか?

逃げないで
先生の気持ち 教えてください。

分からない。

だったら この前 何で…。

何か言ってよ。

ごめん…。

俺には… 何も言えない。

そっか。

やっぱり そうですよね。

もう 二度と 謝るようなことは
しないでください。

フフ…。

その情けない顔
5年前と 全然 変わってない。

えっ?

さっきも
思い出しちゃいましたよ。

私の誕生日に 先生が来てくれて

一緒に ケーキ食べてくれたこと。

実は 俺
生クリーム 苦手なんだよ。

言いづらかったけど。
フフ…。

だから ずっと 下 向いてたんだ。

そっちが
先に イチゴばっか食べて

クリームしか残ってなくて。

覚えててくれたんですね。

忘れられないよ。

忘れないでください。

ああ。

そろそろ行くわ。

先生…。

結婚記念日
おめでとうございます。

(ドアの閉まる音)

♬~

ただいま。

おかえり。

ごめん。

ごめん。

♬~

どうしたの?

遅くなったから。

♬~

♬~

♬~

(莉子)ちょちょ…
ちょちょ ちょちょ ちょちょ…。

えっ?
くま すごいよ。 寝てないの?

あっ 昨日 遅かったから。

≪(戸の開閉音)

ただいま。

おかえり。
(莉子)おかえり~。

うわ こっちも?

くま ひどいよ。 寝てないの?

いや 仕事が終わんなくてさ。
(莉子)そっかそっか。

(晴翔)おっ おかえり。
おっ ただいま。

あ~ おなか すいた。

ねえ 慎太郎 何か作って。

(慎太郎)何 食いたい?
うん… 慎スペオムライス。

おう。
うん。

(晴翔)あれ? 俺のプリンがない。

(慎太郎)んっ?
あっ 俺のヨーグルトもねえ。

(慎太郎・晴翔)誰か食べたでしょ?

私じゃないよ。 いなかったもん。

(莉子)いや… 違うから。
ダイエット中だし。

嘘つくなよ。 お前
この前 がっつり 肉 食ってたろ!

いいや。 低糖質ダイエットだから。
(慎太郎)いや

嘘つくなよ。 お前 食べた。
(莉子)食べてない。

(慎太郎)お前 食べた。
(莉子)食べ…。

(路加)あっ お待たせしました。

(路加)で… どうしたの?

私と 一晩 過ごしたいんでしょ?

(路加)君が勝ったんだ。
その必要はないよ。

(路加)
ご主人は 君を裏切らなかった。

何が 気に食わない?

全部。

(女性)う~ん 今回はこれでいっか‥

♬~
(上戸)ちょっと待って!
えっ?

ハミガキ選びはここに注目!

酵素!?
≪「クリニカPRO」には入ってます≫

≪お口のトラブルの原因≫

≪歯垢を分解 除去できる≫

日本で唯一の 有効成分なの!

≪生涯7大リスクもケア≫

≪誕生「クリニカPRO」≫

(北都)
フッ。 こんな うさんくせえ会社。

うちが3年前に契約した

インポート家具会社も
うさんくさかった。

でも
今じゃ 一躍 大企業になった。

お前は他人だから

うちが つぶれても
気になんないだろ?

他人とはいえ
私は 愛菜美の夫です。

フッ。

(賢治)
資料 見たぞ。 勝算はあるのか?

あります。
現在 うちで管理している

リゾート物件の
利用率が下がっているので

先方のアプリ事業と
連携することで

有効活用できるかと
考えております。

笑わせんな。
こんな くそみてえ…。

わが社が管理するリゾートの
売り上げは

年々 下がっています。

ここで 立ち直さなければ
ただの負債となります。

責任 持てんのか?

はい。

(慎太郎)お昼ご飯 できたぞ~。
早く食べよ~。

いただきま~す!

あ~…。

(莉子)えっ? 誰?

あ~!

あ~ おいしそ~。

何で おばさんが?

冴ちゃん 元気だった?
どういうこと?

お母さん おなか すいちゃった~。

何で ここが?
神様が導いてくれたの。

ねえ ふざけないでよ!
冴ちゃん

ずっと連絡が取れないから
お母さん 心配したのよ。

分かってる?

出てって! ねえ 出てってよ!

嫌よ! お母さん ここで暮らす!

はっ!? 何 言ってんの?
早く出てけよ!

(静)ん~…。
(慎太郎)あ~ ちょ… おばさん!

今日は帰ってください。

お願いだから…

お願いだから
二度と 私の前に現れないで!

♬~

♬~

(通知音)

♬~

(路加)うん。 完璧な草案です。

これなら セカプリユーザーも

適度な背徳感を味わいつつ
楽しめる ストーリーだ。

なっ?
(木之本)ええ。 確かに。

とても楽しみです。

では
このまま 原稿を書き進めますね。

よろしくお願いします。
(愛菜美)はい。

あっ そうだ。
結婚記念日は どうでした?

知ってるくせに。

一日 夫を貸してあげたでしょ?

(路加)フフフ。 すみません。
あの日しか 遠方に行けなくて。

まあ 別に いいけどね。

あの後
最高のお祝いができたから。

(色部)う~ん。
こっちが恥ずかしくなるぐらい

お二人 仲が良くって。
(愛菜美)フフ。

あっ そうだ。 和泉さん

どう? この企画の間だけでも
私のアシスタント やってみない?

えっ?

(愛菜美)
大丈夫よ。 社長さんみたいに

こき使うタイプじゃないから。

(色部)先生が
アシスタント取りたいなんて

初めてですよ。
先生は 能力がなければ

声 掛けませんから。

ですが…。

いいんじゃない?

俺は
人の夢の邪魔はしない主義だから。

じゃ 決まりね。

♬~

は~い。

あのさ
おばさんのことなんだけど。

晴翔
おばさんのこと知らないじゃん?

だから それで
家に入れちゃったみたいで…。

うん 分かってるよ。
それは もう大丈夫。

ホントに大丈夫か?

うん。 あの人には
絶対に 私の人生を邪魔させない。

それにね
その分 いいこともあったから。

いいこと?

とうとう 作家になれちゃうかも。

おっ すげえじゃん。

編集者に認められたとか?

あっ
そういうわけじゃないんだけど。

碓井先生が
アシスタントやらせてくれるって。

ヘヘ…。 あんな売れっ子作家の
アシスタントだよ?

やめとけよ。

えっ? やっと チャンス
つかめるかもしれないのに?

あの女と関わんのは もう やめろ。

どうして?

どうしてって…。

それは…。

何なの?

ちゃんと教えてよ。

5年前の写真 覚えてるだろ?

お前と新田の写真だよ。

あれを ばらまいたのは…。

碓井なんだ。

もう
新田とは関わっちゃいけない。

新田のためなら
碓井は どんな手を使ってでも

お前をつぶすつもりなんだって。

《毒牙というものは
静かに忍び寄ってくる》

《私たちが気付かぬうちに》

《誰にでも
同じように 近づいてくる》

いってくるね。
(愛菜美)今日 早いね。

路加さんとのプロジェクトの
準備があるから。

これから
どんどん 忙しくなると思う。

そっか。 頑張ってね。

うん。

《目を閉じるのは バカだ》

《愚か者だ》

♬~

♬~

♬~

(愛菜美)和泉さん。

何で あんなことしたんですか?

5年前のあの写真 流したの
先生だったんですね。

そう。

でもね…。

それの 何が いけないの?

《見逃してはいけない》

《迫り来る毒牙を》

[『純愛ディソナンス』を もう一度
ご覧になりたい方は TVerで]

[そして…]