「娘のホストクラブ通いをやめさせたいけど、言うことを聞いてくれない…」
まだ”自宅(実家)から毎日通い続けている”レベルの依存度であれば引き戻せる可能性は高いのですが、これがもしも”ホストと同棲”してしまっていたら赤信号です。
娘を救うため、プロの間でも解決が最難関と言われる同棲中の娘に親としてどう向き合っていくのか、また、ホストを味方にするとはどういうことなのかについて説明してみたいと思います。
ホストを味方にできる?
本記事のタイトルにもある「ホストを味方につける」とはどういうことなのか、あまりピンと来ない方も多いかと思います。
結論から申し上げますと、説得が難しいと思われていた娘さんも、意中のホストの言うことだけは素直に聞くだろうという理屈を逆手に取ったサポート手段のことです。
具体的には、ホストトラブル案件の解決専門業者がホストと直接交渉し、ホスト本人の口から娘さんに休養目的での施設利用や、心理査定などを促してもらいます。
「こんなことが本当に可能なの?」というご感想を持たれるかもしれませんが、これまでにもこの方法で支援に結びついたケースが存在します。
敵だと思っていたホストを味方につけるという逆転の発想が、事態を進展させるための意外な裏技だったのです。
同棲の現実を知っておく
ホストとの同棲事実を確認した時点で、娘さんの心は完ぺきにホストによって洗脳・支配されてしまっているようなものと思ってください。
同棲中の娘さんが最難関と言われる所以は、ホストお得意の女性心理掌握(心の隙に付け入る)の術中にハマってしまっていることが主な原因です。
そんな状態の娘さんに親(家族)や友人などが説得にあたったとしても、信じるホストを悪く言われたことに対する反感を買ってしまい、火に油を注ぐ結果となってしまうことが予想されます。
ホストというものは商売柄、女性からお金が絞れるうちは決して掴んで離さず、そのために時には手段も選びません。
これは特に成り上がり前の若手ホストによく見られる傾向です。
”手段を選ばない”とは、女性との疑似的な交際、肉体関係、果ては結婚の約束などを持ち掛けることなども平気で行うということです。
これらは心に隙のある女性に対して絶大な効果があり、正常な思考ができなくなってしまった女性はホストを完全に信じ切って、疑わなくなってしまいます。
その結果、娘さんは「彼(ホスト)は私に対して間違いなく本気だ!」といった夢のような妄想に駆られて、身も心も尽くすようになっていくでしょう。
ここまで心を掴まれてしまった女性を説得して”現実”に引き戻すのは、専門家であったとしても至難の業なのです。
素人の手には負えない
親(家族)や友人、知人といった近親者であっても、娘さんを取り戻すためにホストと対抗することは非常に困難です。
将来のためにも一刻も早くホストから引きはがして関係を解消させたいと願うのであれば、実績のある専門家の力を借りることが一番現実的な方法と言えるでしょう。
警察や弁護士などに相談してもよいのですが、彼らは法律を駆使してサポートをしてくれる反面、法律によって縛られているため事件性が薄い案件などでは積極的に動くことができず、臨機応変な対応はあまり期待できません。
そうした状況を鑑みて、ホストと女性とのトラブル解決に特化した柔軟な対応ができる私たちのような専門業者の存在が必要とされているのです。
しかし、その反面で大切な娘さんのデリケートな問題は他人に相談しにくい(世間体が気になる)という親御さんの悩みもよく耳にします。
ホストへの売掛(借金)など、金銭が絡んでいるトラブルなどでも親が自分たちだけで解決しようとお金を出してしまっているケースが見受けられますが、これはその場しのぎにしかなっていません。
専門家による根本的な解決をしない限り、時間が経つごとに将来へのあらゆる負債が永遠に続いてしまい、完全に手に負えなくなってしまいます。
できれば最悪の事態に陥ってしまう前に、思い切って私たちのような専門家への早めの連絡・相談をおすすめいたします。
受付時間:9:00~20:00(年中無休)
やってはいけないこと
「ホストクラブへ通う娘をどうにかしたい」と心では思っていても、他人に相談するのは気が引けてしまうのは皆さんどこのご家庭においても至極当たり前のことです。
しかし、そうした葛藤の中の末に親(家族)が犯してしまいがちな残念な失敗例を予防のために少しご紹介したいと思います。
まず、他人に相談できない(したくない)と思っている親の多くは自分の言葉なら娘も考え直してくれるだろうと信じて一生懸命説得しようと試みる傾向にあります。
しかし、ホストの影響(洗脳・支配)が強く及んでいる娘に対し、そういった説得は必ずと言っていいほど逆効果になります。
その結果、親への不信感や憎しみが増大してしまうばかりか、ホストとの関係をますます強めていってしまいます。
また、親が半ば強引に娘を家に引き戻すことができたとしても、娘さんの心は深く傷き、うつ気味になってしまったり、引きこもりになってしまうようなケースも見受けられます。
心の傷というものは一度負ってしまうと簡単に癒えるものではなく、社会復帰を促そうにも相応の時間と労力、大金が必要になってしまいます。
苦労して自力で引きはがしに成功したと思っても、ほとぼりが冷めた頃にまたホストクラブへと足を運んでしまい、同じ過ちを繰り返してまうケースも後を絶ちません。
さらに、ホストクラブへ通うためのお金を娘さんがどうやって捻出しているのかという点も親にとって大きな問題です。
親からお金をもらって通い続けるケースでは家計に甚大な被害が及びますし、そうでなくてもキャバクラや風俗、パパ活、借金などして大金を貢いでいる可能性が考えられます。
仮に娘さんが風俗などに務めていたとして、そのような方法でお金を稼いでいることを親が言及してしまうのはあまりおすすめできません。
なぜなら、娘さんの心の中の後ろめたい気持ちを刺激して、さらなる反感を買ってしまう結果が予想されるためです。
解決の専門家はどう対応してくれる?
当施設でも、専門家としてホスト関連のトラブル解決サポートを承っています。
施設ではホスト通いをやめられなくなった娘さんの心の根本治療を行うために、心理士を中心としたスタッフたちが日常生活を通して、再発防止のための心理ケアを中心に行っています。
ホストからの高額請求や売掛(借金)に対しては、ホスト本人やお店側との直接交渉なども適宜行っていく必要があるため、弁護士を含む4~5社のチームを編成して対応に当たっています。
直接的なトラブルを解決していくためには、時にはホスト側の言い分を聞き、どこに落としどころを見つけるかという交渉経験に長けたプロの仲介が大きな効果をもたらしてくれます。
それらの前提条件として、ホストとの交渉と娘さんの心理ケアなどを同時に、且つ安全に推し進めるために互いの距離を取っていただくことが必要なため、娘さんには当施設へ入所・生活(宿泊支援スタート)してもらいます。
施設入所中は心理士とのカウンセリングや心理査定などを通じて、ホストにハマるきっかけとなった原因(娘さんの心)を探っていきます。
原因として多いものは”現在の親子関係(家族関係)”や”過去の成育歴”などで、施設の心理士がそうした娘さんの心のデリケートな部分を読み解き、そこから親(家族)に対しても適切なアドバイスをしています。
しかし、先に述べてきたようにホストとの同棲期間が長引いてしまっていたケースなどでは、残念ながら100%の解決を保障をすることが難しくなってしまいます。
そういった意味も含めて私たち専門家へのご相談をお考えの際は、早めにご決断いただければ幸いです。
受付時間:9:00~20:00(年中無休)
親御さん向けサポートご案内
パーソナリティ障害宿泊・心理センターでは、娘のホストトラブル(同棲、金銭要求、借金)、家庭内暴力、その他精神疾患(パーソナリティ障害、発達障害、うつ病)といった、人にはなかなか相談しにくいお悩みを解決するためのサポートを行っています。
「周囲(親戚、友人、ご近所)には知られたくない…。」
「親としていかに大変か…周囲の理解が得にくい。」
「忍耐の毎日が続き、苦しみやつらさがもう限界…。」
親として、このような悩みを抱え込んだままではいずれ親子共倒れになってしまいます。
そうなる前に私たち専門家に思い切ってご相談いただければ、悩みからも解放され、一緒に問題解決に向けて考え、前進することができます。
「打ち明けたことで、まるで憑き物が取れたような晴れやかな気分になれた。」
「うちと同じ状況に苦しんでいる家族が他にも居ると知り、勇気が湧いた。」
「わが子のために何を為すべきかということが段々とわかってきた。」
このように、実際に相談したことによって心境の変化や状況に進展が起きたとのありがたい声をいただきました。
加えて、施設へ入所されたお子様に対してもご安心いただけるような内容となっております。
- 親と離れていてもスタッフや仲間たちが心の支えとなってくれます。
- お子様のご様子は定期的にご連絡いたします。
- 心理ケアや交流体験、自立した生活によって確実に人として成長されます。
ご利用をお考えの方は、下記お問い合わせボタンよりご相談ください。
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