生ごみ処理機のナクスル(NAXLU)の完全ガイド[口コミ・評判付き]

今、生ごみ処理機業界で話題となっているナクスル(NAXLU)について調べていませんか?

実際に買ってみましたが、とてもシンプルなデザインで処理中の臭いはなく、生ゴミが無くなるので非常に便利です。

このページでは、生ごみ処理機おたくの筆者が、生ごみ処理機ナクスルについて以下の流れで紹介したいと思います。

  1. 生ごみ処理機ナクスル(NAXLU)とは?
  2. 使ってわかったナクスル(NAXLU)の3つの真実
  3. 生ごみ処理機ナクスル(NAXLU)の4つのポイント総まとめ
  4. 生ごみ処理機ナクスル(NAXLU)のデメリット
  5. ナクスル(NAXLU)がおすすめの人
  6. 比較してわかった!あなたにあった生ごみ処理機
  7. 公式HPよりも詳しいナクスル(NAXLU)のスペックと実験まとめ

ナクスルのメリットからデメリットだけでなく、生ごみ処理機選びのポイントまで理解でき、生ごみ処理機選びで失敗する確率をグッと下げることができるでしょう。

ナクスル→[Amazon]

ちなみに、このナクスルですが、以前高性能と話題になっていたエコ美人がリニューアルした商品であることがわかっています。

1. 生ごみ処理機ナクスル(NAXLU)とは?

ナクスルとは、ハイブリッド式の生ごみ処理機で、乾燥させながら微生物で分解するバイオ式と乾燥式の生ごみ処理機の良いところを併せ持った商品です。

実は私も使っていて、他の商品と比べて価格は高いのですが、臭いがしないので、快適に生ごみ処理機を使いたい人におすすめの商品です。

ナクスルとは以前、エコ美人という名前で販売されていて、私はずっとエコ美人を使っています。最近、名前とデザインがリニューアルされたようで、実際ナクスルも買ってみましたが、デザイン以外の基本的な構造は同じでしたので、エコ美人の使用の体験を元に紹介しています。

ナクスルの口コミを紹介

ナクスルの口コミを紹介します。

  • 「ナクスルが最強」
  • 「ずぼらでも管理していけそう」

など、実際に買って使っている人の写真付きの口コミが見つかりました。

私も使っていますが、下記のインスタの投稿者の方の意見はとてもわかります。

2. 使ってわかったナクスル(NAXLU)の3つの真実

筆者は、生ごみ処理機おたくで、今現状、出回っている生ごみ処理機を購入して実際に使ってみました。

その中でナクスルも実験をしてみました。その結果わかった下記の3点について紹介していきます。

  • 臭いがしない
  • 分解されるので取り出さなくていい
  • おすすめの使い方

2-1. 臭いがしない

室内用で臭いがしないという売り文句でしたが、実際に処理中に生ゴミの臭いや何か臭いが出ることはありませんでした。

蓋をあけた際には醤油や味噌のような発酵臭が少ししますが、閉めると臭いはなくなります。

下記のグラフは生ゴミを実際に処理する際に、臭いの数値がどのように変化するかを実験したデータです。

魚や納豆など、臭いのキツイものを入れても、臭いが漏れ出ることはありませんでした。

実験の詳細については6章で詳しく紹介しています。

2-2. 分解されるので取り出さなくていい

ナクスルの処理能力を確かめるために実際に生ゴミを入れて24時間後にどうなるかを調べてみました。

1時間ではまだ食べ物に土がついたようなレベルでしたが、12時間経つと生ゴミの水分が少しずつ減っているようで、随分かさが減っていました。

24時間後にはほぼ分解されてなくなっているようで、2~3日経つ頃にはさらにサラサラになっていました。

2-3. おすすめの使い方

ナクスルは細かく切ってから投入したり、時間をかければほとんどのものを分解していました。

そして臭いも全くといっていいほど出ませんし、処理機の中の土のようなものが増えるまでは、土ゴミを取り出す必要はありませんでした。

この特性を使ってナクスルだからできる使い方があります。

[おすすめの使い方] 全ての生ごみを気にせず入れる

  • 生ゴミは全て入れる(鳥や魚の骨、果物の皮、野菜の芯)
  • 1年程時間が経ってゴミが溜まったらまとめて捨てる

家事に大忙しの主婦にとって、細かく刻んで入れるのは面倒ですよね。

時間さえかければほとんどは分解されますので、「筆者は生ごみをほぼ全てそのまま入れてしまっています」今のところ問題はありませんし、バイオ材が増えた時にまとめて捨てることで、普段の手間を省くことができます。

※割り箸、牛骨や豚骨、サザエの殻など明らかに大きくて硬いものは故障に繋がる可能性があるので止めた方がいいでしょう。説明書にある使用方法は必ず守りましょう。

小さなプラスチックやビニールなどはあまり気にせず入れています。

3. 生ごみ処理機ナクスル(NAXLU)の4つのポイント総まとめ

ナクスルは生ゴミを乾燥させながら、微生物の力を使って生ごみを分解する「ハイブリッド型」という方式で、生ゴミを微生物で、水と空気に分解します。

水は蒸発させて処理するようで、水が出ることもありません。

実際に商品を使って分析した結果、見えてきたメリットや特徴をお伝えしたいと思います。ナクスルのメリットは主に下記の4つです。

  1. 電気代が安い
  2. 処理中に臭いが出ない
  3. 手間がかからない
  4. 音が出ない

① 電気代が安い

乾燥型の生ゴミ処理機に比べて、電気代が安いようで、実際電気代は増えたという実感もありませんでした。

本体価格は少し高いですが、長く使えば、他の商品と変わらなくなりそうですね。

② 処理中に臭いが出ない

ナクスルは、脱臭力に優れているようで処理中に臭いは出ません。

他の生ごみ処理機は焦げ臭いニオイがしたり、生ゴミのニオイがしたりするので、これには驚きました。

実際に、生ゴミを大量に入れて、排気口に鼻をつけて臭いを嗅いでみましたが、全く臭いはしませんでした。

ただ、微生物の力を使って生ゴミを分解をするので、フタを開けると少し土のような臭いがします。ふたを閉じれば臭いはないので、問題ありません。

③手間がかからない

ナクスルは乾燥型やバイオ型と比べて、手間がかからない点でも優秀です。

具体的には…

  • 都度、処理が終わっているか確認する必要がない
  • 中身を取り出す必要がない(1年に1度程度)
  • 容器を洗う必要がない
  • 家の外に捨てに行く手間がない

乾燥式の生ごみ処理機は、スイッチを押して処理を開始し、処理が終わったかどうか確認し、終わったら中身を取り出す必要があります。また、容器を洗う必要があるものもあります。

しかし、ナクスルはその必要はありません。

バイオ式の生ごみ処理機は一般的に室外型なので、外に生ゴミを捨てに行く必要がありまが、ナクスルはその必要はありません。

④ 音が出ない

「乾燥型の生ゴミ処理機は音がうるさい」と感じる人も多いようですが、ナクスルは音がほとんどしません。

ファンが回ったり、一気に熱を加えたりしないからでしょうか。冷蔵庫よりも静かなくらいです。

4. 生ごみ処理機ナクスル(NAXLU)のデメリット

ナクスルは先ほど挙げた4つのメリットに関しては、現在販売されている商品の中では間違いなくトップクラスです。

しかし、メリットがあればデメリットもあるもの。本章ではナクスルのデメリットを3つ紹介します。

  1. 価格が高い
  2. 少し大きい
  3. 全ての生ゴミを分解できるわけではない

① 価格が高い

ナクスルの価格は123200円と比較的高価です。

電気代が安いので長期間使うことで、総コストは乾燥型と変わらなくなるかもしれませんが、初期コストは少し気になってしまいそうですね。

ナクスル
(ハイブリッド型)
バイオクリーン
(バイオ型)
生ごみリサイクラー
(乾燥型)
パリパリキューブライト
(乾燥型)
価格 ¥123200

[Amazon]

¥97,200
[Amazon] [楽天]
¥89,000
[Amazon]・[楽天]
¥21,700
[Amazon]・[楽天]


生ゴミ処理機には助成金が支給される地域も多く、生ゴミ処理機の代金が高ければ高いほど助成金の金額も高くなりますので、是非活用してみてください。

② 少し大きい

設置スペースを作って、置いてしまえば大きさは気にならないですが、乾燥式のものと比べると少し大きいですね。

③ 全ての生ゴミを分解できるわけではない

分解力は強いというものの、さすがに全てのものを分解できるわけではありませんでした。

「人間が食べれるもの」というのが目安になります。

トウモロコシの芯やスイカの皮などは、少しずつ小さくはなるもののすぐには分解しませんでした。

5. ナクスル(NAXLU)がおすすめの人

これまでのメリットとデメリットの総括として、ナクスルがおすすめの人はどんな人なのかをまとめました。

5-1. ナクスル(NAXLU)がおすすめな人

ナクスル(NAXLU)は下記のポイントに1つでも当てはまった人にはおすすめです。

  1. とにかく手間を省きたい人
  2. 臭いに敏感な人
  3. 音に敏感な人
  4. 少しでも良いものを使いたいという人

ナクスルはサイズが少し大きくて、高価ですが、臭い、手間、音の点で快適に使うことができます。また電気代も安めです。

そのため、良いものを快適な人にはおすすめできます。

5-2. ナクスル(NAXLU)を選ばない方がいい人

ナクスルは少しサイズが大きいので、キッチンが狭い、リビングが狭い、庭やベランダにも置き場がないというような場合には選ばない方が良いでしょう。

また、価格は少し高いので、初期費用が厳しい場合は選ばない方が良いかもしれませんね。

ただし、一般的な生ごみ処理機はニオイが出る、面倒、などの問題で使わなくなる人もいるようですので、妥協はおすすめしません。

6. 比較してわかった!あなたにあった生ごみ処理機

筆者が市販の生ゴミ処理機を全て使ってみた結果、快適さと価格は比例することがわかりました。

そのため、ナクスルが合わなそうな方は「予算」と「求める品質」に合わせて以下の表を参考に選ぶことをおすすめします。

ナクスル以外の生ゴミ処理機を選ぶなら、下記のランキングを参考にしながら選びましょう。

商品 コスト メリット デメリット
おすすめ1位
ナクスル[Amazon]
  • ¥123200
  • 臭いがしない
  • 手間がない
  • 音がしない
  • 室内用
  • 大きい
  • 価格
2位
生ゴミリサイクラー
[Amazon]・[楽天]
  • ¥89,000
  • 内容物を1週間〜2週間ほど溜めておける
  • 室内用
  • 焦げ臭い
  • 音が少し気になる
3位
バイオクリーン
[Amazon] [楽天]
  •   ¥97,000
  • 容量が多い
  • 価格
  • 大きく重たい
  • 屋外専用
4位
パリパリキューブライト
[Amazon]・[楽天]
  • ¥20,782
  • 小さい
  • 手間がかかる
  • 臭いが漏れ出る
  • 脱臭フィルターの交換

生ごみ処理機は絶対に妥協して買わない方がいいと思います。しっかりと比較した上で納得して買いましょう!

7. 公式HPよりも詳しいナクスル(NAXLU)のスペックと実験まとめ

本章では、ナクスルについての情報や詳細の概要や実験した結果についてまとめました。

7-1. 公式HPよりも詳しいナクスルのスペック

ナクスルについての詳細ついて下記にまとめましたので参考にしてみてください。

  ナクスル(NAXLU)
分解方式 ハイブリッド型(微生物分解方式)
メーカー 株式会社伝然
本体価格 ¥127,000
消費電力 60W
最大処理容量 1.0〜1.5kg/日
処理時間 1〜24時間
脱臭機能 ハイブリッド脱臭(紫外線・メタルファイバー・二酸化マンガンなど)
騒音レベル 30db以下
重さ 18kg
大きさ(mm) 幅385×奥行き430 ×高さ580
分解できるもの 野菜、果物、菓子類、魚の骨、卵の殻、穀物、茶かす、その他人間が食べる物、ペットのふん、
分解できないもの ラーメンの汁やカレーなどの液体状のもの、貝殻、豚骨、牛骨、クシ取りした毛、薬品類、ティッシュペーパー、ビニール類、薬を飲ませているペットのフン、その他人間が食べない物(トウモロコシの芯、種など)
処理後はどうなる? 水と炭酸ガスになる
普段の手間はどのぐらい? 半年〜1年に量が増えた分を捨てるだけで大丈夫です。たまにフィルターの掃除
その他の機能 脱臭機能・除湿機能・自動節電機能搭載・全自動処理

7-2. ナクスルを使った実験まとめ

ナクスルを使って下記の3つの実験を行い結果をまとめました。

  • 分解までの期間まとめ《食材別》
  • 分解できないものまとめ
  • 臭いセンサーで計測

分解までの期間まとめ《食材別》

実際にナクスルを使った結果、どのくらいの時間で食材を分解するのかまとめました。

食材 期間 備考
カットキャベツ100g 1時間 綺麗さっぱりなくなりました。
コンビニ弁当1個 半日 綺麗さっぱりなくなりました。
卵の殻 5個 5日〜1週間 1日〜2日程度だと少し白い殻が見えますが、3日程度経つとほとんどなくなってきます。1週間も経てばきれいさっぱりなくなりました。
みかんの皮3個 3日  小さいみかんだったので3日経つ頃にはなくなっていました。
カレイ1匹(30cm) 3日〜5日  3日目にはほとんどなくなっていましたが、探してみるとと背骨などの大きな骨は少し残っていました。5日目にはほとんどなくなっていました。

人が食べられる物で、小さな物は1日もあればほとんど分解してしまいますが、食べられないものについては少し時間がかかってしまいます。

魚も分解するので、釣りなどをする人は良いかもしれませんね。

分解できないものまとめ

実際にナクスルを使った結果、1ヶ月経っても分解できずに残ったものをまとめました。

食材 期間 備考
とうもろこしの芯 1ヶ月 少しずつ小さくなっていきますし、細かくなったものはなくなってはいきますが、1ヶ月経っても固まりが残りました。
カキのヘタ 1ヶ月 ヘタはとても硬く、そのまま残ってしまっていました。
リンゴの芯 1ヶ月  時間が経てば経つほど硬くなっていき、固まりとなって残りました。
骨つきチキン 1ヶ月  身の部分や、軟骨などの部分はすぐに分解しましたが、骨は残ってしまいました。

カキのヘタ・リンゴの芯・とうもろこしの芯などの大きなかたまりは、乾燥しながら硬くなってしまうので、細かくならず残ってしまいます。(少しずつ小さくなり入れた当初と比べると1/5くらいの大きさになっています)食材は小さくすればほとんどの物が分解できるので、できるだけ小さくして投入するといいでしょう。

これくらいのものであれば、投入しても全く問題ありませんでした。

ナクスルで処理前と処理後の臭いの変化を臭いセンサーで計測

臭いの強弱を数値化して臭いの強弱を調べることができる「臭いセンサー」という機械を使って、生ゴミのニオイの変化と室内の臭いの変化を計測する実験を行いました。

(コンソメのポテチは結構ニオイがしますが、数値は低かったり、納豆もニオイを感じる人が多いと思いますが、コーヒーよりもニオイの数値が低かったです。)

あくまでも、空気以外のニオイの量を計っていると考えていただければと思います。

【生ゴミの準備】

生ゴミに見立てた食材を500g準備し、生ゴミの代わりに「もやし・しめじ・ニシンの煮付け・キャベツ・バナナ・イカの塩辛」の6種類(以後生ゴミと呼びます)を500g用意しました。

500gとは結構量は多い印象ですね。ナクスルの投入量/1日は1kgなので、よほど大人数のお料理をしない限り1kgの容量オーバーすることはなさそうですね。

【臭いの計測】

下記のそれぞれのタイミングで臭いの数値を測定しました。

  • 生ゴミの臭い
  • ナクスルのバイオ剤の臭い
  • ナクスルの蓋を開けて生ゴミを投入した時の臭い
  • 蓋を閉めてから1時間後、2時間後、3時間後、15時間後、24時間後のそれぞれの臭い
  • 24時間後ナクスルの蓋を開けた時の臭い

今回、なるべく正確に実験するため、洗面所を締め切って実験しました。

【結果】

計測した結果が下記のグラフです。

計測した結果わかったこと

  • 生ゴミを処理機に入れると臭いの数値が下がった「158→36」(ナクスルはニオイを出さない・生ゴミのニオイを無くしている)
  • 室内の臭いは大きな変化がなかった→処理中に臭いは漏れ出ていない

【補足】

投入直後臭いの数値が少し上がっていますが、室内は何もしなくても20〜40程度の数値となっており、生ゴミ投入時に生ゴミの臭いが、室内に充満したため40の値を超えたと考えられます。

7-3. ナクスルの堆肥利用について

ナクスルの処理後には、どのように堆肥に利用するのかについて紹介していきます。

ナクスルはすぐに堆肥としてすぐに使用でき、一般的な土と混ぜる必要がある生ごみ処理機です。

  1. プランターに植えた花や作物に堆肥として与える場合
  2. 花壇や畑に利用する場合
  3. 苗や種などを植える栄養土として活用する場合

1. プランターに植えた花や作物に堆肥として与える場合

引用:https://den-zen.net/about/howtouse

プランターに植えた作物に堆肥として与える場合、一般の土と1:10の割合で混ぜます。

すでにある程度成長している植物に与える場合、根や茎の周りをさけ、土の上にまきます。

2. 花壇や畑に利用する場合

引用:https://den-zen.net/about/howtouse

花壇や畑に利用する場合、植物の周りの土を掘り起こし、ナクスルの処理物と一般の土を1:10で混ぜたものを掘り起こした部分に入れます。

その上に一般的な土をかぶせ水をかけます。

3. 苗や種などを植える栄養土として活用する場合

引用:https://den-zen.net/about/howtouse

苗や種などを植える場合は、およそ一般の土と1:20程度に薄め、2週間ほどねかせてから使用します。

8. さいごに

ここまで室内用生ゴミ処理機ナクスルのメリットやデメリットなど、情報をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

ナクスルは、「良いものを快適に使いたい」「妥協はしたくない」人におすすめです。ナクスル→[ナクスル]

ナクスルのメリットは以下の4つです。

  1. 電気代が安い
  2. 処理中に臭いが出ない
  3. 手間がかからない
  4. 音が出ない

以上のメリットや注意点を参考にしながら、あなたの生ゴミ処理機選びに役立てていただければと思います。

あなたの生活が少しでも快適になることを心から願っています。