スシローで働くアルバイト・パートスタッフの人数は日本全国でなんと4万人以上!
学生、主婦(夫)、そして定年退職後でもまだまだ頑張れると働く方など、様々な方がスシローを支えてくれています。今回は、定年を迎えても元気に働く入江さんにお話を聞きました。
スシロー発祥の地である大阪で1位2位を争う売上を誇り、2000年5月のオープンから20年目を迎えるスシロー辰巳橋店。
入江さんは唯一この店舗のオープンから勤めているスタッフさんです。
⇒オープン20年目を迎えるスシロー辰巳橋店
定年を迎えても働き続ける理由
とにかくじっとしていることができなくて、ずっと動いている方が性に合っているというのが一番の理由です。だからスシローだけでなく、スーパーの精肉コーナーでも働いています。
そして休みの日には、全力で仲間と遊んでいます(笑)。
スシローでの仕事
▲「きれいに素早く」を心がけながら「いくら」を作る入江さん
ピークの時間は、主に軍艦巻き作りとだし場*の仕事をしています。
軍艦もだし場も規定のグラム数をしっかり守り、きれいに盛り付けながら素早く作業することを一番に心がけています。せっかく食事に来てくれているお客様にきれいに盛り付けられているものを食べてもらいたい、だからと言ってお待たせしたくない。そうしてお客様に喜んでもらえることで、自分自身のやりがいにも繋がっています。
またキッチンの閉店作業である清掃にも同じくこだわりがあって、一日使った「すしロボット」や麺を茹でる機械などはすべて分解してパーツ一つ一つを洗うのですが、翌日使う人が困らないように隅々まで綺麗にしています。
どちらも人に喜んでもらいたくてしていることなので、この仕事は「自分の天職」だと思っています。
解説
「だし場」とはスシローで大人気のサイドメニューであるうどんやラーメン、茶わん蒸しなど「だし」を使用したメニューを作っているポジションです。
実は、スシロー辰巳橋店は過去に「えび天うどん」の販売数全国1位に輝いたことがある店舗なのです!こうした入江さんのこだわりこそが1位の秘訣かもしれません。
仕事に対する信念
仕事に対する情熱を身振り手振りを交えて話す入江さん
「何事にも一生懸命にベストを尽くす」それ以外何もありません。
おすしをきれいに作ることも、掛け声をかけるにしても、器具を洗浄するのもすべて自分ができる最善を尽くしています。
今後の意気込み
いつまでも元気よく働き、お客様に満足してもらうように頑張ります!!
【ここでひとネタ】スシローで活躍するスタッフさんの年齢層
全国に530店舗以上あるスシローは1店舗あたり約80名のスタッフがおり、15歳からなんと80歳以上の方まで幅広い年齢の方に支えられています。
そこで実際にどの年代のスタッフが何割くらい働いているか調べてみました。
多いのはやはり10代~20代。アルバイトを始めることができる15歳から19歳がダントツで多く全体の4割以上を占めています。また学生時代にスシローでアルバイトをしていて進学や結婚などを経て、再びパートとしてスシローに戻ってくる方もいらっしゃいます。
全体的には若手中心ですが、50代以上が8%・60代以上も7%と年齢に関係なく全国のスシローでたくさんのスタッフが活躍しています。
子供や孫くらいの年齢のスタッフと一緒になって働くことで“元気になれる”という声もたくさん耳にします。
こういった人たちに支えられているからこそ、いつまでもスシローはお客様に「うまいすし」を提供し続けられています。
【店長に聞きました】入江さんは店舗ではどんな存在ですか?
▲スシロー辰巳橋店に今年2月に赴任した小野店長も、入江さんへ絶大な信頼を寄せる
仕事一つ一つが丁寧で、入江さんの仕事に対する姿勢がおすしからも清掃からも伝わってきます。また自分の仕事だけでなく周りのスタッフの仕事にも目を配ってくれていて、ダメなことはしっかりと注意し、正しいやり方を教えてくれているので安心して仕事を任せられます。そしてお客様が来店したときには、誰よりも大きな声で「いらっしゃいませ」といい、まさにみんなのお手本になっていると思います。
すごいところは仕事に対して真面目に取り組み、お手本になるだけではありません。
時には冗談を交えながら、周りの空気を柔らかくしてくれるムードメーカーです。50歳以上歳の離れたスタッフからも気軽に声をかけられています。
【店長に聞きました】入江さんに期待していること
スタッフのお手本だけでなくムードメーカーとしてもスタッフから愛される入江さんに、いつまでも元気でいてもらい、いつまでもスシロー辰巳橋店を支えて欲しいです。
インタビューを通じて、仕事も遊びもまさに全力投球する入江さんは周りからの信頼が厚いことがわかりました。それはスシローだけでなく、もう一方のスーパーからも「もっと一緒に仕事をしたい」と声を掛けられるほどです。
「じっとしていることが性に合わない、まぐろみたいな人間なんですよ」そう自分を例えるほど、何事にも全力でぶつかっていくその姿に年齢は感じられません。
いつまでもお元気で仕事も遊びも全力投球しながら、たくさんの人の“お腹も心も一杯”にし続けてくださいね。