こば部長
夏の地獄（ガチャ）が幕を開けた

昨日のぞろ目
>無題Nameとしあき 22/08/10(水)01:26:03No.17198355+
>ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！
ラスレス
>無題Nameとしあき 22/08/10(水)01:30:12No.17198362+
>ラスレスならノーヴェ師匠の衣装が対魔忍スーツになる

こんばんわ部長

>ガチャ運がほしいのは出てるけど極端すぎる FGOはガレス一発嬉しい
俺は伊吹童子と武則天が欲しすぎて困る…
というかアルクェイドに石使っちゃったよ！？

>ラスレスならノーヴェ師匠の衣装が対魔忍スーツになる
エリオ（ナンバーズのスーツ（新）の方が露出多くない？）
キャロ（ナンバーズのスーツ（新）の方が露出多くない？）
00「いつもとどこが違うんだ？」

　00「キャッシュ・ラグナック……か」
アツェレイはナカジマジムのオフィスにて閲覧していたデータを前に呟いた
その表情はいつになく真剣そのもので傍から見たら恐怖心を抱く程である
　　「（...ｶｼｭﾝ）ん？どうしたアツェレイ……あぁ、その選手の情報を集めてたのか」
オフィスに入ってきたノーヴェはアツェレイの様子が普段と違う事をすぐさま理解した
そしてその理由もアツェレイが真剣に見ているデータから察したのだ
　　「あたしから見ても天才だと思うぜこの選手は
　　　ジルが知ったら驚くだろうなぁ、リンネ以上の天才なんだし」
　00「……………………」
　　「おいおい少しは反応してくれよ
　　　無視されるとお姉ちゃん悲しいぞー？」
まるでノーヴェの事など眼中に無いと言わんばかりにスルーしている
しかしそれは全て考え抜いている為のものだった

エリオと真意と才能と＜妹分は戦いたい＞

　00「『ノーヴェ姉』……約束してくれないか」
その一言にノーヴェは思わず緊張してしまった
ナカジマジムで仕事中のアツェレイは一貫して『ノーヴェ会長』と呼ぶ
それはアツェレイなりのけじめのつけ方と言うべきなのか
仕事中は姉と弟という身内ではなく上司と部下という関係を貫いていた
そのアツェレイが今『ノーヴェ姉』と発したのだ
つまり部下としてではなく弟としてノーヴェに話しかけている事に他ならない
　00「次の試合……タオルを投げるタイミングは絶対に見誤るなよ」
　　「アツェレイ……お前……」
弟としての忠告、その静かな一言がノーヴェに重く圧し掛かる
次のキャッシュ・ラグナックの試合の相手、それは
　00「ヴィヴィオの力じゃ…あいつに勝てる勝率は…限りなく低い」
ヴィヴィオだからである
　　「そっか…お前がそう判断するなら間違ってないんだろうな」
アツェレイは何事にも決して過大評価も過小評価もしたりしない

それは見る者からしたら冷徹だと思われるかもしれない
ただひたすらに客観的に見て客観的に意見を出す
改善出来る部分があればまずそこを指摘する男が最初に言ったはそれではない
　　「けどヴィヴィオは逆にやる気満々でトレーニングしてるぜ
　　　あいつは自分の才能の無さを理解している
　　　だからこそ人一倍努力してただひたすらにがむしゃらになれるんだ」
　00「俺は兄貴分として止めるべきなのか…それとも…」
　　「負けるかもしれないとお前が思うのは分かる
　　　けど本人がやる気なら最後までやらせてやろうぜ」
　00「……俺が心配しているのはそこじゃない」
　　「どういう意味だよ」
　00「あいつ…キャッシュ・ラグナックは一言で言えば『危険』だ
　　　ちょっと見てくれ、あいつの過去を分かるだけ抜き出してみた」
そう言ってノーヴェに調べた情報を見せる
そこにはキャッシュ・ラグナックがデビューする前の様々な出来事が表示されていた

　　「なんだよ…これ…」
　00「あいつは天才だ、それは俺が見ても間違いない
　　　どんな初見のものでもひと目見れば自分のものに出来る
　　　そんなあいつが学生時代に起こした問題行動の一覧だ」
学校の授業でチームを分けある球技を行っていた
持ち前の才能を発揮して大活躍をしたキャッシュ・ラグナック
だが対戦相手となっている運動部のクラスメイトがそれを阻止しようと行動した
結果的にその行動空しくキャッシュ・ラグナックのチームが勝利
問題はその直後に起きる
　00「試合後にあいつは妨害をしたクラスメイトを何度も殴り続けた」
　　「何でそんな事をするんだよ！？」
　00「本人は天才である自分を邪魔した事が気に食わなかったと言っているな」
　　「たったそれだけの事で…」
　00「何度も殴られたクラスメイトは病院送りになり全治2ヵ月の重症
　　　キャッシュ・ラグナックは停学処分を言い渡されたが…」

その問題行動には続きがあった
　00「天才である自分が責められるのは納得がいかない
　　　そう主張して処分を言い渡した教師にまで暴行を行っている
　　　最終的に警察沙汰にまで発展したそうだ」
　　「めちゃくちゃだ…何だってこんな事を」
　00「どうやら天才の自分は何やっても許される思考らしい
　　　そしてそんな自分を邪魔する奴は全て敵だそうだ
　　　そんな奴はどれだけ傷つけてもいいという自分勝手な考えで動いている
　　　才能を持ってしまった結果傲慢な人格が形成されたんだな」
ノーヴェは言葉が出なかった
同時にアツェレイが心配していた本当の理由を理解してしまう
　00「ヴィヴィオが中途半端に応戦した場合…これと同じ事が起きるかもしれない
　　　なまじ試合中は殴る蹴るが許される分余計にな」
もっとも、アツェレイが真に心配しているのは『その先』の事だ
それだけはアツェレイも言わなかったが

インターミドル会場
既に会場は盛り上がっておりその注目の試合がこれから行われる
　《さぁ今日も始まりました注目の一戦！
　　赤コーナーからは今年デビューした新鋭！キャッシュ・ラグナック選手！
　　これまでの全ての試合でノーダメージで勝ち進んできた力は本物！》
キャッシュは堂々とした足取りでリングイン
両腕を上げて観客達へとアピールしていた
　《続いて青コーナーからはナカジマジムの有力選手！高町ヴィヴィオ選手！
　　あのチャンピオンであるアツェレイ選手の妹弟子として注目度抜群！
　　偉大な兄弟子の高みへと上り詰める事が出来るのか！》
反対側のコーナーからはヴィヴィオがゆっくりと歩いてリングイン
傍らにセコンドのノーヴェを従えておりその顔はいつもの笑みを浮かべている
ヴィヴィオは強敵と戦う直前のこの空気をむしろ心地よいとさえ思っていた

NEXT：『高町ヴィヴィオは頑張りたい』

ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！

ゾロ目ならアツェレイをノーパンミニスカメイドの衣装で拘束して嫁全員の前に放置する

ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕はイリスっぱい

ゾロ目
エリオとアツェレイにバイスタンプが押されて中から悪魔が実体化する

ラスレスならミカヤさんの衣装が生き恥ウェディングドレスになる