女子高生の報酬はほとんどなかった(写真はイメージ・東スポWeb)

写真拡大

 都内のホテルで女子高生(当時17)との乱交パーティーに参加し、わいせつな行為をしたとして9日、医師が逮捕、僧侶ら7人が書類送検された。

 児童福祉法違反(有害支配)などの容疑で神奈川県警に逮捕されたのは東京・杉並区の医師・岩立竜容疑者(34)。2020年4月、東京・千代田区内のホテルで主催者の男に2万5000円を払って参加。他に栃木県足利市の僧侶(37)らも同様に参加し、書類送検された。

 この女子高生をめぐっては、20年5月に東京・港区内のホテルで乱交パーティーをしたとして今年6月、主催者の高橋亮太容疑者(31)と参加者の中学校教諭ら計9人が児童福祉法違反容疑などで逮捕されていた。女子高生はこれまでに乱パに3回参加させられていたが、今回は千代田区のホテルでの開催時の参加者が摘発された。

 高橋容疑者は約3年前から東京や大阪で乱交パーティーを60回開催したと供述。その性癖と事件は関連があるという。

「いわゆるNTR(寝取られ)フェチで、今回の女子高生についても『自分好みの女とわいせつ行為をしてもらうために参加者を募集して開催した』と供述している。自分は乱パには参加せず、参加者がそこで撮影した映像を見て興奮するというタイプ」と捜査関係者。

 高橋容疑者はSNSでの参加者募集では「女子高生参加」「1対複数」などと書き、女子高生との乱パをほのめかしていた。岩立容疑者は「18歳未満と知っていたら参加していない」と容疑を否認。僧侶ら7人は容疑を認めているという。

 高橋容疑者主催のこの女子高生との乱パではこれまでに20人以上が摘発されている。

「参加費はいずれも1人2万5000円を取っていましたが、ほとんどをホテル代に使い、女子高生には報酬を与えていなかった。主催者として大きな利益を得ていた様子はなく、趣味の延長だったようだが、犯罪ですから、今後も参加者の摘発が増える可能性もある」(同)

 女子高生乱パに群がった教師、医師、僧侶。さらに新たな職業の参加者が摘発されるかもしれない。