神島(2)

伊良湖で入手した地図を見ると、山に登るルートには八代神社の階段を登るルートと、集落の中を直登するコースの二とおりがあるようだ。とりあえず、神社の方から登ってみることにした。

えっちらおっちら急な階段を登ると、味のある狛犬がいた。台座に、昭和16年に大連市の人が寄贈した旨が書かれていた。

本殿はその上。敷地の隅に大きな白い輪が転がっていた。何だろう?と思い、後で地図の説明をよく見たら、神島の有名なゲーター祭りに使う道具らしい。写真撮っておけばよかった。
豊漁祈願の絵馬。
本殿前の建物に奉納された馬の絵馬は全て手書き。

今年は午年ではないのに、これだけたくさんの馬の絵馬が奉納されているのは、何故だろう?

検索して調べたら、25歳の厄年の人が生きた馬の代わりに絵馬を奉納しているようだ。

神社からさらに上に登る道がよくわからなかったので、また、階段を降りる羽目に。途中、数名の人たちと会った。皆さん、地元の人じゃなくて観光客のようだ。

いったん集落に戻り、「護国奉公塔」(昭和31年に建てられた戦没者の名前を刻んだ塔)や、手すりに干された布団など見ながら、階段を登った。左手から人がぞろぞろ~と思ったら、そちらが神社からの合流ルートだった(^_^;) うわぁ、無駄足しちゃった~。神社ルートから来た人たちが、「あら、さっき降りて行った人だ」と私を見て笑っていたww 

ここからは山道歩き。といってもよく整備されているので歩きやすい。

角を曲がると伊良湖方面の風景が開けた。

神島灯台は無人。
灯台敷地内にある「恋人の聖地」という石碑がとても場違いだった。景色がいいので、恋人たちにオススメだというのはわかるが、文章英語だし、作った人が「Bridal Mother桂由美」だって。「ブライダルマザー」って何よ?w 検索したら、「桂由美ブライダルハウス」という会社の宣伝らしい。へぇ~(B級認定)。

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