福岡県久留米市の花火大会会場近くで、花火玉が学校の弓道場に落下して全焼した火事から一夜明け、警察と消防が実況見分を行いました。
警察と消防によりますと、5日午後8時10分ごろ、久留米工業高等専門学校の弓道場が爆発、ドアや窓などが吹き飛んで約150平方メートルを全焼し、約15分後に消し止められました。
けが人はいませんでした。
近くでは「筑後川花火大会」が3年ぶりに開催されていました。
TNCのカメラは、次々と打ち上がる大会フィナーレの花火の中で、打ち上げに失敗したのか、火の玉がひとつだけ別の方向へ飛んで行く様子を捉えていました。
◆リポーター
「花火を打ち上げる河川敷のすぐ横の学校の弓道場に、花火玉とみられるものが落下しました。爆発の衝撃でしょうか、壁が剥がれ落ち、屋根には穴が空いています」
火災から一夜が明け、現場では、警察と消防による実況見分が行われました。
◆現場近くにいた人
「すごい爆発みたいじゃないけども、すごいなということで、みんな、わ~と帰り出した。せっかくの久々の花火だったのに」
警察と消防は、花火玉が落下して爆発したとみて調べています。