亡くなった男性は横断歩道を渡っていました。5日未明、佐賀市の県警察本部前の国道で49歳の男性が車にはねられ死亡しました。車を運転していた20歳の男からは基準を超えるアルコールが検出され、警察は酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
5日午前3時20分ごろ、佐賀市松原一丁目の国道264号線で、乗用車が横断歩道を渡っていた歩行者をはねました。
この事故で横断歩道を歩いて渡っていた、佐賀市堀川町の生花販売会社役員、荒尾彰さん49歳が、全身を強く打ち病院に運ばれましたが、約1時間後に死亡しました。
警察は、乗用車を運転していた小城市三日月町長神田の会社員植田龍雅容疑者20歳を、酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。
植田容疑者からは基準値の2倍以上のアルコールが検出されていて、「飲酒運転して人をはねたことは間違いありません」と容疑を認めています。
現場は、県警察本部の前の路上で、警察は過失運転致死傷の疑いも視野に調べを進めています。