Yuki Nemoto根本 雄貴2016年新卒入社
デジタルコンテンツ1部 部長
ブシロードのデジタルコンテンツ1部の部長をしております。
デジタルコンテンツ1部は、ブシロードのオリジナルIPである「BanG Dream!(バンドリ!)」と「少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト」のコンテンツを扱っているチームです。バンドリはプロデューサーとして全体プロジェクトの統括を、スタァライトは大きな部分は別のプロデューサーに任せていますがマネジメントなどの管理業務を行う立場として携わっています。
今はこの2つのオリジナルIPをもっと世に広めていくことに注力していますが、IPデベロッパーとして、今後も新しいIPを生み出していきたい気持ちももちろんあります。
私が新卒で入社してから約5年の年月が経ちましたが、これまでの経験を簡単にお話させていただきます。入社後は楽曲やライブを手掛けているブシロードミュージックへの配属でしたが、半年後にアメリカに長期出張となってブシロードUSAに所属し、アニメイベントやカード大会の運営をしていました。
そこから半年経って日本へ戻って、イベント課を経験したのちに現在も所属するデジタルコンテンツ1部・バンドリチームに異動してきました。バンドリチームではアニメのプロデューサーを担当し、Craft Egg様と協業の「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」のリアルイベントなども担当しておりました。
入社してからの2年間は、目の前の仕事に取り組むことで精一杯で先のキャリアのことを考える余裕がなかったのが正直なところですが、目の前の仕事に真摯に取り組む姿勢が評価いただけて、入社3年目にはバンドリチームのリーダーを任されるようになりました。ブシロードは年齢や社歴に関係無く、しっかりとその人の取り組みを見てチャンスを与えてくれる会社だと思います。
比較的若くしてチームリーダーのポジションに就いたこともあり、わからないこともあったのですが、当時はまだ入社3年目でそれも仕方ないという気持ちで、わからないことは取引先の方でも部下の方であっても恥ずかしがらずに聞かせてもらって自分の理解を深めていきました。
仕事を進めていくうえで、どれだけ真剣に取り組んでいてもどうしてもミスは付き物ですし、私がミスしてしまうこともありました。ただ、ミスも経験として捉えて、次どうやったらそのミスを起こさないか、次は上手くやることができるのかを考えて行動に移すことが自身の成長にも繋がりますし、重要だと思っています。
そういった自身の経験もありますので、一緒に働くメンバーにはミスを恐れずに思い切って仕事をしてほしいなと思いますし、自分で考えてわからないことは遠慮せずに質問してほしいです。また、私としてもそういった環境づくりをしていきたいと思います。
バンドリプロジェクトでは、2019年上映の「BanG Dream! FILM LIVE」の映画配給を行ったことが印象深く残っています。ブシロードとして過去に映画配給をしたことがなく、映像の制作・納品、映画館のブッキングなどの必要なことを一つ一つ積み上げていく形で苦労は多かったですが、その分公開された時には非常に達成感がありました。この経験で得たノウハウを活かして、次に映画配給を行う時にはもっと上を目指していきたいです。
このように映画事業に挑戦をするなど既存のプロジェクトも成長を続けているのですが、私自身としては新しいこと、今までグループでは行ったことがないことに積極的に挑戦していきたいと思っております。
今就職活動を頑張っている方や若手社員の方にお伝えしたいことは、やりたいことを選び過ぎず、目の前にあることに真摯に向き合っていれば、きっと自分が本当に仕事としてやりたいことが見つかってくるということです。これはブシロードであっても、そうでなくても同じことが言えるのではないかなと思います。
好きなことを仕事にしたい、自分のやりたいことはこれしかないなどと初めは思うかもしれませんが、正直なところ仕事はやってみないとわからない部分が多いです。まずは飛び込んでがむしゃらにやってみて、そこから考えても全然遅くはないと思います。
新卒で就職活動をしている方が多く見られているところで言うのはおかしいかもしれませんが、新卒入社が全てだと考えなくて良いと思います。もっと長い目線で、自分自身と向き合ってほしいです。
ブシロードは広くはエンターテイメント業界に属しますが、そこで何をするか、何ができるのかはあなた次第です。これまでの話を聞いて興味を持ってくれた方は、ぜひブシロードで一緒にあなたの可能性を探してみませんか。