鹿児島県と宮崎県、沖縄県のエリアで総合食料品卸業を手掛ける当社。卸店やスーパーなどの小売店、飲食店に向けて、加工食品からチルド食品、冷凍食品、生鮮食品、菓子、業務用食品まで、フルラインで取り扱っているのが特徴です。また、リードタイムの短縮に取り組み、ジャスト・イン・タイムの納入に対応するほか、全温度帯流通を実現するなど、高機能物流拠点を構築しました。
食品流通で昨今、求められているのは、フルライン化と全温度帯(定温・常温・冷蔵・冷凍の4温度帯)物流の実現です。当社では従来から取り扱っていた一般加工食品に加えて、生鮮食品やチルド食品、冷凍食品などの品揃えも充実させることで、フルライン化を実現しました。また、全温度帯物流への対応では、低温度食品の試験輸送を重ねたうえで、4温度帯に対応する海上輸送用電源付きコンテナを開発して、導入に至りました。これにより、従来は難しいとされていた、チルド食品や冷凍食品の離島配送を実現しています。全温度帯物流は今後の事業の柱の一つとなるものです。
当社では食品流通において、「リードタイムの短縮」「誤納品ゼロ」「ローコストオペレーション」をコンセプトに物流業務の改善に取り組みました。現在では、離島へ向けての営業を強化しており、出荷量に応じて在庫を自動調整する適正化在庫管理システムによって、欠品や誤納品を防止しています。またデータ処理によって、翌日の納品分のみを配送コースごとに納入順の逆からピッキングを行うことで、積み込み時間を削減するなど、出荷業務の効率化を実現しました。こうした効率的な情報管理のほか、小分け能力の拡充によって、昨今、求められている多品種・少量・高頻度の発注への要望にも応えています。
1956年に株式会社竹之下商店として設立された当社は、1994年株式会社竹之下に社名変更しました。設立以降、支店や営業所などの開設を進め、事業拡大を推進してきました。2000年には鹿児島県・屋久島町に直営店「わいわいらんど」をオープンし、地域密着の運営を行っています。そんな当社が近年力を入れているのは、チルド食品や冷凍食品の物流拠点である低温センターの設置です。最近では、2015年に沖縄低温センター、2017年には宮崎西営業所を開設しました。当社は設立から60年以上経過しても、安定した経営基盤のもと成長を続けています。
| 事業内容 | 総合食料品卸
(鹿児島県と宮崎県、沖縄県の卸店やスーパーなどの小売店、飲食店に向けて、一般加工品やチルド食品、冷凍食品、生鮮品、菓子、業務用食材などをフルライン流通) |
|---|---|
| 設立 | 1956年12月 |
| 資本金 | 8,000万円 |
| 従業員数 | 146名(2021年3年12月現在) |
| 売上高 | 95億円(2021年1月期) |
| 代表者 | 代表取締役社長 峯元良久 |
| 事業所 | 本社/鹿児島県鹿児島市錦江町7番16号
鹿児島支店/鹿児島県鹿児島市錦江町7番16号 鹿児島低温センター/鹿児島県鹿児島市錦江町11番43号 屋久島支店/鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦2464-17 沖縄支店/沖縄県中頭郡西原町小那覇1193-2 沖縄低温センター/沖縄県糸満市西崎町4丁目18番地-1(クラウドライク内) 宮崎支店/宮崎県宮崎市新城町29番地 宮崎西営業所/宮崎県宮崎市田野町乙1727番地190-2階(株式会社木村内) わいわいらんど/鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦2464-22 |
| 企業HP | http://www.takenosita.co.jp/index.html |
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