(株)クシベウィンテック

■社会や街づくりに欠かせないモノを作っていく醍醐味

畑中　勝博さん（1994年入社／情報システム科卒）
技術営業部　営業部長

岩を削り、土を掘り、建物を解体する。そんなダイナミックな仕事に必要な重機のパーツを1枚の巨大な鉄板からつくりあげていくのが私たちの仕事です。図面を見ている段階では、まだその大きさにピンとこないものですが、どう作りあげていくか技術者と打ち合わせを重ねながら、徐々にカタチになっていく様はやはり圧巻。スケールの大きいモノだけに出来上がったときの達成感は格別です。
技術営業は、お客様と近い距離で関わる立場なので、自分たちの作ったモノが社会でどう役に立っているかまた、現場ではどの様なニーズがあるのか、より実感しやすいポジションと言えるでしょう。ひとくちに鉄といっても、硬さや性質の違うものが色々とあります。当社では様々な鋼材で、巨大なモノが作れるという強みがあり、営業シーンでもお客様のニーズに沿った提案ができます。
これからを担う若手社員の意見も積極的に取り入れ、今までには無かった新しい視点や発想で業務の効率化やコストダウンに繋がるような環境を整えていきたいと思っています。


■「乗りたい」から「作りたい」に変わった少年時代の夢

飛田　泰寛さん（2013年入社／生産技術科卒）
京都工場　生産技術グループ

幼い頃から建設機械が好きで、いつか運転してみたいという夢がありました。そんな私にとって、クシベウィンテックは最高の職場とも言えます。作っているモノをひと目見た瞬間に、「これだ！」と感じました。
入社1年目の半年間は、現場での作業方法や過程を実際に体験し学びました。当初は、工場の設備や製品の大きさにとても圧倒されました。半年後には現場を離れ、治工具や設備の設計を担当。自分が手がけた図面をもとに、より精度の高いモノができ、現場の人たちから「仕事がしやすくなった」と言ってもらえるのが嬉しい瞬間です。
当社には香川と京都に工場があるのですが、それぞれで技能競技大会や、ＱＣ（クオリティ・コントロール）サークル活動などを積極的に行っていて、業務改善の成果を発表する場もあります。そういった意識の高いモノづくりにふれることで、自分も技術者としての意識が変わりました。今後はＮＣ切断機のプログラムなどにも挑戦し、仕事の幅をどんどん広げていきたいです。