山陰合同銀行(松江市魚町)は7日、役所や商業施設など店舗外に置く現金自動預払機(ATM)が一時使用できなくなるシステム障害が発生したと発表した。6日午後6時半ごろ一部で発生し、同7時半ごろには山陰両県の広範囲に及んだ。7日午前11時半ごろに全て復旧した。
土曜日に稼働している店舗外ATM190台中、111台で障害が起きた。うち90台で通帳やキャッシュカードなどが取り出せなくなった。7日早朝にバックアップ回線に切り替え、営業開始時点で通帳などが取り残された26台を除いて復旧。残りも同昼ごろまでに復旧した。
通帳などの返却を進めており、対象者には連絡済み。原因は調査中。同行経営企画部の植寛行企画グループ長は「利用者の方にご迷惑をおかけし申し訳ない。原因究明と再発防止に最善を尽くす」と話した。