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私たちの仕事

職場環境

社内の写真 大学の研究室のような雰囲気です。編集担当者は、理学、農学、工学、物理、数学、化学などの専攻出身者がほとんど。「こんな本を企画して出版したい」というような意見が自由に言える雰囲気があります。

編集者に求められるスキル

社内のミーティング風景編集者はその書籍が世に出るきっかけとなる、最初の読者でもあり、重要な役割を担っています。編集者に求められるスキルには、自然科学分野における専門知識に加え、知的好奇心や企画力・表現力、さらには著者と読者を結ぶ架け橋としてのコミュニケーション能力が要求されます。

あたりまえかもしれませんが、自分が勉強したときにどのように本を読んだか?そのときに理解できたこと・理解できなかったことがしっかりつかめている人が望まれます。自然科学書は記号などの約束ごとが多いので、非常に細かいところまで、専門性を要求されます。反面、培ってきた専門性を活かして企画するという意味では、「思い」をすぐに形にできる良さがあります。世の中で求められる本とはどのようなものか?というアイディアと、著者をどうやって探してどういうテーマで書いてもらうか...。 これらが企画をする上での重要なポイントとなり、企画力だけではなく、交渉力や説得力も要求されます。

一冊の本を作るのに、企画から出版まで通常1年半ぐらいかかります。編集者はそれぞれ年間5~6本の書籍を刊行し、執筆依頼中のものを加えるとベテラン編集者では年間10~20本ぐらい担当することになります。雑誌編集を中心とする出版社とは違いワイガヤの雰囲気はありませんが、新人にはベテラン編集者がつき(指導社員制度)、人材の育成に努めています。まじめで粘り強い編集者がわたしたち講談社サイエンティフィクの社風を築いているのです。

編集者の喜び

社内のミーティング風景編集者にとっては、自分の作った本で学生が育つ、ということが得がたい喜びとなります。また、専門書ということもあり読者が身近なので、書籍の印象や有用性、活用度などのフィードバックが明快に得られます。逆に、常に探究心や向上心が要求される、ということもいえます。取材先で「講談社サイエンティフィクの本で勉強した」と言われることが少なくありませんが、そんなときは編集者として大きな誇りを感じます。

今後の展望

現在30代の社員が中心となって科学立国としての躍進を目指し、日本の理工学書出版の中枢を担うべく、どのような新しい貢献ができるかを探っております。このような大きな志を元に、一緒に働く仲間を求めています。