生産設計部 設計課2019年入社
勤務地:山口工場
河本 葵AOI KAWAMOTO
山口県立柳井商工高等学校建築・電子科建築コース出身。建築を学んでいた姉に影響を受け、同じ高校へ進学。CADを使った設計ができる就職先を考える。山口工場を見学した際に魅力を感じ、川岸工業に入社。生産設計部で学びながら仕事をする日々。ビルの建築現場を見るとワクワクする。
高校時代、進路について
どのように考えていましたか?
姉が柳井商工高校で建築を学んでいて、面白そうだと感じ、同じ建築コースを選びました。課外授業で商業施設の建築現場見学があり、普段は見ることができない鉄骨が組み立てられる様子を見て、とてもワクワクしたことを覚えています。就職は、高校で学んだCADを使った設計の仕事が向いていると思い、建築関係を検討していました。木造建築などさまざまな分野があるので、迷っていました。
なぜ鉄骨製造業界に興味をもち、
川岸工業に入社したのですか?
川岸工業は高校に出ていた求人票で知りました。調べてみると、数々の有名な建築物に携わった経歴があることを知り、私も後世に残るような建築物の製作に携わりたいと思いました。山口工場を見学した時、とても会社の雰囲気が良かったのです。私は、デスクワークで設計の仕事をしたいということと、自分が入社して長く仕事を続けられるか、ということを重要視していたので、川岸工業を志望しました。
現在の仕事内容をおしえてください。
設計図を基に一つひとつ鉄骨製作の部材を設計する「現寸」という作業をしています。「現寸」とは、プラモデルをつくるときの設計図をつくるようなイメージです。切断や孔明けなどの製作情報が記された、原寸大の型板フィルムを作成します。工場で加工する際に使用するものです。
仕事のやりがいや、
誇りをもっていることはなんですか?
イレギュラーな形を設計する時に苦戦することもありますが、その分終わった後にすごくやりがいを感じます。大事にしていることは、元となる設計図をよく見ることです。先輩方は自社の鉄骨製品を実際に見せてくださるので、設計作業をするうえでとても勉強になります。そのおかげで、仕事内容を把握し、自分で判断して行動できるようになってきました。
仕事で厳しかった状況と、乗り越えた方法についておしえてください。
初めて螺旋スロープの現寸を任された時、最初は苦労しました。トラックが通る巨大なスロープで、緩やかに螺旋状に上るような構造でした。角度を計算して設計することが難しかったですが、計算から設計方法まで一から先輩に教えていただきながら、最後までやりきることができました。後日、先輩が完成したスロープを撮影して写真を見せてくださって、とても嬉しく達成感でいっぱいでした。
川岸工業の強み、
好きなところはどんなところですか?
社員同士の仲が良く、気軽に意見交換できるところです。実は入社前は、建築関係なので怖い人が多いのかなと思っていたんですが、全然そんなことはなく優しい方ばかりで(笑)。社員皆さんの雰囲気がとても和やかなので、わからないことがある時も気軽に質問ができ、とても仕事しやすい環境です。
今後の目標はなんですか?
最近の建築業界では、女性も活躍しています。私もその一員となって会社に貢献し、活躍したいと考えています。そして、今は先輩方に仕事を教えていただく立場ですが、後輩たちに教えてあげられるような立場になりたいと思っています。
通勤は車で約50分。
朝礼後、図面中の部材を設計し、
鋼材を注文するためのリストを作成。
食堂で持参したお弁当を食べる。
同期と今放送されているドラマの話で
盛り上がる。
午前に設計した部材を組み
立てるための、組立用図面を作成。
退勤。自宅で母の作るおいしいご飯を家族で食べるのが楽しみ。
友人とカフェに行くのが楽しみです。普段からインスタグラムで気に入ったお店をピックアップしています。遊びに出かけることが多いですが、自宅でのんびり映画鑑賞することも好きですよ。
エントリーはこちらから