3秒の隙、警護態勢に穴 安倍氏守り切れず2発目被弾
参院選の街頭演説中に安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、当時の警備態勢の不備が浮き彫りになりつつある。不審者の接近を許したうえ、最初の発砲から2発目までの約3秒間に身をていして安倍氏の被弾を防ぐ警察官の姿が確認できない。事前準備や警護要員の配置の甘さを指摘する声もあり、警察当局には徹底した検証と警備態勢の見直しが求められる。
8日午前11時30分ごろ、聴衆の前でマイクを握った安倍氏の背後に、...
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(更新)- ロッシェル・カップジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング 社長別の視点
この記事が指摘するように、容疑者が背後から近づくことができた事、また、1発目の直後に安倍氏を押し倒したり、覆いかぶさったりして2発目の被弾を防ごうとする警察官の姿がなかった事は確かに反省すべき問題だと思います。 私はその上で、もう一つの問題を感じます。それは安倍氏に対するセキュリティ訓練が不十分だったのではないかという事です。安倍氏は最初の銃声を聞いて振り向いたそうです。訓練を受けていれば、直感的に地面に倒れ込むことができるはずです。(悲しいことに、アメリカ人の私は銃声が聞こえたらどうすべきかという意識が高いのですが、日本ではそうした知識や直感的な反応ができる人は少ないのかも知れません)。
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2022年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅近くの路上で発生した安倍晋三元首相銃撃に関する最新ニュースや速報をまとめました。