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無職転生 - 異世界行ったら本気だす - 作者:理不尽な孫の手

第11章 青少年期 妹編

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 間話「牙を砥ぐ」

 剣の聖地。

 そこから北へ一時間ほど歩いた、名も無き岬。

 そこで一人の少女が素振りをしていた。

 剣神流の型でもなんでもない、ただの素振りである。

 少女の名を、エリス・グレイラットと言った。


「…………」


 エリス・グレイラットは剣を振る。


 無心に剣を振る。

 誰もいない一人きりの空間で。


 無心に、ただ無心に。

 雑念の入った素振りは、意味のない素振りである。

 形をなぞっただけの素振りには、何の意味もない。


 雑念が入らない無心の剣であるなら、

 素振りを一振りする度に自分が研ぎ澄まされる。

 向こうがハッキリ透けて見えるほどの薄皮一枚程度の分だけ、研ぎ澄まされる。

 薄皮一枚分だけ、強くなる。


 それをどれだけ積み重ねればいいのか。

 どれだけ続ければ、オルステッドという高さに届くのか。

 エリスにはわからない。

 誰にもわからない。

 ――あるいは、どれだけ自分を削りとっても、オルステッドには届かないのかもしれない。

 そう思う事こそが、雑念である。


「……ちっ」


 エリスは舌打ちを一つ、頭を振り、座り込む。

 そして考える。


 面倒な事だ。

 オルステッドを倒したい。

 そう思えば思うほど、オルステッドから遠のく。


 かつて、エリスの師匠ギレーヌは言った。

 考えろ、と。


 しかし、エリスは考えるのが苦手だ。

 どれだけ頭を捻った所で、結論を導き出せないからだ。


 それに対し、二番目の師匠ルイジェルドはよかった。

 『わかったか』と聞いてきた。

 無言で叩きのめし、ただわかったか、と。

 エリスが分かるまで、繰り返し、繰り返し、何度も何度も。

 頭を使わなくても、同じ所に立てるように。


 ギレーヌは尊敬している。

 ルイジェルドも尊敬している。

 忌々しい事に剣神の教えは、尊敬する二人の良い所を内包していた。


 ただ無心で剣を振れ。

 無心で剣を振って、疲れたら座って休んで考えろ。

 考えるのに疲れたら、また立ち上がって剣を振れ。


 剣神は、それをエリスに命じた。

 エリスは言われるがまま、剣を振る。

 振って、座って、振って、座って。

 腹が減ったら、何かを食べた。

 また振って、座ってを繰り返した。

 最初は道場でやっていた。

 けれど、そうしていると誰かが邪魔をしにくる。


 邪魔をしてくるのは、大抵は同じ道場の女だった。

 やれ、朝の打ち合い稽古にあんたも参加しなさいだとか。

 やれ、飯が出来たから食べにきなさいだとか。

 やれ、ちょっと稽古に付き合ってだとか。

 やれ、臭いから風呂に入れだとか。


 そいつの事がうっとおしくなって、エリスは道場を出た。

 道場を出て、まっすぐ歩いて。

 誰もいない岬を見つけて、そこで素振りをした。

 飯は道場の台所から取ってきたものを食べるか、

 もしくはたまに襲い掛かってくる魔物を倒して食べた。

 寒い時は道場から薪を何本か持ってきて、それを魔術で燃やした。

 眠くなったら道場に帰って好きなだけ眠った。


 そんな生活を、エリスはもう半年続けている。


 振って、考えて、振って、考えて。

 一つ、エリスにもわかった事がある。

 剣を振るというのは、難しい事だった。


 小さな頃は、勉強なんかよりずっと簡単で自分に向いていると思っていた。

 その考えは今でもそう変わっていない。

 自分には勉強より、剣を振る方が性に合っている。


 けれど、少なくとも簡単ではなかった。

 思えば、人に教えられる分だけ、勉強の方が簡単なのかもしれない。


 ただ、振り上げて、振り下ろす。

 それだけの事がどうしてもうまくならない。

 もっと速く振り上げられるはず。

 もっと速く振り下ろせるはず。

 そう思いながら剣を振る。


 半年前の自分よりは、きっと速くなった。

 でも、ギレーヌはもっと速い。

 ルイジェルドはもっと速い。

 剣神はもっと速い。

 そして、オルステッドはもっともっと速い。


 エリスは座る。

 考える。

 剣を振る方法を考える。

 剣神やルイジェルドやオルステッドの姿を思い出して。


 剣神はどう動いていたか。

 ルイジェルドは、そしてオルステッドは。


 彼らの指先から、肩までの全ての細胞の動きを模倣するように。

 そして、模倣からさらに先を目指す。

 超越するのだ。


 しかしその方法はわからない。

 わからない。

 わかるはずもない。

 エリスは考えるのが苦手なのだ。


 考え疲れたら、また立ち上がって剣を振った。

 何も考えずに剣を振った。


 振り上げて、振り下ろす。

 もっと速く。

 振り上げて、振り下ろす。

 もっと速く。


 何十回も、何百回も、何千回も繰り返す。

 すると、また雑念が交じる。

 雑念が交じるのは、疲れた時だ。


「……ちっ」


 舌打ちを一つ、エリスは座る。

 手が痛い。豆が潰れていた。

 懐から布を取り出し、無造作に巻いた。


 エリスは辛いとは思わない。

 三年前、赤竜の下顎での事はいつだって思い出せる。

 あれに比べれば、なんでも耐えられる気がした。

 だから辛くはない。

 痛みも、辛さも、もどかしさも。

 そして今、一人でいることも、傍に彼がいない事も。


「ルーデウス……」


 ぽつりとつぶやく。

 ただし、それ以上は考えない。

 エリスは考えるのが苦手だからだ。

 彼女は決して、楽観的な考えだけをできるわけではない。

 深く考えてしまえば、自分が「折れる」であろう事を理解していた。


「ふぅー……」


 3年。

 強くなったと思うが、まだまだだ。


 エリスはまた立ち上がり、剣を振りはじめた。



---



 エリスが眠気を抑えて帰ってきた時、

 道場の入り口に見慣れぬ男が立っていた。


 奇抜な男であった。

 虹色の上着に、膝までしかない下履き、腰には四本の剣。

 頬には孔雀の刺青があり、髪型はパラボラアンテナのように開いていた。


 彼はエリスを見つけると、頭を少し下げて、挨拶をしようとした。


「某は北……」

「どきなさい」


 エリスは、道場に入るのに邪魔な位置にいるその男に、ただ一言。

 それ以上の事を言う気力は無かった。


 エリスは素振りによって限界まで研ぎ澄まされていた。

 野獣のようなギラついた眼光。

 全身からほとばしる、照り付くような殺気。

 何者を寄せ付けぬ野生の生き物がそこにいた。


「……っ!」


 男は咄嗟に剣を抜いた。


「邪魔よ、どきなさい」


 エリスは一歩進んでそう言った。

 彼女にとって、目の前の男は邪魔でしか無かった。

 自分のねぐらのある場所までの最短距離に立つ、邪魔な石コロだった。


「な、なんだ、こいつは……」


 男は最初、エリスが言葉を発している事がわからなかった。

 目の前にいるのは、飢えた獣である。

 獣が空腹で獲物を探している所に、運悪く遭遇した。

 己の経験から、そう判断した。


 獣が言葉を発するとは、思えなかったのだ。

 しかし数秒、エリスが剣を構えたのを見てようやく彼女の正体を察した。

 彼女はどうやら人間で、そして剣士であるらしい。


「某は『孔雀剣』のオーベールと申す。剣神流の門弟とお見受けする、どうか剣神様にお取次ぎをお願いしたく……」

「どけと、言っているのよ」


 イライラしながら、さらに一歩、エリスは歩を勧めた。

 彼女は「どけ」と言っている。

 しかし、オーベールと名乗る男には、その言葉は届かない。

 ただ殺気だけが届いていた。


 問答無用。

 男の脳裏に浮かんだのはそんな言葉である。

 恐らく、次の一歩で彼女の間合いに入る。

 それを察知し、オーベールは右手で剣を握りしめ、左手を腰の小剣の柄頭へと移動させた。

 しかし、その持ち手は普段とは逆であった。

 刃のついていない、剣の背を向けている。


 間合いに入った。

 エリスは、その瞬間目の前の石をどけようと判断した。


「シッ!」


 エリスの剣が走った。

 素振りによって限界まで研ぎ澄まされた『光の太刀』。

 並の者では、防御する事もままならない、剣神流の必殺剣。


「フッ!」


 並の者では。

 オーベールは両手にそれぞれ剣を握り、それを受け流した。

 エリスはそれを敏感に察知し、返す刀を振るう。


「っ……!」


 エリスの剣はオーベールの左剣によって押さえられた。

 オーベールは片手、対するエリスは両手持ちをしている。

 力は拮抗しない。

 エリスの剣はいとも簡単に振りぬかれる。

 しかし流される。

 男のパラボナアンテナ髪の端を切り裂くにとどまった。

 エリスの体は流れ、軸足が一歩、たたらを踏む。


 瞬間。

 オーベールの右剣が動いた。

 エリスの首目掛けて、凄まじい速度で。


「ちっ!」


 エリスは剣を手放し、しゃがみ込むように地面へと転がった。

 オーベールの剣はエリスの首のあった空間を薙いだ。


 エリスは猫のように体を反転させる。

 目指すは己の剣である。

 オーベールは即座にエリスの剣を蹴り飛ばした。

 剣は雪の中へと埋まった。


 勝負あり、であろう。

 普通なら。


 しかしエリスは止まらない。

 剣が無理と見るや、無手のままオーベールに飛びかかった。


 オーベールはとっさに剣の腹でエリスの横っ面を思い切りひっぱたいた。

 頸の骨がねじ切れるほどの衝撃。

 エリスの頬に一筋の傷が残る。

 しかし。

 しかしエリスは止まらない。


「ガアァァァ!」


 エリスはオーベールの顎先めがけて拳を振りぬく。

 オーベールはそれを、剣を持ったままの左手で受け止めようとする。


「むぅっ!」


 オーベールの左手にエリスの手が絡みついた。

 剣柄に指が掛かる。

 剣を奪おうというのだ。


 オーベールの背筋に寒気が走った。

 この獣は殺さなければ止まらないと悟った。

 まとわりつく女を乱暴に蹴り飛ばす。

 今まで逆に持っていた剣を持ち直した。


 エリスが蹴り飛ばされた場所には、運よく彼女の剣があった。

 荒い息をつきながら、彼女は剣を拾い上げた。

 殺すしかない。

 オーベールが本気で構え、殺気を放った時。


「そこまでだ」


 唐突に声が駆られた。

 殺気が静止する。

 エリスもまた、その殺気を受けて動きを止めていた。


 道場への入り口。

 いつしか、剣神が立っていた。

 オーベールは剣を収め、エリスは仰向けにバタリと倒れた。

 荒い息をついて空を見上げる。

 その顔は悔しさで歪んでいた。


 オーベールは右手を胸にあて、頭を下げた。


「お久しぶりです、剣神様」

「よくきたな、『北帝』」

「お手紙を拝見いたしまして……そうしたらあの子が」

「おう、すげぇだろ?」

「……これほどまで苛烈な剣士は、初めて見申した。まるで獣のような……ああ、これが例の狂犬と呼ばれている子ですか」


 オーベールと剣神の会話を聞きつつ、エリスが立ち上がる。

 幽鬼のようによろよろと。

 その姿を見て、オーベールが剣を構える。


「……」


 エリスはギロリとオーベールをひと睨みし、道場へと入っていった。


「……」


 エリスはあっけにとられるオーベールに振り返る事なく、建物へと入っていく。

 頬の傷を拭いながら、雪を落とすことなく廊下を歩き自室へと入る。

 そして、剣を枕元に放り投げると、固いベッドへと倒れこんだ。

 そのまま、泥のように眠った。


 敗北に悔しさはあった。

 だが、今のエリスにとっては、些細な事であった。



---



 その日の夕方。

 ギレーヌは当座の間に訪れた。


 そこには、剣神ガル・ファリオンと、

 客人である『北帝オーベール』が座していた。


 奇抜な頭髪に、珍妙な衣装。

 やや眉をひそめたギレーヌ。

 しかし、彼女はそれを気に留める素振りを見せず、ズカズカと剣神の所まで歩いた。

 そして、単刀直入に聞く。


「師匠、なぜエリスに何も教えない」


 剣神はその言葉を聞き、ヘッと笑った。


「教えたじゃねえか」

「素振りの仕方をか?」

「違う、鍛錬の仕方をだ」


 剣神はただ当然とばかりに答えた。

 その声音には、普段の荒々しさが微塵もなかった。

 静かな答えである。

 ギレーヌはそんな師匠が気に食わない。

 なので、足りない頭を絞り、言葉を選ぶ。


「師匠はいつも言っていたはずだ。全てを合理的にやれ、と」

「言ったな」

「エリスのあれはなんだ、毎日馬鹿みたいに一つ覚えに素振りをして、どこが合理的なんだ」

「あぁ……?」


 剣神は、めんどくさそうにギレーヌを見た。


「お前、いつからそんなめんどくせぇ事を言うようになったんだ?」

「ここに戻ってくる前からだ!」

「……もう、師匠のいうことは聞けねえってのか?」

「しかし……うっ!」


 ギレーヌは、いつしか剣を突きつけられていた。

 常人であれば、剣神の手に唐突に剣が出現したように見えただろう。

 ギレーヌには、その抜刀のモーションは見えた。

 だが、反応は出来なかった。

 当代最速の男を前には、いかに剣王といえど、まともな反応は出来ないのだ。


「ギレーヌ。俺様はな、お前の教育に少しだけ、後悔してんだ」

「……」

「あの飢えた虎みてえだったギレーヌが、牙の抜けた子猫ちゃんになっちまった。

 あのままでいきゃあ、お前も今頃は剣帝だったのによぉ」


 剣神の言葉に、ギレーヌはごくりとつばを飲み込む。

 最近、ギレーヌは己が弱くなったのを感じていた。


 だが、彼女は今の自分を悪いと思っていない。

 確かに、自分の剣の成長は止まった。

 これ以上、強くなれそうもない。

 だが、そのかわりに、大きなものを得た。

 知恵や知識だ。

 剣術では、決して得られないものだ。


「俺様は、もう牙は抜かねえ」


 剣神は剣を収めた。

 これでわかるだろう、といわんばかりに。

 しかし、ギレーヌはムッとしつつ、言う。


「意味がわからん。

 なぜ、稽古をつけてやらんのだ。

 あれではエリスが可哀想ではないか」


 剣神はため息をついた。

 ギレーヌは一から十まで説明しなければわからない子供だった、と。


「いいかギレーヌ。

 俺様を越えたきゃ、合理を突き詰めていけば、いずれ越えられる。

 俺様自身が、合理を突き詰めた結果だからな。

 まあ、もちろん剣神になりたけりゃ、相応の努力やら才能やらも必要だが、まぁそれはいい。

 あいつが目指しているのは、龍神だ。

 龍神オルステッドだ。

 奴は『合理の外にいる存在』だ。

 桁違いの化け物だ。

 俺様の教えだけじゃ、絶対に勝てない」


 剣神は、懐かしそうに目を細めた。

 彼は実際に龍神と戦った事があった。

 まだ剣神と呼ばれる前、一人の鼻っ柱の強い剣聖だった頃の話である。

 結果はボロ負けで、なぜ命を奪われなかったのか、それどころか、なぜ五体満足だったのかすら、わからないレベルだ。

 鼻っ柱を叩き折られた彼は、それからオルステッドを目指して、ずっと鍛えてきた。

 その結果、剣神になった。

 だからこそ、この一件については、他に口を挟まれたくないと考えていた。


「なぁ、ギレーヌ。修行ってのは、お稽古じゃないんだぜ?

 まして目標があるなら、人のいうことハイハイ聞いたって意味はねえ。だろ?」

「……師匠は、いつも難しい事をいう。あたしにはわからない」

「ハッ」


 ギレーヌは答え。

 剣神は鼻で笑った。

 そうだ、こいつは一から十まで丁寧に説明してもわからない奴だった、と。


「ま、要するに俺に教えてもらうだけじゃだめだってことだ。

 そのために、色々用意してやんのさ。手始めに、こいつだ」


 そう言って、剣神はオーベールを指した。

 オーベールはギレーヌに、顎を引いて挨拶をする。


「某の名は北帝オーベール・コルベット。巷では『孔雀剣』と呼ばれている」


 ギレーヌは顔をしかめた。

 オーベールの体から、言い得ぬ刺激臭がしていたからだ。

 柑橘系の強い臭い。恐らくは香水であろう。

 獣族であるギレーヌにとって、不快な匂いである。


「北神流が何の用だ?」

「剣神様より頼まれ申した。弟子の一人に稽古をつけてほしい、と」


 ギレーヌは更に訝しげな表情を作った。

 そして、剣神に問いかける。


「なぜ北神流を? エリスには、こいつらのような姑息な手は似合わんはずだ」

「龍神が使ってくるからだ」


 その言葉に、ギレーヌの表情は訝しさを深めた。

 龍神が北神流の剣士という話は、聞いたことがなかった。

 もし彼が北神流の剣士であるなら、列強二位は北神であろう。


「龍神とは、一体何者なのだ?」

「知るかよ……。

 ただな、あいつは、いわゆる剣神流とか、北神流とか。

 そういう流派の定石みてーなものは全て網羅している。

 当然、使っても対処されるし、向こうも使ってくる。

 なら、こっちも覚えとかなきゃ、互角には戦えねえ」


 ギレーヌの顔から険しさがとれた。

 相手が使ってくる技を覚える。

 実に合理的な結論だったからである。


「なるほど、ではいずれ、水神流も呼ぶのか?」

「ああ、手紙は送ってある」

「そうか」


 ギレーヌの尻尾がゆらゆらと機嫌良さそうに揺れる。

 剣神はそれを見て、「へっ」と苦笑した。

 自分のわかりやすい答えがあれば納得する。

 そのへんは、昔から何も変わっていなかった。


「では、北帝殿、ごゆるりと滞在なされるよう」


 ギレーヌは己の疑問が氷解したため、立ち上がり、北帝に挨拶をした。

 片膝をついた、剣神流に伝わる独特な作法で。


「うむ、剣王殿。お世話になり申す」


 オーベールもまた、胸に手を当てて返礼する。

 こうして、エリスの修行がまた一段階進んだ。



---



 エリスが『北聖』の認可を受けるのは、一年後の事である。

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