緊急情報
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「生きた植物の博物館」
〈視覚障害者の方のため、読み上げ用テキストを抽出し再掲しています。〉
高温多湿の夏、雑草との戦いが続きます。いくら抜いても取っても際限なく不寛容なまでに生えるのは田畑だけでなく、植物園も例外ではありません。
雑草は、病害虫の誘発や施肥を横取りしたり、日射を遮るなどの悪影響がありますが、植物園では「見栄え」の損壊がもっとも大きな受難です。
一般的な農業では除草剤を利用しますが、植物園ではそうはいきません。除草剤は多種多様な栽培植物への影響がはかりかね、それらの植物まで枯死させてしまう可能性があるからです。
そのため、たとえば「ばら園」では、枝が複雑に絡み合っているため、棘を避け、座り込んで1本1本確実に抜きます。道具はバラの茎や枝を傷つけないよう小さな鎌程度です。一方、樹木の下草や園路の周囲は、早朝に刈払機で慎重に刈るようにしています。
将来、簡単に雑草を根絶できるような装置や仕組みができることを祈りつつ、次の冬を迎えるまで炎天下の今日もどこかで草取りをしています。
早朝開園しています。(7月23日から8月14日まで)
【開園時間】午前7時30分から午後5時(入園は午後4時まで)
7月29日から8月2日の朝顔展開催中は午前7時開園
【観覧温室開室時間】午前10時から午後4時(入室は午後3時30分まで)
【休園日】12月28日から1月4日まで
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