Journalist 記者部門

紙もデジタルも
より信頼される質の高い情報を発信

 激変するメディア環境のなか、朝日新聞社は大きく変化しています。

 スマホやパソコンでニュースに接する人が増える今、より多くの人とつながるために、デジタルで積極的にコンテンツを配信しています。

 記者・カメラマン・デザイナーの仕事も進化しています。朝日新聞デジタルだけでなく、Yahoo! やLINEなどの大手ポータルサイトにも記事や写真、動画、インフォグラフィックを配信。多くの人に「読まれる」手応えを感じています。

 分断、排除、フェイクニュース ・・・。先を見通しにくい、息苦しい時代。言論の自由を守り、権力を監視し、人々が自分なりの判断をするための材料を提示するのがジャーナリストの役割です。だれもが生きやすい社会に。その思いを胸に、記者たちは日々、疾走しています。

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取材記者

 デジタル時代になっても、仕事の基本は変わりません。

 現場に足を運び、多様な声に耳を傾け、何が起きているのか、なぜそうなったのかを丁寧に探る。相手の立場に立ち、考える。時間が許す限り「裏」を取り、「事実」に肉薄する。地道な積み重ねが必要とされる仕事です。多様な記者がいて、多様な問題意識を持っているからこそ、より多くの人の心に響く情報が日々発信されます。

 入社から数年間は、各地の総局などで、事件、事故、裁判、スポーツ、選挙など幅広い現場を取材します。

 新入社員をまず総局に配属する理由は――。人口減や高齢化に直面する日本の課題は、中央よりも地方に顕著にあらわれます。地方の現場でこそ見える日本の危機や変容を敏感に感じ取り、問題を深掘りする力を鍛えることができます。また、読者との距離が近いのも地方の魅力。「ともに考え、ともにつくる」ということを体感してもらいたい。そう願い、新人を送り出しています。

 その後、本人の志望や適性を考慮した上で、本社に配属されます。本社では、政治部、経済部、社会部、国際報道部、デジタル機動報道部、くらし報道部、文化部、科学みらい部、科学医療部、スポーツ部、コンテンツ編成本部などで、さらに経験を積み、ジャーナリストして活動の幅を広げていきます。

社員紹介

校閲

 校閲の仕事は「ファクトチェックの最前線」です。誤字、脱字だけでなく、内容の事実関係、整合性にまで踏み込んでチェックする役割を担っています。読者に本当に正しい情報を届けるために、印刷開始直前まで記事を見つめ、指摘をしていきます。朝日新聞デジタルで配信する原稿も校閲がチェックしています。語彙力だけでなく、さまざまな事象に対して知識が必要な仕事です。

社員紹介

デザイナー

 情報を視覚的にわかりやすく伝える仕事です。表現方法は、地図やインフォグラフ、イラストレーション、ロゴデザイン、エディトリアルなど様々です。

 例えば、事件や事故、災害などでは締め切り時間が迫る中、限られた情報を整理して、ニュースグラフィックを作ります。まさに、「報道を支えるデザイナー」です。

 また、企画特集では構想の段階から話し合い、デザイナーの発想を活かしてコンテンツを作ります。

 デジタル化に伴い、紙とデジタル、それぞれに適した“魅せ方”で、魅力的なグラフィック表現を目指しています。

 朝日新聞社デザイナーの役割は報道デザインにとどまりません。デジタルコンテンツ、UIUX、デジタルビジネス、広告など、さまざまなフィールドで活躍できます。

社員紹介

 

映像(写真)記者

 写真や動画は、言葉より雄弁に事実を語ることがあります。事件、事故、災害などの現場、スポーツ試合や記者会見に出向き、写真や動画でなくては伝えられないことを伝えます。映像(写真)記者ならではの視点で、特集記事を執筆することもあります。

 撮影した動画が、テレビ局に配信されることも。デジタル配信の強化で、ますます活躍の場が広がっています。

社員紹介
  • 映像報道部
    西岡 臣

航空部

 航空部は、所有する航空機を運用し、記者やカメラマンを災害・事故の現場に派遣するなど、朝日新聞社の報道の最前線である航空取材を担当しています。災害発生時には航空部の空撮動画をデジタルで配信することもあります。

 現在、羽田、伊丹、福岡の3空港に基地を置き、小型ジェット1機、ヘリ4機を運航。一等航空整備士(飛行機)や一等航空整備士(回転翼)の整備士資格を有する社員が活躍しています。

 ※新卒の採用は行っておりません。

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