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404 Not Found

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匿名ユーザー

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お探しのページは見つかりませんでした。
URLが間違っているか、削除または移動された可能性があります。
The requested URL was not found on this server.
































































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 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *


登録日:2022/08/02 Tue 01:23:17
更新日:2022/08/04 Thu 09:30:31NEW!
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404 404 Not found HTTPステータスコード みんなのトラウマ アニヲタIT教室 インターネット エラー サービス終了 プロトコル リンク切れ 出オチ項目 秀逸な項目 絶望 見つからない


404とは、HTTPプロトコルによって定められたナンバー「HTTPステータスコード」のひとつ。
簡単に言えば、「そのURLには何もありませんよ」ということを示すエラーメッセージ。

おそらく、ステータスコードとしては最も有名なものだろう。日常的にインターネットを使うWiki篭り諸兄なら一度と言わず度々見たことがあるはず。

多くの場合は冒頭のように簡素なメッセージのみを記した素っ気ないページが表示されるが、Webサイト毎に独自のエラー表示用ページを設定していることもある。

このページが現れた場合、
といった場合がある。
どちらにせよ「そのURLはもう機能していない」ことは間違いないので、404へ飛ばされるリンクやブックマークは可能な限り早くに修正するのが望ましい。
……なのだが、特にWikipediaなどに代表される不特定多数がページを編集できるサイトでは「元々どこのページを指定していたのか誰もわからない」などの理由でリンク切れのまま放置されてしまっているケースが多々見られるのが実情である。




そんなわけで、日々ネットサーフィンに勤しむ俺らにとっては親の顔より見た憎き敵である。


HTTPステータスコードって?

基本的にあらゆるWebサイトはHTTPでやり取りされている、ということはインターネットにある程度詳しい方ならもはや言うまでもなく知っているだろう。
厳密に言うと現在ではHTTPそのものではなくより発展したプロトコルが用いられていたり、HTTPの上からさらに暗号化やら何やらするプロトコルを介していたりするのだが、記事の本題ではない上ややこしいのでここでは省いて説明する。

このHTTPを使ってやり取りされるWebページには、その全てに「HTTPステータスコード」というものが設定されている。

私たちがPCやスマホを使って「このサイトにアクセスしよう」とURLを打ち込んだりリンクをクリックしたりすると、その端末はURLという「地図」あるいは「お買い物リスト」を持たされてネットの海へおつかいに出る。
そうして目的地に辿り着いた端末ちゃんは、

「あのぉー…、あるじ様がこのページが欲しいって仰ってるんですけどぉ、コレってありますか…?」

とアクセス先のサイトにお伺い(リクエスト)を立てる。
ここでサイト側が

『あぁ、コレのことかい?どうぞ見て行きな』

とリクエストに応じてくれればページが読み込まれて端末に表示され、無事おつかい達成でめでたしめでたし。

『あ?なんだそりゃ知らねーぞ。バカなこと言ってねーで帰った帰ったコノヤロー』

と応じて貰えなければその旨を示すエラーメッセージが叩きつけられて終わり、というわけだ。

この「端末ちゃんのリクエストに応じられるか否か」という「返事」に用いられているのがステータスコードである。
ステータスコードは100~500番台の5種類に分類されており、それぞれの番台ごとにいくつかの種類がある。そのうちの一つがあの憎いあんちくしょうな404、ってわけだ。







他にも色々あるが、代表的な例としてはざっとこんなところである。
うち、100~300番台はページが正しく表示できるケースで、400番台以降が何らかの理由でアクセス出来なかったケースに割り振られていることにお気づきだろうか?
ページが正しく表示されているうちは目当てのページが表示されているので、基本的に我々一般人がステータスコードを見る機会はない。
というわけで、我々がすぐ目につく形でステータスコードを見られるのは400番台か500番台……リクエストが正しく処理できなかった時になる。
その中でも特に404は発生確率が高いため目につきやすいのだ。

一応注釈すると、ステータスコードには上記した「Webサイトのアクセス状態を示す符号」以上の意味はなく、我々が見ている「ページが見つかりません」の画面はそのステータスコードを受けてブラウザ上に表示あるいは転送されたページであり厳密にはステータスコードそのものではない。
そのため、「200 OK」のコードとともに404メッセージを表示するサイトもある(所謂ソフト404)。

また、プログラムの設定次第では実際にはページが存在していても404メッセージを出すことができる。これは、閲覧者に「そのページが存在するかどうかという情報すら与えたくない」時に用いられる*1手法で、セキュリティ的に重要なページで用いられることが多い。
例えば、Githubというサイトでは、存在しようがしまいが、閲覧権限のないページは「404」として表示される。


ちょっと面白い404ページ集

そんなわけで、こうしたエラーメッセージ用のページは積極的に見てもらう物でもないため大抵のサイトでは簡素な表示しかなされない。
「ページの探し方」やサイトマップへのリンクといった案内表示がされているだけでもかなり親切な部類である。

ところが、一部のサイトでは何をトチ狂ったのかこの手のページに工夫を凝らしている例がみられる。
ページ作成者のささやかな遊び心が垣間見えるものから、「そんな物ここに作って誰が気付くんだ……」ってなるほどに凝りすぎたものまで様々。
というわけで、ここからは誰もが知ってるあの企業・団体のWebサイトの、探さなきゃ分からないようなお遊び要素を紹介していこう。


ちなみに、404ページの出し方は至って簡単。
ご覧のウェブブラウザからアドレスバーをクリックし、表示されたURLの末尾などに「404」を加えてenterすると、そのサイトに設定された404ページに飛べる。

あとは「URLの末尾など適当な所にデタラメな文字列を挿入してenter」といった方法もあるが、どことも知らないサイトでこれをやるとうっかり変なページに繋がってしまい大変なことになる可能性も無きにしも非ずなので注意。
実際にそうなってしまっても建て主は一切責任を取りません。あしからず。

404The cosmic object you are looking for had disappeared beyond the event horizon.

宇宙空間を思わせる背景に、上記のメッセージがただ一文表示されるのみ。
ぶっちゃけここに挙げるにはかなり簡素な部類なのだが、このメッセージを和訳してみると……

あなたが探している天文体は、事象の地平面の彼方に消えました

となる。
「事象の地平面」とは光速を持ってしても到達できない、「誰もその先を知ることができない」領域のことで、すなわち「お探しの物体(ページ)は見つかりません」という意味になる。
宇宙を扱う機関ならではの、ちょっとニクい捻り方である。

どこまでも広がる青い空。
この広い空の中から探し物を見つけるのは難しいですね。

そんな時には
何もかも忘れて空の旅に出かけませんか?
きっと新しい発見があなたを待っているはずです。

というメッセージと共に、背景に広がる青空とちょうど「ちょっとコンビニ行ってくる」のAAみたいな構図で翼を広げるジャンボジェット機が映る。
また、メッセージの下には「国内の旅に出る」「海外の旅に出る」という選択肢が表示されている。
もちろん、選択肢の先はそれぞれのフライト情報の検索ページである。

ドードーは、1681年に絶滅しました。
世界中を探しても見つけることはできません。

このようなメッセージと共に、絶滅した動物の画像と絶滅した年が表示される。
NASAと同様「見つからないもの」に掛けた内容だが、ネタがネタだけに心を抉るメッセージである……。

ちなみに公式ブログに担当者による犯行声明解説が載っており、それによれば2013年2月よりこのネタが仕込まれているそうだ。

ちなみにいくつかバリエーションがありランダムで切り替わるそうだが、筆者が何度か試したところドードーのものしか確認できなかった。
404ページからも絶滅してしまったのだろうか……。

メッセージの背景は、無数のダンボールが並ぶ黄色い壁紙。
ただそれだけ……と思いきや、ふいに画面右下のダンボールが開いて黒猫が出現。
「荷物の中からぼくを見つけてね」と吹き出しが表示された次の瞬間、背景のダンボールが一斉にシャッフルされるとともに画面右上にはカウントダウンタイマーが出現。
まさかの猫探しゲームの始まりである。

シャッフルされるダンボールを目で追うことはできないものの、片っ端から箱をクリックしていけばクリアは簡単。
別に猫を探し当てたところで何があるわけでもないが、箱を開くアニメーションもいちいち凝っていたりとただのエラーページにしては随分豪華な遊びっぷりである。これだけでもかなり凝った部類だが……。

BAYONETTA』や『NieR:Automata』などの開発で知られるゲーム会社。
そんなエラーページもゲーム作りの本業にかかると……。
『BAYONETTA』を基にしたシューティングゲームが始まる。
ルールは至って単純で、ベヨネッタを操作し次々やって来る敵を撃ちまくるというもの。操作はショットとジャンプのみというシンプルなもの。しかし跳んだ後の降下中はジャンプ出来ないという挙動からやってみると意外と難しい。
エラーページとは思えない作り込みで、これをやるためだけにサイトへ行く価値はある。本当のエラーで辿り着いてしまった場合も本来の目的を忘れて熱中しちゃうかも。

サイト自体は鉄道会社らしい真面目な作りで、エラー画面も車両の写真が載っているだけのシンプルなもの…と思いきや、車両の行先が『???』、車番が『404』になっている。



フランスの自動車メーカー。
ページそのものは非常にシンプルで、表示されているのは「お探しのページは見つかりません。」というエラーメッセージと、後述の画像に関わる単語のみ。
背景にはやや古いセダンタイプの車が一台、道に停まっているだけ。
これだけなら何の変哲もない「ちょっとシンプルでおしゃれなエラーページ」なのだが、その脇に添えられたたった一文がその意味を示す。

PEUGEOT 404

……そう、何を隠そうこの車、かつてプジョー社が販売していた、404という名前の車なのだ。
画像に載っている自社製品とエラーコードとを掛けた、フランスらしいオシャレなジョークである。

創作での使用例

とまあこんな感じで、「404 Not Found」というエラーメッセージはインターネットに触ったことのある人間にとってはお馴染みのものである。
そこから転じ、このメッセージそのものが「何もない」「見つからない」ことを意味する言葉として使われることがあり、創作などで見られる。

こうした場合、「404」という数字そのものに「何も見つからない」という意味が込められ、転じて「そこにないはずのもの」といった意味や「なかったことにする」といった消去・抹消系の能力などを持たされるケースも多い。

怪奇創作サイトSCP Foundationにて創作されたSCPオブジェクト
「そこに書かれたものを『何もなかった』かのように改竄する」という性質を持っている、と思われているが……。

「404のエラーページのどこかに、裏サイトに繋がる入口があるらしい」という都市伝説がタイトルの由来とのこと。

曲中に「404 Not Found」「408 Time Out」という詩が存在。他にも作品のテーマであるAIにちなみ「Archive」「検索」「ストレージ」「デバイス」などなどデジタルに纏わる単語を多数含んだ歌詞となっている。

UMP45、UMP9、HK416、G11の4名で構成されるグリフィンの特殊部隊。部隊エンブレムも「404」の図案化である。
請け負う任務の性質からその存在は徹底的に秘匿されており、
一般の戦術人形が偶然遭遇した場合は記憶処理すら施されるという正に「見つからない」部隊である。

働き方改革によって増設された新部署。主人公コンビである伊吹と志摩の、この部署におけるコールサインが「404」。Mobile(機動) Investigative(捜査) Unit()の頭文字と併せて本作のタイトルを示す。
この機捜4課の増設時に隊長である桔梗が会見を行ったのだが、その容姿がバズってサーバダウンを引き起こし、そしてサーバエラーの転送先である「503 Service Unavailable」のページが用意されていなかったことで、奇しくも「404 Not Found」のエラー表示を引き起こすことになる。
一見タイトルとの合わせのためだけに用意されたエピソードに見えるが、終盤でこの一件は黒幕の扇動に使われる瑕疵として牙を剥くことになる。

スーパーペーパーマリオ」に登場するステージ1-4のボスで、ドラゴンを模した超大型ロボット。
ズンババはピュアハートと呼ばれる宝を守る番人であり、予言に従って勇者(マリオ)にピュアハートを授ける役目を担っていた。
ところが、マリオの到着と共に敵役のディメーンが現れ、ズンババのシステムに攻撃を仕掛けて破壊、故障したズンババはボスとなってマリオに立ちはだかる。
……といったストーリーがあるのだが
故障したズンババの台詞の中に「ケンサクノ ケッカ 『404 ぺーじ のっと ふぁうんど』ガ 1ケン 見ツカリマシタ」と、404 Not Foundが混じっている
大昔から番人やってるロボットなのにクローズドシステムじゃないのか?
スーパーペーパーマリオはメタ的な小ネタが多く、このズンババの台詞の中には他にも「……しすてむでーたガ 見ツカリマセン でぃすくノ B面ヲ せっとシテクダサイ」「でふこん1 発動 ソウイン スミヤカニ タイヒシテクダサイ」など、よい子のプレイヤーたちが「???」となるような強烈なメタネタが詰め込まれている。



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注釈

*1 例えば、アクセス不能なページで401エラーを返すと、少なくとも「そこにページがある」ことはユーザーに知られてしまう。仮にそのユーザーがハッカーだった場合、まずそのページがハッキングの標的とされてしまうのだ。