臨時国会が召集された8月3日、18歳の女性に飲酒させたと報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員が約2カ月ぶりに国会に姿を現した。

吉川議員を巡っては、18歳の女性に飲酒させたと報じられ自民党を離党したが、本人の口から事実関係の説明はこれまでに行われておらず、与野党から議員辞職を求める声が相次いでいる。
一方、吉川氏は7月に自身のブログで「飲酒不可能な年齢とは認識していなかった」として、当面、議員辞職しない考えを明らかにした上で、報じた週刊誌側があらかじめ女性と打ち合わせていた疑いもあるなどとして「訴訟を提起する」としている。

吉川氏は臨時国会が召集された3日、約2カ月ぶりに国会に姿を現したものの、記者団からの「国民に説明する気はないのか」「自身の言葉で説明しないのか」などの質問に対して「ブログに書いてある通り」「係争中なので答えられない」「真実も含めて答えられない」と述べるに留めた。