(株)マルニシ鋼機

就職活動で思い描いていたのは、「地元に貢献する仕事」という漠然としたものでした。そうした中、建築などに使用される鋼材や地域の産業を支える機械を扱っている、地域密着型の専門商社という点に興味を持ちエントリー。実際に会社説明会で話を聞くと、社内制度も含めて、人に対するあたたか味のある会社だと感じ、入社を決意しました。
入社しておよそ1年、現在は先輩から引き継いだお客様を任されていますが、自己評価ではまだまだ。不安に感じることや分からないこともあり、周りの先輩に相談したり、アドバイスを受けたりしています。それでも入社後に行われた自社の倉庫や工場での研修で、実物を見て・触って学んで得たことを土台に、経験を通して様々な知識を吸収して、そつなく対応できるようになっているのかなとは感じています。今の課題は、いかに自分なりのカラーを出せるかということ。それは当社の営業は、会社対会社の取引ですが、実際に顔を合わせて商談を進めるのは「人」に他ならないため。当社は70年を超える歴史があり、多くのお客様から信頼していただいていますが、私自身が信頼されているかというと、それは別もの。だからこそ常に素早い対応を心掛け、お客様から「君だから買うよ」と全幅の信頼を寄せられる営業を目指しています。
仕事のやりがいが得られるのは、やはり契約がとれたとき。自分の努力した結果が売上という数字で見られるため、モチベーションになりますし、面白味を感じながら仕事に取り組んでいます。
当社の営業は単独行動が基本で、かなりの部分を個々の裁量に任されていますが、会社全体でのバックアップ体制が整えられているため、目の前の仕事に責任感を持って集中して取り組むことができます。これは当社の特徴でもあるのですが、営業担当それぞれに事務スタッフがつき、お客様情報はもちろん、私のスケジュールや仕事の状況なども把握してくれています。だから私が不在の時でも、お客様からの問い合わせに完璧に対応してくれます。定番の仕事の場合、いつの間にか売上が上がっている、なんてこともあります（笑）。
今後の目標は、売上・利益ともに去年の自分を上回ること。また、新入社員とっては最も身近な先輩となるため、頼りにされる先輩になること。そのためにも、さらに知識を蓄え、人間的にも成長し、お客様からも、社内からも信頼される存在になりたいと考えています。