「母が包丁で刺された」姉が通報、父親の再婚後に同居し…エアコンの使用めぐり口論、18歳の娘その場で逮捕　札幌市北区

2022年07月28日(木) 08時31分 更新

殺人未遂事件として捜査している札幌北警察署

　27日夜、札幌市北区の住宅で、40代の母親の頭などを包丁で刺すなどし、殺害しようとしたとして、18歳の女が逮捕されました。

　殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む18歳のアルバイト従業員の女です。
　この女は27日午後10時20分ごろ、自宅で同居中の40代の母親の頭などを刺すなどし、殺害しようとした疑いが持たれています。
　母親は頭や首、それに左手首から出血していますが、命に別状はありません。
　警察によりますと、18歳の女は、エアコンの使用をめぐって母親と口論になり、犯行に及んだとみられています。
　18歳の女は、母親の実子ではなく、40代の父親の再婚後、母親と同居していました。
　当時、現場には、父親、母親の実子の20代の姉、姉の幼い子ども２人も一緒にいました。
　犯行後、父親が18歳の女を捕まえて、姉が「母が包丁で刺された」と警察に通報しました。
　取り調べに対して18歳のアルバイト従業員の女は「刺したことは、間違いない」などと話す一方、殺意については曖昧な供述をしているということです。
　この家族をめぐるトラブルなどの相談歴はなく、警察は、今のところ女の暴力行為がくり返されていた様子もないとみていますが、引き続き経緯などを詳しく調べています。


７月28日(木)午前８時31分配信