広告代理店(Advertising agency)の逆襲

世の中には広告代理店が不要説もありますが今後も生き残ると思います。

広告代理店が令和にも消えない理由

広告代理店が手掛けた広告20211222

広告代理店が消えない理由はシンプルです。
令和の時代に広告代理店が消えるということを声高に叫んでいる業界人もいますが圧倒的に誤りです。
それは広告出稿することが難しくなくなったという事実とは異なる違う側面があるからです。

単純に広告出稿の手間が面倒だというのもあります。
動画広告は動画共有サイトのYouTubeやソーシャルメディアのInstagramやTiktokでも出稿することは簡単です。
しかし動画広告を作るのは技術的には難しくないとしても面倒です。

そもそもタレントを動画広告で採用するのも広告代理店に提案をもらった方が楽です。
さらに動画の成果が悪ければ広告代理店が悪いと責任転嫁すればいいのでストレスもなくいい感じになります。

また広告主に対して広告代理店はヘコヘコ頭を下げてくるのでストレス発散にもいいでしょう。
「お前らの広告が糞だから成果が出ないんだ」と広告主は激ツメしていればいいんですから。
それが自分自身の責任に降りかかってくるのであれば避けたいのが心情でしょう、普通は。

あとはブラックな話ですが直接的な現金のキックバックも令和の事例でも慣習としては少なからず残っていますが、お中元やお歳暮、手土産や接待などもあるのでそういう小さなメリットもあります。

広告主の需要がある以上は広告代理店は不滅です。