渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

キャンプと刃物

2022年08月02日 | open
 


キャンプには複数のナイフを持って
行く。
現場フィールドで身に着ける。

もひとつ、上着のポッケにもう
一丁。例のあれ。

そしてとてもとても大切な事。
食事用のカトラリーは木材切り
削り用の刃物とは別にする事。
食器としての刃物は道具刃物と
は別に用意する。
理由は衛生管理だ。
野外で衛生管理観念が希薄だと
本物の「野営」「野外活動」で
は死を招く事になる。



「キャンプ=ナイフで巻き割りの
バトニング=メタル着火で焚火」
というくそバカな誤った固定概念
を誰が扇動したのかは知らないが、
一部の非常事態サバイバル技法が
あたかもキャンプ全般の大前提か
のような誤認が広められている。
私から見ると、それは「危険に
接近する方法」でしかない。
まず、誤認という脳内の妄想から
始まって
いるから。
野外活動での識別力、認識力、

想像力、応用力の低さは死に
直結する。

そして、北欧の本格派ブッシュ
クラフト
マンたちは、ナイフの
バトンで薪
などは割らない。
それはマンガ
だからだ。
ただし、ナイフで薪割りは、非
常事態においては、それが可能
なナイフとそのスキルを身に着け
ておくのは必須といえる。軍の
パイロットとかも。

 


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