スマートフォン版を表示

更新日:2020年3月12日

ここから本文です。

川崎県民センター情報アーカイブ 2003-2

令和2年3月11日後半の放送 労働相談会の日程ほか

労働相談会性の日程・社会人聴講生の募集について

出演者:川崎県民センター 立川まほり

(佐藤)番組の後半となりました。番組の冒頭で労働相談会についてお知らせがあるとのことでした。立川さん、お願いします。
(立川)はい。県では、年度末に多く寄せられる「会社から解雇された」あるいは「契約を更新されなかった」などの相談にお応えするため、先月に引き続き、3月を「非正規労働者 解雇、雇止め等相談強化期間」としています。
なお、明日3月12日に予定していた川崎駅北口自由通路での「街頭労働相談会」は、新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため中止となりましたのでご了承ください。
それでは、今月かながわ労働センター川崎支所が実施する労働相談のご案内をします。まず「弁護士労働相談」ですが、3月24日(火曜日)に行います。前日までに電話でご予約ください。

(佐藤)毎月行われている弁護士無料相談は予定通り実施されるということですので心強いですね。「夜間労働相談」はありますか。
(立川)はい。退職、解雇、賃金、労働時間等の労働条件について、労働センターの職員がご相談に応じます。3月19日(木曜日)の午後7時30分まで行います。こちらも、前日までに電話でご予約ください。
また、土日・祝日を除く月曜から金曜までの平日、午前は8時30分から12時まで、午後は1時から5時15分まで職員がご相談にお応えしています。
各種労働相談ですが、当面は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため原則として電話での相談とさせていただきますので、ご了承ください。
弁護士相談と夜間相談の予約、そして職員による相談は「かながわ労働センター川崎支所」の電話044-833-3141までお願いします。

(佐藤)労働相談にも新型コロナウィルスの影響が出ていますね。相談については、当分の間はできるだけ電話にてご相談ください、ということですね。かながわ労働センター川崎支所が3月に実施する労働相談の日程についてのお知らせでした。次は社会人聴講生の募集についてですね。
(立川)はい。県は地域や社会に開かれた学校づくりを進めるという趣旨で例年「県立高校等における社会人聴講生の募集」を行っていますが、令和2年度の募集が始まりましたのでお知らせします。
川崎市内では、川崎高校、生田東高校、多摩高校、向の岡工業高校の4校が聴講生を受け入れます。

(佐藤)社会人聴講生ですか。私たち大人でも高校の授業を受けられるのですね。どんな授業があるのですか。
(立川)川崎高校は、地理・歴史、公民、理科、書道。
生田東高校は、英語と家庭科です。英語は英会話をメインに行い、家庭科は食物がテーマで、1週間ごとに講義と実習の形で進めていきます。
多摩高校は美術表現となっています。授業ではデッサンを行い、自主課題を製作します。

(佐藤)学校によって勉強できる科目が違ってそれぞれ面白そうですね。申込はどのようにするのでしょうか。
(立川)はい。ご希望の講座があれば、各学校へお申し込みください。川崎高校と多摩高校は今日から受付開始ですが、生田東高校などすでに受付が始まっている学校もありますので、詳しくはインターネット検索画面に「神奈川県社会人聴講生」と入力してご覧いただくか、学校に直接お問い合わせください。

(佐藤)GoogleやYAHOO!などから「神奈川県社会人聴講生」で検索するのですね。ところで、今年度この番組では川崎市内の県立高校の紹介をしましたが、社会人聴講生募集を行う4校のうち、生田東高校と多摩高校の名前は今日初めて出てきました。立川さん、簡単にどんな学校か紹介していただけますか。
(立川)はい。生田東高校は、多摩丘陵の上にある創立43年目を迎える学校です。周囲の雑木林からウグイスの鳴き声が聞こえるなど抜群の自然環境に恵まれながらも、小田急線の生田駅から徒歩10分、南武線の中野島駅(なかのしまえき)からも徒歩で通えるアクセスの良さも魅力の一つとなっています。
学校では、文化部12部と、運動部15部が活躍しています。どの部も生徒の主体性を大切にして活動していますが、今年度は、特に生徒の活動を支え、積極的に部活動指導に取り組んだということで、吹奏楽部と陸上競技部の顧問が、神奈川県教育委員会の「かながわ部活顧問賞」を受賞しました。
学校の校章は、市内多摩区生田に在住した画家飯塚八郎さんのデザインで、「知を鍛え、徳を磨き、体を鍛える」という思いが込められています。「学力の育成、豊かな人間性と望ましい社会性を備え、社会的・職業的に自立すること」を目指し、「一人ひとりが輝ける場所」というのが生田東のキャッチコピーです。
生徒、一人ひとりの自主性を育てるという趣旨から、少人数や習熟度別学習を取り入れたり、協定を結んでいる3つの大学の授業を受講できる制度を用意したり、各自の興味や関心・適正等を見極め、進路を考えられるように、きめ細かい指導をしています。
また、学校行事の中に「地域貢献デー」というのがありまして、春と秋に学校や生田駅周辺の清掃を行い地域に貢献する活動も行っています。そして、9年間継続している地域防災訓練活動参加の功績が認められ、今年度、神奈川県教育委員会から表彰を受けました。

(佐藤)今、生田東高校のホームページを見ていますが、なんと、校歌が、日本を代表する詩人の谷川俊太郎(たにかわしゅんたろう)さんの作詞ということで驚きました。我が家では子供が小さいころ「ことばあそびうた」という絵本が好きで、よく読み聞かせしたことを思い出しました。子供向けの詩集も多く出版されていますよね。次は多摩高校ですね。
(立川)はい。多摩高校は、戦後初の新設県立高校として1956年(昭和31年)に開校しました。市内でも最大級の約4万平方メートルの敷地面積があり、敷地内には樹木が多く、自然環境に恵まれた学校です。
南武線の宿河原駅(しゅくがわらえき)から徒歩8分の立地で2017年(平成29年)に新校舎が完成し、充実した教育環境となりました。
多摩校は質の高い文武両道を実践し、今年度から文部科学省より、スーパーサイエンスハイスクールの指定を受けています。
部活動も盛んで、生徒の延べ加入率はほぼ100%となっています。運動部・文化部ともに全国大会入賞など、大きな成果を上げている部があります。
文化祭や体育祭、校内合唱コンクールのほか、学校から「川崎大師」までの「多摩川サイクリングロード」を22km歩く大師強歩(きょうほ)などの学校行事は全て生徒が主体となって運営しています。多摩高校の文化祭では、高津養護学校児童・生徒の作品を展示することも行っており、校訓は「質実剛健」、「自重自恃(じちょうじじ)」を掲げています。自重自恃というのは自主自立の精神で、自己と社会の発展に努める力、どんな困難な状況の中でも自己を大切にして、自分を見失わず、行動する力を培うということだそうですが、この2つの「質実剛健」、「自重自恃(じちょうじじ)」の校訓を生徒一人ひとりが実践している学校です。

(佐藤)多摩高校の正門を入るとこの校訓が二つ目に入ってくるんですよね。校訓の「自重自恃(じちょうじじ)」、漢字では、自分の“じ”、重んじる、自分の“じ”、「こころの中で期待して信じること、待ち望むこと」と言う意味の“恃(たのむ)”、と書きます。
1月のこの番組に高津養護学校の生徒さんが電話出演をしてくれましたが、今紹介のあった多摩高校とも文化祭を通じて交流があるのですね。
それでは立川さんからリスナーのかたにメッセージをお願いします。
(立川)はい。今年度1年間「川崎県民センター情報」を担当しました。ありがとうございました。次回は4月8日にお耳にかかります。よろしくお願いします。

このページに関するお問い合わせ先

政策局 政策部情報公開広聴課

政策局政策部情報公開広聴課へのお問い合わせフォーム

川崎駐在事務所

電話:044-549-7000

ファクシミリ:044-549-7222

このページの所管所属は政策局 政策部情報公開広聴課です。