積み上げられた茶色の包みは、すべて麻薬。
ここは、メキシコの首都メキシコシティー。
武装した警察官に連行される男たち。
コカインをアメリカなどに密輸しようとしていたとして、4人が逮捕され、大量のコカインが押収された。
いったい、どこに隠していたのかというと、トレーラーの荷台。
一見、何もなさそうだが、警察官が、荷台の床の部分を電動カッターで切ってみると、次々とコカインが。
容疑者たちは、麻薬を細工を施した床下に隠していた。
両手にいっぱいのコカインを運び出す警察官。
その量は、1.5トン。
日本円にして、およそ27億円にも及ぶ。
これは、メキシコシティーで、ここ数年で最も多い押収量に匹敵するという。