金山 准大(小樽双葉)ライト 174・68 右・右 2年
知らない選手でしたが気になりましたので感想など。
開いて、グリップをお腹の高さにセットし、ヘッドを動かしながら胸の高さに上げて行き、投手が腰を落とし始めたところから下半身を始動してホーム方向につま先をついて、リリースポイントの前くらいから軽く足を浮かせてクロースに踏み込むスタイル。
グリップを2度上げして耳よりも上の高さまで上げて、内への移動も見られます。
観戦日はインサイドのサンプルがなかったものの、上記欠点とクローズの踏み込みなので厳しいのでは。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。
アウトローのストレートは膝を使ってセンターに叩いてきます。
外寄りのストレートは引っ張り込んで左中間を突破してきます。
外の低めの縦スラには膝を使ってファーストの正面をついてしまいましたがミートしてきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
シャープに振り切ってくるスイングはまずまずです。
足は遅くないですが、売りにできるのかどうかは不明です。
守備範囲は広かったですが、肩はサンプルが無く不明です。
と言う事で、無名の選手にしては良いものを持っていましたので、今後徐々に欠点を矯正していき、打撃以外にも何か絶対的な売りを作っていければ面白いと思います。
秋に期待したいものです。
伊藤 駿哉(駒大苫小牧)投手 179・91 右・右 3年
事前に気になっていましたが、初めて見れましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、サード方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、強烈にインステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
左腕の使い方は悪くはないものの、引き込みは早い。
捻転差に当初から乏しく、着地も早い。
テイクバック大きくはないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首をかなり振って、グラブを後ろに引くタイプで、体勢を崩してしまうケースも見られました。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX138㌔と言われるストレートと、縦スラと、カットボールと、カーブは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、確かに良いものは持っていましたので、大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ化けれると思います。
4年後に期待したいものです。
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